タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

   ♡縁結びの大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)♡

2014-05-30 | その他

                                    2013・7参拝の折にスケッチしていたもの)           

         大国主大神(おおくにぬしのおおかみ)の像

出雲の大社(おおやしろ)の境内の杜の一角に、大国主大神の像が両手を捧げて神々

人々)を招く?銅像が鎮座されてあります。

先頃、高円宮妃久子様の次女・典子様と、出雲大社の神職・千家国麿さんとの、ご婚約

の明るいニュースが発表になり、今、地元を始め全国から祝福の声が上がっていま

す。

『古事記』や『日本書紀』には、大国主大神が国造り後、その国土を、皇室のご祖先神で

ある天照大御神に〝国譲り〟された際にそのご功績を称えて、壮大なご神殿(本殿)が

創建され、大国主大神がお鎮まりになられたと記されているとの伝承からも、皇族と出雲

大社の関わりの原点帰りとも言われる慶事」で、まさに大国主大神(おおくにぬしのおおかみ

の取り持ちによるご良縁と言えましょう。

陰暦の十月(別名「神無月:かんなづき」)出雲では「神在月:かみありづき」と言う)、全

国の八百万の神々が、「出雲大社」にお集まりになり、一年間の男女の縁結びだけでなく、

世の中の家族、仕事、お金、健康など、人生のありとあらゆる結び事についての神議りが

われます。

こんなことから、大国主大神は“縁結びの神“と言われ、この目に見えない不思議な力に

よるご縁(良縁)を求めて、今日も全国から多くの若者達が集って来ています。

           ~今日も良い一日であります様に~ 

          PM11:00お父さんの布団に入り熟睡中のミカ

           お父さんの寝返りで、目が覚めたしまったミカ


  ♪ムラサキカタバミと出雲ナンキン♪

2014-05-29 | その他

タカちゃんの “絵“日記は、しばらくの間お休みさせて頂き“フォト“日記を付けたい

と思います。

昨年の今頃、『プランターに寄せ植えして見たら綺麗かもしれないな~』と言ってい

ムラサキカタバミの花(開花の10時間後には、きっちりと花弁を閉じる花

元々は、鑑賞用の外来植物なのですが、今ではすっかり野に根付き、雑草化して

国どこでも見られる様になっっていますが、良く見るととても可憐で美しい花です。

昨年の花後、古いプランターに寄せ植えにしておいたものが、今、一斉に咲いてい

ます。 

少し洒落た小鉢にでも形良く配置して、玄関の飾棚にでも置いたら、とても雑草とは

思えないでしょう。

こうしてみると、“花にも衣装“ですね

飼育中の出雲ナンキンですが、いい季節になって水温も上がり、餌が待ち切れない

ほどに食欲もあって、順調に育っています。

前にもUPしましたが、一匹だけはこの通り、2年目の夏を迎えようとしていると言う

に、いまだ一向に、色変わりする気配を見せません。

この金魚を見ていると、「根性ある奴だな~」と思ったりする訳ですが、気になって

し調べて見ますと、稀に2年目に色変わりする金魚もいる様です。

それにしても・・・・・・お・そ・い・・・・・・


「立てば芍薬 居(とと)すりゃ牡丹 歩く姿は百合の花」

2014-05-28 | 植物

庭の日本芍薬の一重の花 が待ちに待って、今日やっと咲き始めました。

当たりの悪い生垣の陰に植えていたせいか、数年前に一輪咲いたきりで、

しばらく花を見る事のかなわなかった薄紅色の芍薬ですが、昨年秋に、少し

のあたる位置に移動して植え替えたためか、 お天道様の恵みを受けて

今年は咲きました。

わずか30センチほど移動しただけなのに…やはりお天道様(太陽)の力は

偉大でした。

流行りの八重咲きの洋芍薬もいいですが、ひっそりと清楚に咲く、一重の花

が“侘び“を好む日本人にとても合っていて、私も好きです。

一重咲きと言えば、日本芍薬の原種と言うべきなのか?、『山芍薬』の白と

紅色の花は、いずれもより簡素な感じの一重花で、これぞ“立てば芍薬、座れ

ば牡丹“の、容どおり、奥山に木漏れ日を受けて咲く様は、楚々として“大和

美人“を彷彿させる、惚れ惚れするほどに美しい花(写真)です。

総じて(失礼!)現代女性はいずれも美人揃いですが、この“立てば芍薬“に形

容される女性とは、ちょっと違うのでは・・・と、 ふる~い私にしてれば、一番

相応しいと思うのは、あの伝説の美女『原節子』が思い浮かびます。(映画:東

・秋日和小早川家の秋等における立ち居振る舞い~是非ご覧下さい)

