タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

~「木守り柚子」を1個だけ木に残し・・・~

2015-01-29 | その他

今日は、今年(昨年?)最後の柚子(ゆず)の収穫をしました。

何度か雪の下になり、また形の良いものから採って行くので、僅かに残った

子は、不揃いでデコボコと形の悪いものばかりです。

「来年も頼むよ」と、形のいい最後の1個だけを、「木守り柚子」として木に

残して、あとは全て収穫しました。

早速、家内が「柚子釜」と「甘露煮」にして冷蔵庫で保存ましたので、当分の

間は、柚子の香りと、甘酸っぱい味が楽しめそうです。

この1個だけを木に残す風習、秋田リンゴや柿等で、全国各地に残って

るようで、「木守り柿」等とも言われています。

当地でも年配の方の間では、果物を充分にいただき、最後の1個だけを、

感謝の気持ちと、来年の豊作を祈って残す風習は、今も頑なに受け継がれ

ています。

果物に対しても、感謝の気持ちを忘れずにその意を表す風習、この日本民

の心根、素晴らしいと思いませんか。

~今日も、良い一日でありますように~

ペリー・コモの「魅惑の宵」


~日だまりで、仲睦まじく泳ぐカモの番い~

2015-01-28 | その他

     ~お城の内堀、日溜まりで仲睦まじく泳ぐカモのつがい~ 

今日は、以前、あるブログ記事で紹介されていた本を借りるために、いそい

そと図書館に出掛けて見た。

その本と言うのは、カレル・ペチャックのエッセー「園芸家の一年」だ。(紹

介にあった、「園芸家の12ケ月」とは訳者が違うが・・・)

備え付けのパソコンで検索したが、該当する本は無く、司書士の方にお願

いして、「著者」から、それと思しき一冊を、書庫で探しあてて来て頂いた次

第である。

早速、お気に入りの内堀が目の前に見える、読書コーナーに腰掛けて、触

り部分を少しだけ読んでみた。

カレル・ペチャックはチェコの園芸家で、この本は1928年に書かれたもの

だそうで、園芸家は元より、花や自然、書を愛する人々の間では、知る人

ぞ知る著の様である。

ペラペラと捲り読みするだけでも、一人のとても熱心な園芸家が、季節、季

節における自然の移ろいの中で、花(庭)作りを通じて、人の営みや心理ま

でも、ユーモアと皮肉たっぷりに綴ったエッセーで、自然や物事の真理を、

様々な角度から描写した本である。

「なるほど、こんな見方もあるんだ・・・」と、思わず微笑んでしまう様な本で

あった。

早く読み進みたい気持に満たされて、フッと目を上げると、前のお堀では、

「鴨の番い」が仲睦まじく寄りそって泳いでいる、これがオシドリ(鴛鴦)であ

れば、なおさら「相思相愛」を絵に描いた様な図であると、言いたいところだ

が、実際にはそんなに甘いものではない、鴛鴦夫婦?は、鴛(雄鳥)が鴦

)を争い、やがて仲の良さを見せ付けるのだが(子孫繁栄)、その目的を

達した後は、鴛(雄鳥)の群れに帰って行き、翌年には別の鴦(雌鳥)を争う。

これが自然の摂理であって・・・何やら人間に似たところがあったりする。

チャペックであれば、この一コマをどのようにユーモラスに皮肉を交えて、

わせてくれるのだろうか。・・・と一瞬思ったりしている自分がそこにいた。

いずれにしても、この「園芸家の一年(12ケ月)」、園芸好きな人の真理を

見事なまでに突き、思わずふき出してしまう。

~貴方にとって、今日も良い一日でありますように~

「夕日に赤い帆」


~永遠の聖女・大スター『原節子』~

2015-01-25 | その他

         

