太郎が、東京エマージェンシーコールの番組を見ていた。
東京消防庁の緊急電話のコールセンターの現場のやり取りを記録した映像。
コールセンターの方の中には救急救命士の方も数名いると思われた。
その中で、母親が息子が薬を大量に薬を飲んで自殺をはかったらしい・・と電話してきたものがあった。
「冷たい、動かない、重くて動かせない」・・といったワードから、「ああ、もう亡くなってるんだな」と思われた。
ただ、救急士の方は、電話ではそんな事は一言も言わずに、
「寒くないように毛布を掛けてあげましょう」や、「心臓マッサージをするので仰向けにしてみましょうか」といった事を指示していました。
この救命士の方は、高校生の時、父親が倒れたのに自分が何もできなかったことをすごく後悔している様子でした。
本当に、何もできなかった・・と。
なので、他の人には少しでも、自分が何かしてあげた・・という事実を残してあげてかったそうです。
母親も、ずっと、電話に向かって「ごめんなさいね」と連呼していて、つらかったです。
ああ、こういう電話を受けるのも仕事なんだな・・と。
そうかと思えば、「救急車まだ来ねえんだけど。おまえバカか?何やってんだよ」などと暴言を吐く人もいた。
人は、様々ですね。
そして、幼い子供がけいれんをしている・・との通報。
おお、これ、私も経験済み。
太郎が朝から微熱があって、昼から小児科の予約を取っていたのに、私がトイレから戻ると倒れていた。
もう、焦ったのなんのって!
呼びかけにも反応しないし、かすかにぴくぴくしてるし、どうしらいいかわからなくて、とりあえず、119に電話した。
「子供が倒れて息をしていません」って言った気がする。
状態を説明すると、
「お母さん、落ち着いてください。少し動いているなら、息はしてます。大丈夫ですよ」と言われた気がする。
いや~、あの後のサイレンが聞こえた時は、助かった・・・と本当にほっとした事を覚えている。
救急車、ありがたや~。
そんな方々に、バカよばわりはないでしょ。
それにしても、ひっきりなしにかかってくる119番の電話。
なるべくお世話にならなくていいよう、自分の健康管理はしっかりしないと!!
何があっても休めない職業の方々には、頭が下がります。
P.S
なんか、くうの顔老けた??