牡丹を『花王』、芍薬を『花相』と呼ぶ如くどちらも美しい花ですが、芍薬の花

には、そこはかとなく爽やかで優雅な香りが漂い、美女と形容されるのも、さ

も有りなん・・・なのです。

      ~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~


                                                薄紅色の山芍薬

                       白い山芍薬の花

                 立てば芍薬・・・・伝説の美女:原節子

チャーリーパーカーのサマータイム


♪ハピバスデー トゥーユー♪

2014-05-25 | その他

今日は妻の〇〇回目の誕生日、娘夫婦が遠くから“お祝いをしましょう“と立

ケーキを持ってやって来た。

妻は、娘が帰って来ると、今朝からいそいそと立ち働き、落ち着かないだ。

一昨日には、中学生になったばかりの、近くに住む孫二人が「泊りに行ってもい

い?」と、打ち合わせてやって来て、夜遅くまで二人でゲームに熱中し、朝寝坊し

て今帰って行ったばかりだ。

孫達も、こうして年に何回か、二人でやって来て泊っていく。

人生は山あり谷あり、随分色々な事があったものだが、思えばここまでよく頑張

ってきたものだとつくづくと思う・・・時にこうして孫、子に囲まれて・・・幸せ“なひ

と時を・・・“幸せ“なんてこんな“ささやかなものなのだろう、妻が吹き消すローソ

の光向こうに、ぼんやりと見えてくる様な気がする

「誕生日は、この歳になるともう結構、々々・・・」などと良く口にはするが、本当

人生の大切な一里塚、幾つになっても嬉しいものである。

        貴方にとって、今日も良い一日であります様に

       お母さんの誕生日を、一緒にお祝いしました


~悪霊を寄せ付けないシーサー像~

2014-05-22 | その他

沖縄本島の旅、行く先々で民家の屋根や家の門扉の脇に鎮座する、「シーサー像」

をよく見掛けた。

これは、家のお守りにと買ってきた、ミニシーサー(獅子)の沖縄土産物だ。

いかにも沖縄らしく、色も鮮やかな上に形も多種多様、中には子供向けにニッコリ

笑った愛嬌のあシーサーや、合格祈願を模したシーサーなども売られていた。

この「シーサー」、本土の神社・仏閣の両脇に参拝客と正対する形で鎮座する、守り

の「狛犬」と良く似ている、いずれもその源流は、古代オリエントのライオン(獅子)と

伝えられている様だ。

ただ沖縄と本土では土地柄や伝わり方に、当然ながら相違がっあて、ここでは古くは

神社や城門、御嶽(うたき)、村落の入口等に・・・そして庶民に瓦葺屋根が許される

様になった明治以降は、段々と民家の屋根や門扉脇等に上がり、あらゆる災いを、

に入れないという「魔除け」の役割を果たしているという。

このシーサーにも、仏教の影響を受けたであろう“阿・吽“の表情をした、一対の像が

あることを私は今回初めて知った。

因みに買って来たのは、緑色のシーサー(健康運)・茶色(安定運)の一対である。

        ~貴方にとって、今日も良い一日であります様に~

     ~屋根に上がっているシーサーは、単体の場合が多い~

 

 


~水牛を使ってサトウキビ絞り~    (琉球村より)

2014-05-20 | その他

昔懐かしい沖縄地方の“サトウキビ絞り“、今は琉球村でその再現実演に、その姿を

留めてたので、ちょっと描いて見ました。

“ざわわ・ざわわ“と風になびくサトウキビ畑、昔は家族総出でサトウキビを刈り取って

水牛に引かせて臼を回し、絞った糖汁を煮詰め、石灰(中和)を加えて固めて、黒砂

を造っていた様です。石灰を入れて不純物を除き、ミネラル・ビタミン分豊富な黒砂糖を造る

この水牛は、その昔台湾等から連れて来られたものの様でが、本土同様に昔は、農耕

等様々な分野において働手だった様ですが、今はもう飼う人もいないのでしょう・・・単に

牛ではなく、「水牛」と言うところが、この地はかつて日本が鎖国時代にあって固く門戸を

閉ざしていた時代、いち早く広く世界の国々と、交易(交流)をしていた王国であったこと

を、伺わせるものです。

           ~今日も良い一日であります様に~

        何もかもが、ここは沖縄

 


