兵庫県生まれ(野生繁殖)の「コウノトリ」。 海越え山超え、遙々約300㎞を飛来して来た「コウノトリ」ご苦労様でした。
(写真はお借りしました)
島根県益田市内に飛来した特別天然記念物の「コウノトリ」を、同市在住の日写連会員の方が、撮影されたものだという。 兵庫県立「コウノトリの郷公園」によると、今年4月13日に同県朝来市の野外で生まれ、6月20日に巣立ちした雄という。 コウノトリは、今月20日に島根県益田市馬谷町にいるのが確認され、21日午前に田んぼや湿地で餌をついばんでいる姿も確認されている。 その後は隣接する波田町などにも現れ、29日現在も付近に留まっている。 県希少野生動植物保護巡視従事者である、吉崎さんは「自然豊かなこの一帯は、コウノトリの餌が多く、長く住みついて欲しい。 臆病なので見かけた時は、150メートル以上、離れて観察して欲しい。」と訴えているそうな。
この個体は、今年の早春に、近くの田園地帯で撮った「コウノトリ」ですが、「足環」による識別から。当県雲南市生まれの若鳥でした。
一度は、この国から絶滅した「コウノトリ」。 みんなの力で大切に見守り育てて行きましょう。