タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

しだれ梅、花がこぼれる、春がゆく。

2012-03-31 | 植物

神社境内の「しだれ紅梅」、毎年この時季になると、枝から

ぼれる程の花が咲き、とても綺麗です。

昔は、「しだれ桜」は神社仏閣などに見に行ったものですが

あの頃、「しだれ梅」はあまり見たことが無かったのではな

でしょうか?

不思議と「〇〇に見に行った」と云う記憶がありません。

姿かたちは、一見、しだれ桜と同じようですが、散り際は悪

くゆっくりと散り、辺り一面に芳香を放ち、花の顔立ちはくっ

きりと飛び切りの美人、しかし身体は黒っぽくごついなど、似

て異なるもの。 (それが「梅と桜」)

しかし、どちらも春を代表する花の座は譲らないから、桜が

咲き揃うまで梅を愛でるか?

と云うより、後から早足で追い上げて来そうな気配!

人も花も、「花の咲く春」は、瞬く間に通り過ぎて行ってしまう

から心して生き抜かなくては、と還暦をとっくに過ぎて、初め

て目覚める私でもあります。

若者よ、明日に向かって今を大切に羽ばたけ!

       ~今日も良い一日を~


竹林、タケノコ踏んで、さがす人。

2012-03-30 | 植物

まだ竹林の土がほんの少し盛り上っているだけで、素人には

「タケノコ」が、この下に芽生えているとはとても思えない。

冬の間、地中でしっかり養分を蓄えたタケノコは、春を感じ

一たび地上に頭を出すると、一気に躍り出して来る。

地上に出ると一月ほどで、姿形は立派な大人になってしまう。

他の植物に比べて成長の速度がとても早く、10日程でタケノ

コとしての時期を、終える様です。

『旬の筍』~「旬」と「筍」の違いは、竹の冠が有るや無し

やだけ、「タケノコ」としての10日間、即ち「1旬・ジュン

が食べ頃、これが「旬」の語源となったとか。

当県では、島田のタケノコ(安来市)が特に有名で、毎年こ

の時期になると、知人がまだ地中で眠っている「タケノコ」

を起こして、連れて来てくれます。

それこそ「旬の筍」で、刺身などと洒落た料理もある様です

が、刺身は土から掘り上げてからの1時間が勝負、ワカメと

一緒に煮付けにしたり、木の芽和え等でいただいています。

「タケノコ」の新根が、ほんのり紅を差した様な色なのはち

ょっと意外ですネ。

              ~今日も良い一日を~

 


根の国に、生まれたること、誇りにぞ。

2012-03-29 | 静物

                ~スサノオノミコト・ヤマタノオロチ退治~

                 ~オオクニヌシノミコト・因幡の白うさぎ~

造温泉街を散策していると、所々で出雲神話に因んだオブジェに出会います。

何れもたいへん可愛い感じのオブジェ(「せんとくん」の藪内氏作、神話の世

界にスーッと入り込んで行けるイメージだったので描いて見ました。

他県の方は、このオブジェ見てもピンと来ない人が多いんでしょうかね~(一度

聞いて見たかった!)

日本最古の歴史書「古事記」編纂から1300年、島根では今年7月から「神話博し

ね」と銘打ち、出雲大社周辺を主会場に一大イベントが開かれます。

灯台下暗しで、私は出雲の国に生まれ育った者なのに、未だかつて「出雲風土

記」や「古事記」を読んだことがなく、子供の頃、先生や親から切れ切れに、

昔語りにしか聞いた(記憶違いかも?)知識しか無くて、ほんとうにお恥ずかし

限りです。(でも私同様、足元の暗い人が結構いるかも?

そこで、〇〇歳にして「古事記」上巻(カミツマキ)、国の始まり部分「国造り・

国譲り・天孫臨・神武天皇」までを、少し構えて読み進めて見ております。

「イザナギノミコト黄泉の国訪問・スサノオノミコトのヤマタノオロチ退治・オ

ニヌシノミコトの物語・ヤツカミズオミツノノミコトの国引き」等、この

の重要な舞台がこの地「出雲の国」であり、国の始まりに活躍した神々の壮大

スケールと、夢に彩られた世界に魅了されつつあります。

神話の世界は、その成立も含めて様々な解釈が成されてきていますが、新たに自

分流の自由な発想、解釈もできて、そこがまた夢の膨らむ「神話」の楽しいとこ

ろでもある様な気がします。

イベントが始まる7月までには、読み終えなくては?

          ~今日も良い一日を~

 

 


3月28日(水)のつぶやき

2012-03-29 | 植物
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ゆったりと、心もからだも、癒される。(お湯かけ地蔵) blog.goo.ne.jp/iksmay-327-okk…

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ゆったりと、心もからだも、癒される。(お湯かけ地蔵)

2012-03-28 | 植物

宍道湖岸に湧き出る「松江しんじこ温泉」、この温泉を祀るお湯かけ地蔵。

日本は温泉地の数が世界ダントツの1位だとか、しかし島根は、数的には

少ない方で20箇所余り、でもそのほとんどが所謂「千年温泉」で、それぞれ

に歴史のある温泉地です。

そんな中で、この「松江しんじこ温泉」はまだ開湯から40年ほどですが、観光

の宿泊施設街で、宍湖や嫁が島などが眺められる、眺望の素晴らしい温泉

地です。

お地蔵さんの裏側には、約77℃の高熱泉が湧き出ており、毎日、午後にはタ

クを積んだ車で、お持ち帰り用のお湯を汲みに来る人で行列が出来るほど

です。

お湯を持ち帰った人達は、家のお風呂でもやはり、「ゴクラク、ゴクラク」と言い

ながら気持ち良く入浴するんでしょうネ。

お地蔵さんの横の立札には、

「地の蔵より湧き出ずる、大地の恵みに感謝し、お地蔵様にお湯を掛けてご家

族の繁栄と健康を祈念しましょう。」と記されていおります。

毎年8月24日には温泉街挙げて、夜市や歌に踊りに花火ありの、盛大なイベ

ント「お湯かけ地蔵祭り」が行われます。

 