♪野にも山にも、野朝顔(ノアサガオ)の花が咲き乱れ♪  ~アミフィバナ(雨降り花)~

2014-05-19 | 風景

沖縄の海辺の道を行くと、どこへ行っても道端の藪には野朝顔(ノアサガオ)の花が、

他の草木に覆い被さる様にして、たくさんの花を咲かせている。

沖縄の方言では、「アミフィバナ・ヤマカンダ」、奄美では「アムィフリバナ」等と呼ぶそ

うな。

海辺の山野に自生していて、難解な沖縄の方言からも、何やらそのニュアンスから

かけで、「雨に関係するのでは?」と思いつつも、同行のの運転手さんに尋ねてみると、

我が意を得たりとばかりに、・・・・・この花は(雨降り花)の意味で、この花を摘むと雨

降るという、古くからの言い伝えがあり、野良仕事をする農家の人は、雨が欲しい時

には花を摘み、また欲しくない時には摘まないのだとか・・・また、青、紫色の花は年

咲いていて・・・・・朝の咲き始めは青色で、徐々に紫色、ピンクへと色変わりして、夕方

に萎むとか・・・・・しばし朝顔談義に花が咲いた。

それにしても、沖縄の花々は、どことなく南国系(琉球時代の交易の影響?)の色鮮やかで

陽気な感じの花が多い様に感じる。

沖縄では、毎年二月に『桜祭り』があると言うのだから、一年を通して陽の光が燦々と

ふり注ぐ、常夏の島に違いない。(我々は事前の学習不足で、沖縄の梅雨がどの様なものか知ら

ず、時には、スコールの様な雨に何度か遭遇したのだが^^^)

ここ「沖縄」の地にも、木々や草花などの大自然が、人々の生活の隅々に溶け込み

いを与えている。

 

