なんとなく罪悪感

くうを見ていると、なんだか落ち着かない気持ちになります。
なんだか、嫌な記憶がよみがえってくる感じ・・。

私なりに分析してみました。

それは、ひとえに、以前飼っていた犬のジロを思い出すから・・。

私が中学生の時に、友人宅に子犬が３匹生まれ、貰い手を探していました。
確か、３年生だったので、受験前の体力作りに毎日散歩に行くから・・と母に頼み込んで飼うことにしたのを覚えています。
しかしながら・・。
そう、約束を守ったのは最初だけ。
そのうち、散歩もエサやりも面倒になり、散歩に至ってはたまーーーーに行った程度です。

家の外で飼っていたので、朝晩、出かけると吠えて催促されていました。
でも、中学生、高校生もなかなか忙しいんですよね。
いやいや、言い訳ですね。
気が向いたら散歩する・・といった具合でした。

大学生の時は、時間があったにも関わらず、あまり散歩してあげなかったな～。
その代わり、父が行ってくれていたようです。

そして、就職してからは全く時間なく散歩は皆無。
ジロもストレスがたまっていたのか、庭に来た近所の人の手を噛む・・ということをしてしまいました。

そうこうするうちに、フィラリアにかかってしまい、病院へ通ったのですが死んでしまいました。
最後を看取ってくれたのは、母でした。
私は、職場で死んだ事を聞き、号泣しました。

号泣のわけ・・。
ジロへの申し訳なさです。

かわいがると約束したのに、早々に反故にしてしまいました。
９年も飼っていたのに、もっと散歩に連れて行ってあげていれば・・と悔やまれたのです。

後悔先に立たず。
それからも犬を見るたびに、胸にチクンと痛みが走る気がして・・。
だから、犬を飼いたくなかったんだ・・と今頃気づく。
だから、猫がよかったんだ。

でも、犬飼っちゃったんだよな～。

仕方ない。
ジロの二の舞にしないよう、今度こそ後悔なく飼います。

とはいえ、お世話係は花子ですからね・・。
私の二の舞にならないようがんばって下さいよ。