~永遠の聖女・大スター『原節子』~

小津安二郎監督によって撮られた映画、「晩春」「麦秋」「東京物語」さらに

は、今井正監督による「青い山脈」等、数多くの作品に主演した、往年の大

スター「原節子」、と言っても、今の若い人は「その人だれ」と言うのが、落

ちだろう。

原節子は、今では知る人ぞ知る、戦前戦後を通じて、日本の映画界の黄金

期を支えた、銀幕(映画)の大スターで、永遠の聖女あるいは「原節子

の前に原節子なく、原節子の後に原節子なし」とまで、言われた女優であっ

た。

日本人離れしたその容姿だけでなく、佇まいそのものが、絶大な存在感を

放ち、ブルーリボン主演女優賞をはじめ、多くの賞を受けた演技派女優で

もあった。

彼女は、15歳で銀幕デビューすると共に、瞬く間に大スターの座に上りつ

たが、1963年、彼女を見出した巨匠・小津安二郎監督の死と共に、無

のうちに銀幕(映画界)を去って行っている。

引退後は、公の場には一切姿を見せることはなく、生涯独身を通し、「あり

のままに」、現在もご健在だそうである。

世間やメディアから、これほど完璧に“消えた”女優も珍しい。

その大スターの座を捨て、黙して語らず、潔く姿を消す~そんな「引きの美

学」が、また一層、彼女を伝説の大スターに押し上げているとも言えよう。

そんな原節子の映画の中で、これまでにも数回観た・・・『東京物語』をまた

借りて来た。

モノクロ映画であるが故に、なおさら原節子の清純・清らかさが、網膜に焼

き付いてくる

 この映画は、

尾野道に暮らす年老いた夫婦が、成長し東京で暮らす子供たちに会うため

に上京する。この旅を通して「家族の繫がり」と「その喪失」というテーマを、

観る者の心に、しっとりと訴えかけてくる映画なのだ。  

これは現代社会にも共通した、家族間における、普遍かつテーマでもあり、

私のお勧め映画の一作でもある。

こんなの頭に付けられたんですけど・・・はずかし~い 

でも、お父さんが「似合うよ」って言うから・・・ 

日野てるこの「南国の夜」


~映画:記憶に残るワンシーン~ 「セブン」のブラッド・ピット

2015-01-23 | その他

 ~映画「セブン」の主演スター:ブラッド・ピットの演ずるミルズ刑事~

レンタルビデオ店に出掛けた際、フッとある映画のワンシーンが頭を過り、

思わずレンタルして来て、またまた観てしまった。

この映画は、キリスト教の『七つの大罪』をモチーフに猟奇殺人を繰り返す

犯人と、事件を追う刑事達の姿を描いた、どちらかと言うと私のあまり好き

ではない分野の、サイコ・サスペンス(ホラー)映画だ。

しかしこの映画は、あの名作「第三の男」を凌ぐ評価を得て、大ヒットした映

画なのである

ブラッド・ピットの相棒老刑事役を名優・モーガン・フリーマンが、そしてミル

ズ刑事の身重の妻役を、美女:グゥネス・パルトローが、しっかりと脇を固め

ている。

この種映画にありがちな、連続的に起こる猟奇的殺人事件と、その犯人を

絞り込みつつ、追いこんで行くと云う筋立てである。

殺人事件の現場に残されたメモ、血文字等から、次第にこの事件は、キリ

スト教の『七つの大罪』をモチーフとして、標的を選んでいることを、突き止

めて行く。

5番目の殺人事件の後、警察へ血塗られた服の容疑者・ジョンが自首して

来る。

取り調べの中で、容疑者ジョンは、ミルズとサマセットの2人を指名し、彼ら

に残る2つの死体(6、7番目)の隠し場所を教えると云う。

ジョンは護送の車に乗せ、行く先を示指させながら、2人をある荒野に連れ

て行く。

そこへ宅配便のトラックがやってきて、1つの小さな箱を、土誇りで霞む荒

野の地上に置いて、立ち去って行く。

老刑事のサマセットが先に、箱の中身を調べると、中にはミルズの身重の妻・トレ

イシーの、死体の一部が入っていた。

(鮮烈に記憶に残るワンシーン)

