いなご家のだんご3兄妹~それぞれが輝ける未来へ~

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この日記は私の大切な宝箱です

「鹿の王」

2016-02-20 14:32:30 | Weblog
読みました~。
昨年の、本屋さんの店員が売りたい本・・のナンバーワンだったかな・・?
上橋菜穂子さんの本なので、ずっと読みたいと思っていました。
しかし、ハードカバー・・
重いし、かさばるし、高いので買わない・・
図書館で置いてある時を探していたのですが、ずっとありませんでした。
予約をして取りに行くのも面倒だったので、予約もせず、今に至る。
やっと見つけて借りたものの、読む時間が無い~
結構な量で上下巻ですから、まとまった時間がないと厳しい。

2週間土日もかけて、読破しました~
多分、10時間くらいかかったかな・・?
読むスピードをあげたくて、速読トレーニングなどやっているのですが、効果の程は現れていないようですね~

内容は・・。
やはり、いつもながらおもしろかったです。どんどん引き込まれていく・・。
そして、最後は、もの悲しい気分にさせて終わる物語です・・
でも、読み進めていく過程で、パズルのピースがはまるように、きちっきちっと前ふりの意味などが解けていく感じは爽快です
今回は、細菌、ウイルスなどの話が多く、それをわかりやすく説明していて興味深かったです。
子供が読んだら、ちょっと難しいかもな~。

この人の本は、戦争、紛争、どうやっても無くならない争いに決着はないけれど立ち向かって、ジタバタあがいてみる。できることをやってみる・・という姿勢がよく表現されていると思います。
現実世界を反映しています。
だから、読み終わった時に物悲しくなるのかな・・?

また、新しい作品を読んでみたいと思います。
今のところ、私の一押し作品は、獣の奏者、二番手は守り人シリーズですかね・・