 


庭のサンシュユの木、鳴る鈴掛けて~( ひえつき節)

2012-03-27 | 植物

またまた黄色い花です。 

そう「サンシュユの花」の満開です。 (3/23・菜の花と共にスケッチ)

別名をハルコガネバナ(春黄金花)と言い、民家の庭先等に植え

られていて、満開時には、木全体がこがね色に燃え上がり、

やかな気持になる花です。

この黄色の花が、秋にはグミの様な真っ赤な実を、鈴生りに着け、

れも見事です。

サンシュユの木といえば、

稗搗節 (宮崎県民謡)

「♪庭の山椒(サンシュユ)~の~お~♪~木

鳴~る~す~♪~ず~♪~か~け~て~

鈴の鳴るときゃ~  出ておじゃれ、~」 (調子外れで、どうもすいません)

みなさん一度は口ずさまれた、あの「サンシュユ」です。

この歌には、源平合戦の一つ、壇ノ浦の戦いに敗れた平家のの落

人(姫)と追討の武将との悲恋の物語が歌い込まれている様です。

        

           ~今日も良い一日を~

 

 

 


3月26日(月)のつぶやき

2012-03-27 | 植物
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「春眠曉覺」・春眠曉を覚えず (孟浩然) blog.goo.ne.jp/iksmay-327-okk…

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「春眠曉覺」・春眠曉を覚えず (孟浩然)

2012-03-26 | 風景

民家の庭先に、杏と紅梅の花が仲良く並んで、今満開です。

紅白のコントラストが絶妙で、絵心を刺激され筆も進みました。

枝支えの竹の支柱や、花の時期を想い描いた紅白の配置とい

い、作っておられる方の、花に対する情熱と美的感覚が強く感

じられます。

満開の梅や桜から、大好きな中国・唐代の自然詩人・孟浩然

漢詩が思い浮びます。

春曉』  孟浩然

春眠曉覺   春眠曉を覚えず

處處聞啼鳥  処処啼鳥を聞く

夜來風雨聲  夜來風雨の聲

花落知多少  花落つることを知らず多少ぞ

~中国へ言って見たい!~

             ~今日も良い一日を~


菜の花や、月は東に、日は西に。 (与謝蕪村)

2012-03-25 | 風景

だんだん暖かくなって、菜の花が咲いているのを、見掛ける様になってきました。

菜の花も様々で、最近は「カンザキナ」などと云うのがあって、晩秋頃から咲きは

じめる様です。

菜の花をスケッチした日に、サンシュユ(♪庭の~サンシュユの~~木~)の花もスケ

てきました。

何故かこの時期、黄色い花がやけに目に付く様な気がしますが、黄色は、洋服で

も花でも、暖か味があって気持が和みます。

「幸せの黄色いハンカチ」の言葉がある様に、色にも「色言葉」というのがあって、

黄色は、「喜び・明るさ・愉快」を表すカラーだとか。

〇〇言葉と云うのは、何を根拠に誰が名付けるのか分かりませんが、菜の花の

花言葉は、調べて見ると黄色の色言葉と、ほぼ同意でした。

やはり、第一印象って云う奴でしょうかね~

日本人は、古くから言葉遊びの好きな民族の様で、「立てば芍薬座れば牡丹」なん

て、、ちょっと古いか?

でも、おもしろいですネ

              ~今日も良い一日を~

 


北帰行、少し遅らせ、あそぶ鳥。

2012-03-24 | 風景

「水の都」松江市は、周囲が45km(約マラソン距離)ほどもある、日本で7番目の広さを持つ(宍

道湖)を抱える街です。

この湖には、神話「八岐大蛇退治伝説」で有名な斐伊川や、神戸川など20数本の川が流れ

込み、その豊満な湖水を城下を巡る堀川に供給して、堀川遊覧船が行き交い、また湖水は

富な魚介類を育み、人々の生活を潤しています。

その宍道湖も今は、渡り鳥も北帰行を始め、随分数が少なくなってきましたが、水面を漂う風

情は冬から早春にかけての松江の風物詩の一つになっております。

「水の都」松江には橋が多く、市を南北に二分する大橋川には、5橋(第5大橋は工事中)が、

また旧市内だけで、大小約600橋が架かっていると言われています。

「柳芽を吹く松江大橋」「茜色に染まる嫁が島」「朝靄を突くシジミ漁の船」など、多くの人々から

愛される穏やかで落ち着いた静けさのある松江は、水と雲と空そして人々の織り成す、この地

方独特の風情を醸しているのだと思います。 (私は他所で生まれ育った人間だから良く分かります)

志賀直哉、芥川龍之介など、古くから多くの文人墨客が愛した松江は、ほんとうに素晴らしい

街です。

一度おいでませ。 (いらっしゃいませ)

               ~今日も良い一日を~