「ヴィーナスの誕生」~部分模写(デッサン)
以前、サンドロ・ボッティチェリの「春」の模写をしたことがありますが、「ヴィーナスの誕生」これも彼の代表作の一
つで、ルネッサンスの美の真髄、名画中の名画と言えるでものしょう。
ギリシャ神話の「海から生まれたヴィーナス」を、人間の肉体を賛美し、愛と感情を表現したものと言われています。
模写にあたって、画集で少し勉強してみました。
~これによると、ヴィーナスが胸に置く右手と、左手の仕草は「恥じらい」を、憂いを含んだ女性の顔は、作者が若
かりし頃出会った女性の面影」を、また模写でも分かる様に、長すぎる首、腕、顔の左右非対称や、貝殻の上に左
側に傾き危う気に立つ裸身、等々デッサン力に定評のあるボッティチェリらしくないが、これは「曲線美や見た目の
美しさ」を優先させた為と言われているそうである。
またホタテ貝の上に立つヴィーナスのこの絵は、誰でも知っている絵なのだが、このホタテ貝は・・・・・繁殖力を象
徴するとか・・・~
いずれにしても、ギリシャ神話のヴィーナスのお手本等ない、今から5000年以上も昔のこと、ボッティチェリは、身
近な女性モデルを使って、流麗な線を駆使し、裸身のヴィーナスに、理想の女性美を投影したのではないかと思う
のですが。
~今日も良い一日を~
今日は気温33℃、エアコンつけて貰いミカ嬢ご機嫌で一人遊びしてます。