ここは私の町内にある銭湯「玉の湯」さん。当然一番馴染みのあった銭湯です。
わが家には古い家の時から風呂場があったのですが、小学校にあがる前、建て替えの頃は毎晩通ったものでした。
その後、もの心がついてから、余計に足が遠くなってしまったのですが、腰が痛むようになってからは時々入りに行っていました。
銭湯の風情というものの基本はここで培われたようなものでした。ここ「玉の湯」さんを中心に子供の頃まではこの町内にも小さな商店街がありました。酒屋さんに肉屋さん、食料品屋さん、洋品店、電気屋さんに中華屋さん、日本そば屋さん、電気屋さん、クリーニング屋さん、駄菓子屋さん、お茶屋さんまでありましたが、今ではなくなってしまいました。
夕方、玉の湯さんが開く頃には屋台の焼き豚屋さんのおばさんが入り口につけていました。
通りに活気がありました。
玉の湯さんも2年くらい前だったか閉業されてしまったのですが、建物はそのまま残っていました。しかし先日の地震で屋根の瓦が落ちたとかで取り壊しになりました。
せめて富士山の景色を撮っておこうとカメラを向けました。
よく見ると、この景色、大きなキャンバスのような地に描かれているので、その気になれば、そこだけ切り取って保存することもできたのに勿体ないですね。今では立派なアートとして通用すると思うのですが、、。
銭湯には、あまり行ったことが無いのですが、壁に富士山を描くのが「きまり」なのでしょうか??
スーパー銭湯や温泉には、「富士山」は描かれていませんが、こうした、街の銭湯には富士山がつきものですね~~
最近、地震によって倒壊した建物を報道等で見慣れているので、最初は、被害にあった場所かと思ってしまいました。
子供が生まれると言う時にわが家でも自家用風呂をつけたのですから
それを思うと 、、時代とはいえ 切ない
私も写しておきたかった
私の友人の父親が看板屋さんでしたが、趣味は油絵でした。
あ、そうそう、当地には銭湯はないのですが、市内には10件ほどの温泉があります。銭湯同様の営業形態ですが、富士山の絵はありません。
したっけ。
銭湯といえば富士山とか松島というイメージが強いと思います。
でも変わった絵もあったのでしょうね。壁画の下にトタンに描かれた小さなローカルな看板が並んでいたものです。それと脱衣場には映画館の封切のポスターが貼ってあって、角に割引だったかご招待の券が切り取られていました。お風呂あがりのコーヒー牛乳やパンピーも懐かしかったです。
ここ玉の湯は数年前からもう閉鎖していたのですが、先日の地震で破風の瓦がずれて落ちたというのでそれが取り壊しのきっかけになったのです。やっぱりさびしいです。
大黒湯は雰囲気好きだったのですが、あんなことになってしまって、、。
銭湯の建物はお寺や神社並みに立派な普請で面白いものなのですが、、、。
使い勝手からいうと最近の銭湯のほうが便利ですが、、。
それさえ少なくなっているのはさびしいです。
北海道には銭湯はもうないのですか?
街中にありそうなイメージを持ちますが、、、。
温泉はいいですね。実は東京の下町の銭湯の中には温泉の成分の黒い麦茶のような色のお湯のところもあるんですよ。大抵ナトリウム系でちょっと石油臭のするお湯です。温まりにはよいようです。
うちの近所の街の銭湯にはありません。私にとっては温泉といえば、硫黄っぽい濁ったお湯が一番ゴージャスな感じがします。東京の近くだと、箱根とか草津とか日光湯元へいかないと湧いていません。
北海道のことはよく知らないのですが、硫黄の温泉なんか結構ありそうですね。
理想は東京の昔ながらの普請の建物で、お湯は天然温泉で、富士山もあり、、更に湯上りにごろっとできるところがある、、、。そういう銭湯があったら行ってみたいです。