        ~沖縄地方の樹木に覆い被さり咲く野朝顔(ノアサガオ)の花~

          <朝顔なのだが、ヒルガオ科に属し、午後も咲いている>


~沖縄首里・金城町の石畳・石垣道を行く~

2014-05-18 | 風景

琉球王朝の王都の城下町だった、金城町の石畳道をそぞろ歩く。

琉球石灰岩を敷き詰めた石畳や石垣の古道は、今は約300米だけが残って

おり、王朝時代には、首里城から延長10キロにわたり、「真珠道:まだまみち」と呼ばれてい

たそうだが、先の大戦でその大半うを失っている。)、また狭い坂道を下りていくの途中、

赤瓦の屋根に漆喰を塗り込めた、沖縄独特の赤白模様の古民家と共に“沖縄

の歴史遺産“として大切に保存されている。(この道は、NHKドラマ「ちゅらさん」のの

自宅として、道沿いの民家が使われたことから、多くの人が訪れる様になったとのこと・・・

元々この道は、首里城の石畳や城壁・石垣と同じ、白い道であったであろうが、

い歳月を経て、今ではところどころが黒く変色し、普通の石垣様の色になっ

きていいる。

それでも日本古来のお城の石垣とは、随分違い白くとても柔らかな感じを受け

積みである。

ここも坂道の脇から、ハイビスカスやブーゲンビリアの花がしだれ咲き、また南

国特有のパパイヤ等が実を着けている。 

今回の沖縄の旅で思ったのは、“首里を知らずして沖縄を語るなかれ“・・・やは

り沖縄の今昔が集約された、この地を訪ねられる事をお勧めしたい。

                     金城町の石畳・石垣道

      道の脇には、パパイアの実が生り、野朝顔の花が咲いていた

~神が降りて願いを聞いてくれると言われる拝所、『大アカギ』が神木~

推定樹齢300年の巨木(国の天然記念物)で、この辺りは戦火から逃れた

地で、昔のままの森の面影を今に残している。


      ~初めての沖縄への旅~

2014-05-17 | 風景

               ~紺碧の海を背に、デイゴの花咲く浜辺~

日本列島北から南までほぼ旅をしたものの、まだ見ぬ地沖縄(琉球王国)に念願の

して来ました。

沖縄に向かう機上では、イヤホンからが流れる、夏川りみの沖縄民謡「島々清しゃ」が、

一段と旅情を掻き立てます。

那覇空港に着くと、早速出迎えてくれたのが、空港ロビーの色とりどりの蘭やブーゲン

リア等の色鮮やかな花々。

沖縄地方は既に梅雨に入っており、天候を心配していたものの、旅行期間中、特に支

もなく、ラッキーな観光となりました。

初日の観光メインは、琉球王国時代の王宮「首里城」、その琉球の島々を治めた

華麗な王朝文化を育んできた、深紅の宮殿は想像していた以上に圧巻でした。

今回UPした歌「島々清しゃ」の琉球語(全く意味が分からない方言)と、宮殿やそこに残る

麗な品々を垣間見ただけでも、今から130数年前まで、独立した『琉球国』であり、

中国や東アジアの国々と、広く交易していた往時が偲ばれ、見応えのあるものでした。 

また一度、街に出れば彼方此方に、ハイビスカス、デイゴ、ブーゲンビリア等の、南国

緒たっぷりの花々(樹木)が咲き乱れ、そして人々はとても親切で、“お・も・て・な・し“

精神に溢れ、話の弾んだタクシーの運転手さんからは、別れ際に島バナナ(重た~い・・・

プレゼントされましたが、これは多分、沖縄の県民性なのでしょうね。

初日は3時間ばかりの短い観光でしたが、心から「来て良かった!」と思える旅となりま

た。

                 朱塗りの首里城宮殿

            ~空港ロビーで出迎えてくれた花々~


時代劇感動ドラマ『銀二貫』  (名子役:芦田愛菜)

2014-05-09 | その他

毎週木曜日放送の高田郁原作の人情時代劇は、見ごたえのある感動ドラマだ。

~あらすじを少し~

ドラマの舞台は商人の町・大坂天満、主人公の松吉は仇討ちで父を亡くし、自分も討たれそうなところを、

偶然居合わせた寒天問屋:井川屋の主人・和助に、銀二貫で救われた元武士の息子である。

生きていくために井川屋の丁稚となった松吉だが、武士を捨て、商人の道を歩むことに心が揺れていた・・

・・大火で焼けた天満宮再建の為に、かき集めた大切な“銀二貫“で、松吉を救った主人の和助や、信心

深いが故に松吉に辛くあたる番頭の善次郎から、商人としての厳しい修行と躾を受ける。

そして、小さな寒天問屋の暖簾をめぐる数々の事件を乗り越え、松吉は商人の道をゆっくりと歩みながら

長していく。

得意先の料理屋の娘・真帆との淡い恋も絡めながら、関西情緒たっぷりの中で、涙あり笑いあり恋愛あり

の、人情時代ドラマが展開して行く。

原作者の高田郁は、江戸時代の大坂を代表する作品、あの『曽根崎心中』に登場する、「銀二貫」からこ

の物語を着想したと岩言われる。

物語の随所に、人生訓とも言える珠玉の言葉やシーンが散りばめられており、人としての在り方など深く

考えさせれるドラマでもある。

また、出演している役者が素晴らしい。

津川雅彦・林遣都・松岡茉優・(芦田愛菜)・塩見三省等の、錚々たるメンバーが随所を固め、それぞれの

持ち場をきっちりと演じ切って、ドラマ全体を一層盛り上げている。

ちなみに先日放映された、第五話「最後の約束」で見せた、天才子役:芦田愛菜(とても、子供の演技とは思われ

ない凄さがある)の演技には、思わず泣かされてしまった。

 何はともあれ、「見てのお楽しみ」と言うところである。  

先ずは、ご覧あれ!

再放送~(総合)(BSプレミアム)

             ~今日も良い一日であります様に~

 


~今日も愛犬と共に緑の中を散策~

2014-05-09 | 風景

いつもの様にいつもの道を、愛犬(ミカ)と共に歩く、この時季の散歩は、緑があふれ花が咲

き風も爽やかで、とても気持ちがいいものだ。

思えばウォーキング・散歩を始めて既に5年が経つ。今ではすっかり生活の一部になっていて

切り離せない。

始めた頭初は、術後の体力回復という目的を持ち、ストイックに殊更に自らに負荷を掛けなが

らのウォーキングであり、辛さに耐えながらの精神鍛錬の一面が強かった様に思う。

実際、当時ウォーキングをする人と話して見ると、、私と同じような動機で始めた人があまりに

も多く、驚いたものだ。(そんな人は、決まって自らに課す悲壮な義務感みたいなものが、表情に現れていた・

・・私も?)

