プチ紳士と出生率

夕方、ウォーキングをしていると、車が横切ります。
閑静な住宅街なので、車もゆっくりと走っています。
私が、交差点で、車が通り過ぎるのを待っていると、必ずといっていいほど、車が止まってくれます。
そして、手で合図をして、「お先にどうぞ・・。」という仕草をしてくれます。
そこで、私は、頭を下げて、足早に横断する・・わけなのですが・・。
止まってくれる車は100%男性です。
悲しいことに、今まで止まってくれた女性の車には、お目にかかったことがありません。
単純に、男性の方がやさしいんだな～なんて思っていたのですが、いや・・？
夕方の忙しい時間帯です。
女性ドライバーは、仕事を終え、子供を保育園にお迎えにいっているのかもしれません。
または、子供たちに早く夕飯を作ってあげようと、急いでいるのかもしれません。
そう考えると、男性っていいよな～。
一概にそうだとは言えませんが、ほとんどの家庭では、母親が、先に帰って、子供の世話、夕食づくりをしていると思います。
仕事から帰ってきてからも、まだ、ハードワークが残っている・・。
女性に余裕がないはずですよね～。
悠長に、車を止めて、歩行者を通す、心のゆとりも無いわけだ・・。
男性も、定時に帰って、家の仕事もしてくれるようになれば、女性も楽になるんだろうな～。
安倍政権は、出生率を1,87だったかな・・？に増やすことを目標にする・・としていましたが、この現状だと厳しいかな～。
保育園の問題云々よりも、女性の育児負担が減る社会でないと、子供を産み育てることは、難しいと思います。
今の若い世代はどうかわかりませんが、年配の男性方は、まだまだ家事育児は女性オンリーの仕事だと思っている人、多いですからね～。
今の子供には、その意識を払拭するよう教育を施していく必要があるのかな～？
でも、母親が一人で家事育児をしている現状を見て育つ子供たちも、やはり、その意識が根強く残るでしょうね・・。
出生率、どうやったら上がりますかね～。