タカちゃんの絵日記

何気ない日々の感動を、スケッチと好きな音楽と、そして野鳥写真を。。。

♪山の畑の桑の実を~ 小かごに摘んだは~ まぼろしか~♪ 

2012-05-31 | 植物

♪♪山の~畑の~ 桑の~実を~ 小かご~に摘んだ~は~

まぼろ~し~か~♪♪

唱歌「赤とんぼ」に歌われている桑の実が、赤く黒く熟れる

季節がやって来ました。

松江市郊外の開拓地で桑の実(桑の木)が少しづつ熟れて

きており、何年振りに口にして見ました。

甘酸っぱ~い、ほんとうに昔懐かしい味がしました。

終戦後、まだ幼かった頃には、養蚕農家が結構残っており

桑畑も沢山あって、養蚕室では「蚕さん」が桑の葉をサワ

ワサワサワと音を立てながらべていました。

子供達は学校から帰って来ると、近所の友達を誘って桑畑

入り、おやつ代わりに桑の実を腹一杯食べたものです。

夢中になって、うっかりシャツのポケットに入れたりしょうもの

なら、白いシャツがベッタリと紫色に染まり、洗ってもなかな

か落ちません。

シャツや口の周りを紫色にして、家に帰ると叱られた思い出が

あります。

今は、金さえ出せば美味しい物は、いくらでも食べられる飽食

時代、子供達は「桑の実?」「こんな物食べれるの?」と、見

向きもしないでしょうネ

      ~今日も良い一日であります様に~

 


清らかな 睡蓮の花 雨にぬれ。

2012-05-30 | 植物

松江・楽山公園(弁天池)に睡蓮を見に行ってきました。

4月9日にアップした際の睡蓮は、水面下に赤い若葉がたくさん見られ

一味違った趣がありましたが、今は水面から立ち上がり、淡いピンクや

純白の花が咲き出しています。

朝からの小雨に洗われ、花が一層くっきりと際立ち、周囲の緑に映えて

とても綺麗です。

ここは、松江藩・松平藩主別邸の在った場所で、昔ながらの人の手があ

り加えられていない静かな日本庭園(池)には、以前、パリのオランジュ

リー美術館で見た、90メートルを超える壁面全てをモネの名画「睡蓮」で

埋め尽くした絵の、雰囲気にそっくりの光景が広がっています。

それもそのはず、モネは無類の日本びいきで、 後半生を過ごしたパリの

北60キロの地、ジヴェルニーの自宅に、自分で造った池に浮世絵からヒ

ントを得て、太鼓橋を架け睡蓮を池に浮かべ、この橋を渡って散策するの

が大変好きだったようです。

60歳を過ぎて、ある日突然描きたくなって「瞬間の光を描きたい」と、描く

ことを日課にし、 以後、睡蓮は彼が死を迎える86歳まで筆を加え続け、

「光の画家」モネが終生追い求めるテーマとなりました。

モネは死の間際に「睡蓮」の絵を国に差し出し、『「睡蓮」の部屋には他

の作品を展示しないこと。 光は自然光とすること。 死して後、展示する

こと』と念を押したとか、それが忠実に守られていました。

ちょっと横道に入ってしまいましたが、その睡蓮がこれから秋頃まで楽し

めます!

     ~今日も、良い一日であります様に~

~楽山公園・弁天池の東屋と睡蓮の花~


青空に 真紅の花が パッと咲き。

2012-05-29 | 植物

最近、うちの奥さんまだ薄暗い内に起きて、庭で草花

の世話をするのが習慣になり、 今朝も縁側に出てい

たましたが、やがて起きてきた私に「クジャクサボテン

がきれい咲いてるヨ。」と一声、「私が丹精込めたお

陰で、 こんなに立派な花が咲いたのヨ」と言いたかっ

のでしょう。

縁側に出て見ると確かに、孔雀が羽を広げた様な真

紅の花が、見事に咲いていました。

この花は、夜に咲き清楚で芳香を放つ月下美人に

、昼間に咲き鮮やかな赤で周囲を華やかにする花。

一つ一つの花の命は短くて一日ほどで萎んでしまいま

すが、次から次へと咲き継ぎ、正に燃え(咲き)尽きる

と言った風情ではありませんか!

でも、これだけ大きな花を沢山咲かせるのですから、

萎んだ花は早目、々々に摘み取り、来年の為に体力

を温存させてやる、心やさしい作業が後に控えていま

す。

ほんとご苦労さん!

朝一番、綺麗な花を愛でながらの一日のスタート、い

いものです。

     ~今日も良い一日を~

 


はらはらと 風にはちくや 鵜の篝。 (正岡子規)

2012-05-28 | 風景

宍道湖の北岸沿いに、川鵜が常宿にしている岩礁があります。

いつも10数羽の鵜が狭い岩礁の上で、羽を乾かしたり、羽繕いを

たり、眠ったり様々なポーズで休んでいます。

これを、宍道湖に沈む夕日を背景にすると、 絶好の被写体である

ことから、気になる島?でここを通る度に目を止めています。

鵜と言えば、長良川や木曽川、錦帯橋などの鵜飼いが有名で、古

事記や日本書紀にも記される、篝火を照らし鮎を取る風流な伝統

漁法として、各地で継承されています。

しかし、近年「川鵜」の個体数が爆発的に増えて、周辺の生態系を

壊すと云う問題もあって、 有害鳥獣として駆除されている地方もあ

るようです。

ここ宍道湖水系でも、川鵜は珍しくないほど、至るところで見られる

鳥になっています。

ちなみに、「鵜飼い」に使われている鵜は、「海鵜」であって川鵜の様

に、魚まで根こそぎ獲り尽くすのではなく、少し上品な鵜のようです。

     ~今日も良い一日であります様に~

 