しかし今では、愛犬(チワワ:ミカ)との散歩になっていて、運動と言うよりは“ゆったり散策“と言

べきだろう。

散歩では、あまり健康的な効果はないのでは?と思っていたが、そうでもないらしいのだ!

医学(理学)博士・佐藤富雄氏は、

「散歩を始めて25分から30分位するとドーパミン(脳内の快楽物質~喜びや楽しさを強く感じる)が、そ

して更に40分頃には、セロトニン(神経鎮静作用がある物質~ストレスやイライラを除去が出て来る。 

これらのホルモンの構造は、モルヒネと同じで習慣性があり、歩かずにはいられなくなる」(出典:

月刊「致知」)。

これらの物質が出て来るには、少なくとも40分間以上は歩くのがベストの様で、して見ると私の

最近の散歩は、平均で30分前後というところ、・・・・・40分には満たない。

だが超小型・犬ミカ(足が短かく、ちょっとメタボ)が、散歩の途中に決まって “疲れたから抱っこして、

っこして“ と甘えるので、ついつい3キロ近くの負荷をかけて私は歩くことになる。

これで40分歩くのと効果は同じかな?等と思ったりしながら歩いている。

確かに散歩は、とても気持がいいのである。

         ~貴方にとって、今日も良い一日でありますように~

                     今日も一緒に散歩するミカ


~大江(だいご)美人・菖蒲塚伝説~

2014-05-07 | 植物

松江市・東出雲町上意東にある「美人塚」、塚の周りには色とりどりの菖蒲の花が咲き始めました

この塚には、今も伝わる「大江(だいご)美人伝説」なる、大変美しい昔語りが残されています。

~大江(だいご)美人伝説~

昔むかし室町の頃京都に足利将軍の御殿があったげな・・・・松江市・上意東の、ここ大江(だいご

の里に一人の女の子が生まれ、この子は成長するに従い、輝くように美しい娘となり、「大江美人」

噂されほどの、村一番の器量良しでした。

娘は年頃になると、近郷から婿を迎えて相思相愛、片時も一緒に居たと思う二人でしたが、片田舎

貧しい農家では、働かなくては食べて行けず、男は昼間は外で野良仕事、女は屋家で針仕事をしなく

てはならず、いつも一緒に過ごすという訳には行きません。

男は思案の末、地元の絵師に妻の絵を描かせ、この絵を野良仕事の時も手元に置き働いておりまし

た。

ある日、野良仕事をしていると、西の方から強い風が吹いて来て、絵が空に舞い上がってしまいました。

それから数日の後、東方の将軍家の庭に絵は落ちたげな・・・この絵が、時の将軍の目に止まり、「西

国に、この絵の美人がきっと居るはずだ。 連れて参れ」と部下に命じ、とうとう出雲の国上意東の地で

娘を探しあて、京都に連れ帰らせました。

男は最愛の妻を連れ去られ、悲しみに暮れる日々を送っていましたが、風の便りに五月五日の「端午

節句」には、菖蒲売りが、将軍家の庭に入ることを許されると聞き、近くの池で菖蒲の花を刈り取り、

早速、京都に向け昼夜を問わず歩き続け、遂に京都に着きました。

しかし既に節句の翌日になってしまっておりました。

御殿には入れてもらえないため、塀の外から「菖蒲~や、菖蒲~」と悲しい声で売り歩きました。

御殿の人達は、「六日の菖蒲売りが来た」と笑いましたが、その声を夫の声と聞き分けた妻は、こっそ

り外に抜け出して、夫と会う事が出来ました。

二人は、その晩打ち合わせ通り御殿を逃げ出し、人目を忍んで逃げに逃げ、ある朝やっと懐かしい意

東川の畔に辿り着きました。

南を望むと、生まれ故郷の上意東の山々がぼんやりと見え、女は張り詰めていた気持が一気に緩んで、

そのままそこで息絶えてしまい、男は泣きながら女を故郷の地に葬ってやりました。

上意東の人々は、今もこの話を語り継ぎ、この美人塚に花や線香を手向けて、薄命の大江美人の供養

をする様になりましたげな・・・・・

口伝の悲話にふさわしく、路傍の小さな塚は、菖蒲の花に囲まれて静かに咲いていました。

