6月30日と7月1日。富士開きで富士祭。各地に富士塚がありますが、東京で有名なのは、駒込と浅草、入谷の小野照崎神社、西武池袋線江古田駅前の浅間神社ほか、まだたくさんあると思います。
うちの近所の十条のお富士さんも有名なほうだと思います。中でも一番姿の美しいのは小野照崎神社の富士塚だと思いますし、駒込のお富士さんはさすがにスケールが大きいです。
しかし、ここ十条のお富士さんも人出はかなりだと思います。富士祭といえば授与される「麦わら蛇」。「江戸二色」などにも描かれていますが、古くは「神竜」といったようです。これを求めて、飲み水の水回りのところにお祀りすると、夏場水当たりしないといわれていたとか、、。
駒込の「麦わら蛇」が一番古いようですが、浅草の「麦わら蛇」は駒込とは違ったデザインで、年賀切手にも採り上げられたのでも有名でしたが、私が知ってからは、浅草では授与されなくなってしまったと思います。駒込型の「麦わら蛇」は、駒込の他、ここ十条と小野照崎神社で授与されていますが、他でも授与しているのか、、、ご存じの方お教えください。 駒込だと「麦わら蛇」といっしょに「麦の落雁」のような打ち菓子を授与していたと思います。
普段はひっそりとしているお富士さん通りも人混みで見動きできないほどです。