~豊かな海と人間と動物達の共存、そして島根原発~
昨日は午後も遅くなってから、近くの砂浜(日本海)にガーディニング用の小石を拾いに出掛けて来ました。。。その帰り道、久し振りに島根原発の裏山を通って見ました。 この「島根原発」は、全国で唯一県庁所在地(県名を冠した)に立地する原子力発電所です。 第一号機は建設以来40年以上を経過してをり、劣化も相当進んでいると思われます。 二号機も、福島原発事故以降稼働中止となっています。 原発の裏山を通って見ると、今また「第三号機」の建設の為に大々的に山を掘削中でした。 島根原発は県庁から僅か10㎞の位置にあり、30㎞以内には47万人が住んでいしたる事になります。 そして多くの人間、鳥、各種動物達も住んでいるのです。 写真を撮りながら、「もし想定外の原発事故の起きたら。。。」と想像すると、寒々しい思いを抱きます。 事故が起きたら制御」不能の「核」と、生物が共存できるはずもありません。
港でよく見られる風景です。 漁師さんが獲って来た魚のおこぼれにあづかって、100羽近くのトンビが空に舞っています。
こうして原発の直ぐ近くの海には、カモメやカモやトビに鵜、そして野良猫のグループが生きています。
(恵曇漁港の周辺には、2つの野良猫グループ(約20匹)が、帰船してきた漁師さんから与えられる、アジやイワシ等を与えられて逞しく生きている様です。)
遠くに見えるのは、島根原子力発電所からの送電線の鉄塔、一号機、二号機を裏の道路から写したものです。
今また三号機建設の為、大々的に掘削工事中です。
そして今日もまた、何事も無かった様に陽が沈んでいくのです。