容疑者ジョンは、刑事ミルズに箱の中身は、ジョンを嫉んで殺した妻・トレイ

シーだと明かす。

逆上したミルズは、サマセットの制止を振り切って、箱の中身を確認する。

荒野で車から降り立つところから、箱を開けた瞬間、そして憤怒・悲しみ、

逆上からジョンを射殺する間の、ミルズ(ブラッド・ピット)の演技は、まさに

圧巻、鳥肌の立つほどの鮮烈な演技である。

このワンシーンだけを観ても、ブラッド・ピットがスーパースターとなる所以

だと納得できる。

ちなみに、6番目の大罪「嫉妬」は刑事ジョン自身、そして7番目の「憤怒」

はミルズを差しているのであった。

このワンシーンだけでも、見る価値ありの映画だと私は思う。

キリスト教の『七つの大罪』~暴食:強欲:高慢:肉欲:怠惰:嫉妬:憤怒


♪朝の海は、気持ちがいい~♪

2015-01-22 | 風景

                    ~早朝の美津の港~

今朝は明け方に家を出て、久し振りに朝の海を見に行ってきました。

自宅から、車で約10分ほど半島に向かった所、ここには、海のすぐ脇に、

から枯れることなく湧き出る、「自然水」のある場所、水を汲みを兼ねて

やって来たと言うのが正しいのかもしれません。

それにしても、何時ものことながら、朝の海はとても気持ちがいい~。

対岸の船着きには、夜通し操業ってきたイカ釣り船がまどろみ、海では

場に上がって、「岩苔摘み」に精を出す人、ほかにカナギ漁(サザエ・アワ

ビ獲り)の船が、数隻出ているだけ。

まだ集落全体が、寝ぼけ状態の様である。

港の防波堤に廻って見ると、おばあちゃんがひとり、荷揚げ場に座り込んで

、摘んできた海苔の加工(板海苔)作業に冷たい水に素手を突っ込み、手

際良く仕上げている

聞けば、当年84歳になったと言う、「今朝早く、おじいさんの船で岩場に

って、摘んできた岩海苔だが、もうこの集落でも、2~3人が摘みに行くだけ

になってしまった。」「昔は、自分でこうして加工し、背負い籠を担いで売りに

歩いたもんだ。」「今の若い者は、こんな冷たくて辛い作業を、年寄りに任せ

て、手伝ってもくれん・・・」等と、延々と愚痴が口をついて出てくる。

そう言えば港の人影は、年寄りばかりで若者の姿はひとりもない。

農村も漁村も、過疎高齢化の波は、荒波の様に押し寄せてきている・・・昔

は、経済的に少々苦しくても、国の宝「子」育てに、せっせと精を出したもの

だが、今は出生の絶対数が下がっているのだから、国にもっと本腰を入れ

て、取り組んでもらわなくては、国の将来が見えてこない・・・この小さな漁

村にもかつての、子供達の奇声が響く様な、活気が戻って欲しいものだ。

そうなれば、おばあさんの愚痴も、すこしは少なくなるのではないのだろう

か。

~今日も良い一日でありますように~

フランク・シナトラの「スターダスト」


 宍道湖越しに見た秀峰「大山」

2015-01-20 | 風景

市近郊に島根県(三瓶山)と鳥取県(大山)の、国立公園を同時に望め

場所があります。

それは、宍道湖北岸の「秋鹿の里」、ここのところ4~5日は、暖かく晴れた

が続き空気も澄んでいる関係で、冠雪を頂いた二つの山が、真近に迫っ

来る様な感じに見えています。

今日は、松江の街並越しに、「伯耆富士」とも言われる、「大山」を描いて

ましたが、見れば見るほど「富士山」によく似た山です

「大山」が男性的で険しくそびえるイメージであるのに比べ、「三瓶山」はな

だらかなシルエットを映す、とても女性的な山です。

この二つの、高く大きな山は、古の昔から裾野の人々の、信仰の対象とし

て崇められてきた事でしょう。

サミー・ディビス・ジュニアの「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」


♪白鳥(しらとり)は かなしからずや・・・♪ (若山牧水)