ゲッ ゲッ ゲゲゲのゲー 朝~は 寝床で グーグーグー

2012-05-27 | 植物

                                       (2012・5・24)

先日、境港に行った帰りに「水木ロード」に立ち寄って見ました。

街全体がゲゲゲ一色、鬼太郎像や妖怪七変化アイテムで一杯、

平日と云うのに県外や外国人観光客も多く、水木さん、故郷の

活性にこれだけ貢献できてきっと満足なことでしょう。

私は、正直言って、「ゲゲゲの鬼太郎」はじめ、 アニメそのもの

には、失礼ながらそれほど関心がある訳ではありません。

でも、某局の朝ドラ「ゲゲゲの女房」を見て以来、 水木しげる自

身にに共感するところ大で、水木さんのファンになりました。

あの時代(下積み)の漫画作家の例に漏れず、売れない時代を

爪に灯ともしながら、一心にマンガを描き続けて力を蓄え、世に

た後も、決して威張らずものに動じることのない、虚心坦懐な

人柄。

いつか自身の漫画についてコメントを求められ、 「カビ臭い

す。」と自嘲的に語ったこの一言、ここに現在の水木マンガ

気の秘密が凝縮されている様な気がします。

「生涯を懸けて一つの事に一心に打ち込む」こと、それは素晴ら

しい思います。

そんなことを思いながらの、ロード散策となりました。

         ~今日も良い一日を~

 

 

 

 

 

 


つばくろも やがて巣立ちの 時がくる。 

2012-05-26 | 植物

 

久し振りに、近郊のH道の駅に立ち寄ったところ、正面入り口の真上にツ

バメが巣を掛けていました。

しばらく観察していると、親鳥が入れ替わり立ち替わり、引っ切り無しに

を運び、その度に子鳥口を開けてピーピーーピー賑やかなこと。

お店のイメージとしては、賑やかな方が「千客万来」でいいことでしょうネ。

だからと言う訳ではないでしょうが、この道の駅は大変当たっています。

田舎では、昔からツバメが巣を作ると家が栄えると言われ、歓迎された

ものです。

我が子の為に一生懸命餌を運ぶ親鳥と、一斉に口を開けて欲しがる

達、ほんとうに微笑ましく自然と情操教育の一つにもなっていた様に

思います。

田舎と都会別の、「ツバメの巣歓迎度を調査」をした人の統計によると、

「歓迎する。」との回答がいずれも多かったとか。

人間は、動物と共生してきた長い歴史が有りますが、それにしても種

保存と云う、止むに止まれぬ事情が有るとしても、ツバメはなぜ?

人間のこんなにも真で、恐れもせずに子育が出来るんでしょうか?

子供の頃の大きな疑問の一つでした[それは、子供を守るため。]

         ~今日も良い一日であります様に~

 

 

 

 

 


クルーズの 遥か船路に 夢のせて。

2012-05-25 | 風景

船乗りやパイロットへの憧れ世代には、海や空への思いは未だ

失せず、特に豪華客船には以前から、一度は乗って見たいと思

っていましたが、その豪華客船「クラブ・ハーモニー号」が、今日

、境港に寄港すると知り見るだけでも・・・と朝からソワソワ、

前になって急遽思い立ち、妻を誘って見に行ってきました。

韓国初のクルーズ船(1000人乗り)で、今年から日韓メインのクル

ズに力を入れており、まだ数回の寄港が予定されており、

も「コスタ・ビィクトリア号」(イタリヤ)やぱしふぃっく・びーなす号

(日本)等の寄港予定もある様です。

真近から見ることは叶わなかったけど、対岸から出航を見送っ

ていて、一層、乗って見たいと云う気持ちが湧いてきました。

生涯ただ一度の、束の間のリッチ(プール、カジノ、劇場、豪華ディナー、

韓流スターコンサート等)な船旅いいじゃないですかね~!

       ~今日も良い一日を~

 

 ~豪華客船「CLUB HARMONY号」 2012・5.24 境港~

 

 

 


母の日に 蝶が飛んで やってきた。

2012-05-24 | 植物

今年の母の日のプレゼント、「胡蝶蘭」です。

亜熱帯の原生林の高木に根を下ろして咲く胡蝶蘭・高嶺(値)の花?

「とりあえず金婚式を目標に頑張っていたら何処からか贈ってるの

かな?」なんて、ブログ(2・13アップ)でつぶやいたら、ちょっと

小振りじゃあるけど、本当にやって来たものです。

蘭は多年草、しかし翌年も咲かせようとすると、素人には至難の業の

ようで、家の奥さんネットで「胡蝶蘭の育て方」など検索して、一生

懸命、相当の気合の入れようです。

何事も気合が大切 。

「念ずれば花開く」?・・・ちょっと違うか!

でもきっと来年も咲くでしょう。

           ~今日も良い一日を~