今日、太郎の治癒証明書を取りに、小児科へ行きました。待合室は、わりと混んでいました。そこへ、子供を3人連れたパパが入ってきました。年齢は、0、2、4才といったところでしょうか?0歳児は、わーわー泣いていて、パパが抱っこして、必死に泣き止ませようとしています。でも、だめ・・
。一番上の女の子と下の男の子は、絵本の取り合いで、けんかを始めました。かなり、激しく・・
!そして、「パパ、絵本読んで~!」「今、それどころじゃないから、無理だよ!」との会話も聞こえてきました。パパは、みんなが、それぞれに、泣いたり叫んだりで、パニック状態
。待合室の人達も、ちょっと白い目・・気味。きっと、私も子供が3人いなかったら、うるさいな~・・くらいにしか思わなかったでしょう。でも、私も、その気持ち、よくわかりました
。他の人の迷惑になるので、早く泣き止ませたいけど、泣き止まない
。上の子たちは、暴れる・・。ほんと、昔の私を見ているようで、ちょっとせつなくなりました
。見るに見かねて、上の二人の子供達に、「絵本、読んであげようか?」と聞いてみました。女の子は、ちょっと照れていましたが、私が読み始めると、弟と一緒に、静かに聞いてくれました
。パパは、「ありがとうございます!」と、ほっとした表情。1冊、読み終わると、落ち着いた様子でした。きっと、私も、年の近い3人を育てる苦労を知らなければ、こんな行動には至らなかったと思います。そういう意味では、無駄な苦労は無いんだな~と改めて感じました。そして、幼稚園で読み聞かせをしていなければ、「絵本を読んであげようか?」という言葉も出てこなかったと思います。誰かの役に立てて、ちょっと、うれしかった出来事でした
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