2015-01-19 | 風景

この時季、海を見に出掛けてみると、必ず、に突き出した防波堤や、風

吹き荒ぶ波止めブロックの先等に、海を見詰めるように、カモメの一群

が同じ方向に向いて、仲良く並んで羽を休め、暖をとっている。

一体、どれほどのユリカモメが、越冬のために日本列島へやって来ている

のだろうと思う。

群れの中の一羽が、海に向かって滑空する様に飛び立つと、これを機に、

一角から崩れるように次々と飛び立って行く。

山牧水の代表的なな短歌

『白鳥(しらとり)は かなしからずや 空の青 海のあをにも 染またずただ

よふ』

~白鳥(しらとり)は哀しくないのだろうか。 空の青にも海の青にも染まる 

 ことなく、真っ白な姿でただよっている。~

白鳥(しらとり)の姿に、牧水が若き日の「孤独と悲哀」を重ね合わせた歌

として、今も人々に愛唱されている。

この歌は、カモメが海に漂っているところかなのか、それとも空を軽やかに

滑空しているところをとらえたものなのか。(定まらない不安定な心境を示し

ているのだろうか・・・そんな気もする)

いずれにしても、白鳥の「白」は、海や空の青によく映える。

だが白鳥は、海の深い群青、空の明るい青(スカイブルー)にも染まること

なく、ただただ、揺れてただよっている。

ここでは、純粋で傷つきやすい、青春の「白」を、孤高の象徴としているの

であろうか。(牧水自身の、その時の心境を詠んだものであろうか・・・・)

これは、若山牧水が若干23~4歳の頃、詠んだ歌である。

たしかに、誰にも若い日には、こんな「孤独と悲哀」を感じた時があった様

に思う。

~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~

五輪真弓の「恋人よ」 何回聴いても、いい声、いい歌ですね~


『八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を』

2015-01-17 | 風景

 今日は、冬日としては比較的暖かい一日だった。

とは言え季節は冬、時折、空は黒々とした雲に覆われて、辺り一面が薄暗

くなったり、かと思うと青空が覗いてパーッと明るくなったりのお天気。

昼下がりのちょうど今、宍道湖岸を散歩していると、雲間からこぼれ落ちた

陽の光が、まるで湖上にスポットライトを当てた様に、こんな幻想的な情景

醸し、しばし見惚れてしまった。

『八雲立つ 出雲八重垣 妻ごみに 八重垣作る その八重垣を』 

と、スサノオノミコトが妻を想い詠んだとされる、日本最古のこの短歌にも見

られる様に、『八雲立つ 』は、出雲の枕言葉であり、確かに、この地は湧き

立つ雲を肌で感じるのである。

出雲をはじめとして、この山陰地方は八重垣さながらに、幾重にも幾重に

も、湧き立つ雲が空を覆う日が多い。

その厚い雲が、僅かに途切れた雲間から差す、幾すじもの光は「神が降り

つ」のに相応しい、神々しさではある。

眺めているうちに、雲は風に流され、そんな光景もほんの一瞬でかき消さ

れてしまった。

~貴方にとって、今日も良い一日でありますように~

 

芹洋子の「四季の歌」


♪寒さの中でも凛として咲く、藪椿や山茶花の花♪

2015-01-16 | その他

谷川に枝垂れ、下を流れる清流に姿を映して咲く、ヤブツバキの紅い

花、公園の植え込みに冬枯れの木々とは対照的に、華やかに咲くサザンカ

の花、どちも冬に入り、身を切る様な寒さの中で、凛として咲き誇り、野や山

を照らす

別々の場所で・・・それぞれに・・・身を切る様な冬を彩るツバキ花、ひとつ

に合わせて描いて見ました。

それは、気持ちだけでも春気分

 