いい話ですね~、実際にこの伝説が孫、子の代へと語り継がれている事に、感動しました。

                今日も良い一日であります様に


 ♪情熱の花  「ブーゲンビリア」

2014-05-06 | 植物

情熱の花「ブーゲンビリア」、随分気候も暖かくなって来て、我が家のプランター

にもささやかに花を着けています。

以前、ハイビスカスも一緒に植えていましたが、日照時間の少ない当地の気候

わないのか、いつの間にかなくなってしまい、ブーゲンビリアだけが、毎年

この時季になると真っ赤な花を咲かせます。

しかし、この花はやはりハワイやグァム、沖縄など、南国に似合う花なのでしょ

うね。(生まれは南アメリカ)

でも来週は、初めての沖縄旅行を計画しているので、現地でふりそそぐ太陽(

真夏日の)の下、紺碧の海に映えるブーゲンビリアや、ハイビスカスやの花の美

しさを、堪能してきたいものだと、今から大変楽しみにしています。

           どうぞ、今日も良い一日を

 


映画『ジャイアンツ』  ~ジェームズ・ディーン~

2014-05-05 | その他

ジェームズ・ディーン映画『ジャイアンツ』を、またまた観てしまいました。

皆さんお馴染みの彼の主演映画、“理由なき反抗・エデンの東・ジャイアンツ“は、

これまでにも幾度となく繰り返し見てきました、彼は今尚絶大な人気があり、お墓

には今も花が絶えないその訳は、特に『理由なき反抗』や『エデンの東』の演技で

見せた、50年代の若者の鬱屈や反抗を、彼のかげのある孤独な風貌と、その演

技があいまって、若者の心の内を端的に表現していた為、同時代の若者達は彼を

デルにし、また、この映画『ジャイアンツ』の撮影直後、自らポルシェを運転してカ

ーレースに向かう途中、突然横合いから出て来た車に激突し壮絶な死を遂げた。

それは彼が映画に主演する様になって、わずか半年足らずの短い間であり、そして

まだ24歳と言う若さで、銀幕に彗星のごとく登場し、駆け抜けていったスターであっ

たため、世界中の若者が“ジェームズ・ディーンを、時代を超えた永遠の青春のシン

ボル“としたと思われます。

日本でも、日活スターの赤木圭一郎(トニー)が、ゴーカートで若くして事故死したの

に重ね合わせ、今も命日はお花が絶えないほど多くのファンがいるのによく似ていま

す。

しかし、ジェームズが『ジャイアンツ』で見せた演技は、さすがに2度もアカデミー賞に

ノミネートされたスターだけあって、わずか24歳の若さで、一人の人間(男)の生涯を

、凄まじいほどの演技力で表現しているのには、ただただ感動ものでした。

         ~今日も良い一日でありますよう~

 


♪「愛の花」 ~ジャスミンの花~

2014-05-04 | 植物

バラのアーチを潜って中庭に入る折、“甘~い香り“が・・・・・見上げると、モッコウバラ

に絡み付いた、黄色いジャスミンの花が咲き始めていました。

さすがに「香りの王」と、言われるだけあって、少し離れたところからでも「私はここに咲

いています」・・・とそのロマンティックな香りが漂い開花を知らせてくれます。

この強い香りが身にまとわりつくことから、その可憐な姿とはちょっと違った・・・・“私は

あなたにまとわりついていく“ 等と言う情熱的な花言葉をいただいています。

ジャスミンイから「香水」が連想されるように、この花はなんとなく女性の花の様な気が

します。

原産地のインドでは、愛のシンボルとされていて、「愛の花」と呼ばれ、女性達は恋人

から贈られたジャスミンの花を、愛の証として髪の毛に編み込む習慣が今も残ってい

る様です。

 あの“世紀の美女“クレオパトラも、ジャスミンの甘く魅惑的な香りを利用して、男性に

づこうとしたという逸話も残っているようです。

香水にはもう縁がありませんが、せめてこの時季、ジャスミンの一枝を辺に差し、転寝

どしてみたい陽気ですネ。

           ~今日も良い一日であります様に~