いなご家のだんご3兄妹~それぞれが輝ける未来へ~

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「考えるとはどういうことか」

2014-11-28 09:46:19 | Weblog
今日は、朝から快晴。いい天気です
雨予報ですが、外れるといいな~。
掃除日和・・なのですが、まだまだ大掃除気分ではなく、気合が入りません
久々、おもしろい本を読みました。
外山滋比古さんの本です。
プロフィールを読む限り、御年90くらい・・?の方のようです。
普段、何気なく思っていること・・。
例えば、「日が昇る」「日が沈む」と使いますが、本当は、地球が太陽のまわりを回っているのに、さも太陽が回っているかのような言い方。
頭ではわかっているのですが、日常では、そういった使い方がされています。
確かに、何気なく使っていますが、そう考えると、矛盾がありますよね
なるほど~

そして、今、多くの民主主義国家が経済的に苦しくなっている・・という話。
民主主義の根幹である「選挙」での、有権者の判断が低下しているからだと。
政策を決める国会議員を有権者の投票で選ぶ以上、その有権者の判断によって良くも悪くもなる。
そして、多数決で決まりる。しかし、多数の意見がいつも正しいとは限らない。
判断力の低い有権者が多数を占めれば、まずい政策が行われる・・というのです。
複数の有権者から一人を選ぶとなると、いかに自分の利益になるか・・が対象基準となります。
しかし、利益の中身が問題。
多くの有権者が、自分の私的な利権をもたらしてくれそうな候補者に投票している。
しかし、めいめいが自分の私益だけを求めていても、良い社会なるわけではない。
どの選択がいいのかを決める判断基準は、個人の私益ではなく、その社会全体のために、どれがいちばん良いかを考える。
いま、民主主義社会で国家財政が危機的状況に陥っているのは、有権者が公益よりも私益を優先して投票しているから・・。
ふむふむ、なんだか、数年前の私の事を言われたようで、頭が痛かったです・・。
多額の子ども手当に目がくらみ~
あれはあれで、かなりの国家財政を圧迫したことでしょう
なんだか、タイムリーな話で、すごく身に染みました
今回の選挙、もう一度、よく政策を見て、よく考えて、より良い日本のために、投票へ行こうと思います