トム・ジョーンズで「最後の恋」


『幾山河(いくやまかは)超えさり行かば・・・』 若山牧水

2015-01-15 | 風景

       (後方の山は、毛利VS尼子の古戦場となった白髪城のあった真山)

今日は、眼を悪くしてから暫く遠ざかっていた、図書館に出掛け本を借り、

の帰、冬枯れのススキ野を散策して来ました。

『幾山河(いくやまかは)超えさり行かば 寂しさの終(はて)なむ国ぞ 今日 

けふ)も旅ゆく』 

若山牧水の代表的な有名な短歌で、牧水・23歳の旅において詠んだ歌と

言われる。

「旅の歌人・酒の歌人」とも言われ、また寂寥、哀愁の歌人とも呼ばれる。

私が今日、散策したススキ野、こんな荒涼とした風景の中で、詠まれた歌で

はないのだろうか。

~幾つの山を越え、どれだけの河を渡れば、この寂しさの果てる国にたど

りつくのだろうか、私は今日も明日も旅を続ける。~

牧水は、この歌について「人間の心には、真実に自分が生きていると感じ

いる人間の心には、取り去ることのできない寂寥(せきりょう)が棲んでいる

のである。

行けども行けども尽きない道の様に、生きている限りは続き続いている、そ

の寂寥にうち向かっての、心を詠んだものである」と記している。

牧水が自然の中を歩き続ける中で、大宇宙の中における、人間の孤独を

じ取ったのではないでしょうか。

今日も明日も、旅を続けることでこそ、「寂寥、孤独感」から解き放たれるの

ではないだろうか、と思って詠んだ歌であったのでは・・・芭蕉や一茶、山頭

火なども、放浪の旅の中でこの寂寥感、大自然の中での人間存在の孤独

感を、心の中でじっと受け止めたことだろうと思われる。

 ただ、旅を続けることで、寂寥感、孤独感から解き放たれた、その先には

「遥かなる未知の世界」が広がっているのであろうと、考えながらひたすら

歩き続けたたのではないでしょうか。

この歌は、白鳥(カモメ)の姿に「孤独と悲哀」を重ねた、

『白鳥(しらとりは)はかなしからずや 空の青海のあおにも 染またずただよ

う』

の歌にも繋がって行くのです。

人間は一人では生き行くことは出来ない。

しかし、裸の人間は誰の心にも『孤独と寂寥』を抱え込んでいるものです。

そこのところを、牧水独特の哀調ある歌に詠み上げており、好きな歌です。

                          (コレクション日本歌人選:参照)

~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~

「知りたくないの」エディ・アーノルド

 


♪大河ドラマ「花燃ゆ」が面白い♪

2015-01-12 | その他

某局の大河ドラマ「花燃ゆ」が面白くなって行きそうである。

私は、このドラマの原作者はてっきり司馬遼太郎(幕末物の第一人者)と思

いたが、そうではなく二人の女性脚本家の、書き下ろしによるものだった。 

最近の大河ドラマは、こうした形式で作られることが、多くなってきている

である。(フリーハンドで書ける、面白さとも言うのか・・・)

物語は、日本人なら誰でも知っている、山口県・萩市にある、あの松下村塾

、後の幕末志士・高杉新作、久坂玄瑞、桂小五郎育等を育てた「吉田松

陰」、その妹・杉文の目から見た(女性の視点から)、志士達の波乱に満ち生

涯を描く、一方で、「文」自身も、時代の波に翻弄されながら、家族や松下

村塾を守るために、必死に戦い抜いていく・・・そんなドラマの様だ。

幼少の頃(初回放映)、「文」は家族以外の誰とも話の出来ない様な、とても

気な少女であった・・・成人後の「文」を井上真央が演じているのだが、こ

の内気な性格の描写が、まるでそのまま(幼少の文を)受け継いだ演技で、

これは、女優としてキラリと光る演技と言って良いだろう。(大器の片鱗を垣

間見た様)、ドラマはまだ導入部分と言うところであるが、キャストも演技派

を揃えており、益々、ドラマは盛り上がって行きそうで、大きな期待感があ

る。

次週の放映がとても待ち遠しい限りである。

~今日も良い一日でありますように~

スティーヴィーワンダーの「マイ・シェリー・アモール」


♪松江城、雪の堀川を行く♪

2015-01-11 | 風景

雪が降ったり、陽が差したり、雨がふったり、木枯らしが吹いたり、ここのところ天候は

猫の目のごとく、めまぐるしく変わる日が続いています。

こんな天候の中でも、「雪にも負けず、雨にも負けず」観光の人達は、松江城の天主

に登り、堀川を巡る「堀川遊覧船」で、炬燵にあたりながら、視線を低くして内堀をぐる

りと巡り、時折、屋根や木の上から「ザザーッ」と、残り雪が落ちて来ると、奇声を上げ

て観光を楽しんでいます。

城下町松江は、普段でも静かな街ですが、雪が降ると一層静かに寝静まった様な

風情を見せ、物音を立てるのを、はばかる様な気さえして来ます

小泉八雲(ラフカディオ・ハーン)は、この静けさと街の佇まいを、愛したのでしょうか。

~今日も良い一日でありますように~

「雪が降る」アダモどうぞ


~冬牡丹~

2015-01-09 | 植物

大根島(日本一の牡丹の産地)出身の、遠縁の方から暮れに「いつも孫を

可愛がってもらって・・・」と、の花の鉢植えを頂いた。

まだボタンの季節には早いが・・・これは「冬牡丹」と言う種類で、既に大きく

膨らんだ蕾が2個と、少し固い蕾が数個着いている。

正月の床の間にぴったりの豪華で目出度い花だ。

「夜は、お風呂場の蓋の上に置けば、暖かくて早く花が開くから・・・」と言う

であったが、残念ながら元旦にはちょっと間に合わなかった。

二日ほど前から、少し遅れて花が開き始めた。

新年早々、家で花の王様「牡丹の花」が愛でられるとは、今年は『春から縁

起が良いわい』何やら良いことがありそうな年の初めである。

~貴方にとって、今日も良い一日でありますように~

プラターズの「煙が目にしみる」


「お父さん,ご心配をお掛けしましたが、元気になりました。」

2015-01-07 | その他

我が家のミカ嬢(本名:末花)は、先日から嘔吐、発熱、下痢を繰り返し、病

院に連て行って診て貰いましたが、原因がよく分からない。

以後2日間、食欲を全く示さず、ただただ寝て苦痛に耐えておりました。(言

葉が話せない・・・もどかしさ)

三日振りに今朝、少し食事を与えて見ると、時間を掛けながらも食べてくれ

ました。(食欲は回復の兆し?)

そう言えば、心なし元気が出てきた様子、これなら回復に向かうのではと、

ホッと胸を撫で下ろした次第です。

私の膝に片手を着き、見上げる様に「お父さんご心配をお掛けしました。」

とばかりの、このポーズが可愛くて描き止めて置きました。

私が困難な状況にあった時、逆にパワーをくれていたのは、このミカ嬢です

から、家族の様なものであり、生活のパートナーなのです。

今日も皆様にとって良い一日でありますように

~生まれ変わって、もう一度パパとママと暮らしていることがとても幸せだっ   

て、いつ伝えられるかな。~

(童話絵本のご紹介)

この童話は、早世した我が子と、先に天国に行ったワンちゃんへの、永久の愛を綴った絵本です。(よかったら手に取ってご覧下さい。)ご注文はクロネコヤマトのブックサービス(0120-29-9625)へ電話注文またはネット書店にお申し込み下さい。

「故郷」を由紀さおりでどうぞ