yamanba's blog

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木星と土星、超大接近+1@福岡

2020-12-23 09:33:23 | 月・星

昨夜(23日)、超大接近から1日遅れで、ようやく木星と土星をゲット!(これであの世にいける、、)日没直後、うっすら雲がかかっていたが、次第に晴れて、午後5時45分頃、ふたつの惑星が現れた。星は高いところにあって、肉眼では小さく重なっているように見えた。その後、しばらく輝いていたが、午後6時半頃には、雲の中に隠れて見えなくなってしまった。わずかな時間だったが、貴重な天体ショーを見ることができてよかった。次回の超大接近は、60年後。ぜひ、後世の人たちにも楽しんでほしい。

 

 

23日午後5時45分頃 南西の空に現れた 木星と土星(福岡市内の自宅より)

緯度が高いので小さく、肉眼ではほとんど一つにしか見えない (手持ちのレンズではこれが精一杯、、)

 

 

 

20日(上)と23日(下)を比べてみると、、

ふたつの星が移動している。距離を比べてみると、23日のほうが近い。

20日午後6時10分撮影

 

 

23日午後5時57分撮影

 

 

※20日のほうが撮影時刻が少し遅かった(緯度が低い)ので、大きく見えます。

 

 


木星と土星、超大接近の日の月

2020-12-22 11:52:12 | 月・星

昨日(21日)は、約400年ぶりに木星と土星が超大接近するというので、準備万端で待ち構えていたところ、夕方頃から雲が出はじめた。嫌な予感は的中。日没後、空を見上げると、見えるはずの2つの星の姿はどこにもない。雲は低く垂れて上がる様子もない。SNS上では、全国各地から写真がアップされていた。こうなると諦めるわけにはいかず、木星と土星の入り時刻(午後7時33分)まで粘った。すると、高いところの雲の切れ間から、一瞬、月が現れた。思わず、シャッターを切ったが、その後、ふたたび雲に覆われた。

今回は、2つの星の間隔が0.1度ほどまで接近する超大接近だった。これほど大接近したのは397年ぶりで、まさに貴重な現象だっただけに、見れなかったのは残念だった。それで、次回はというと、60年後の2080年の3月15日。もはやあの世で見るしか、、ちなみに、2つの星は徐々に離れていくものの、ここ数日は近いところにいるので、まだチャンスはある。”超”ではないけれど。

 

 

12月21日午後7時24分撮影(福岡市内自宅より)

一瞬、月が! 木星と土星は雲の中、、😢 

 

 

 

 

木星と土星の超接近図(太陽系で内側を回る木星の方が動きが早く、土星を追い越すように接近する アストロアーツより)

今夜、見れればいいな、、(天気はあまり良くないようだけど) 

 

 

 

《関連記事》

冬至の夜 約400年ぶりに木星と土星が超大接近!チャンスは日没後すぐ(tenki.jp 2020.12.21)

 

 


三日月&木星&土星@福岡

2020-12-19 16:31:31 | 月・星

福岡へ帰った途端、コロナ感染者100人超の報道に気も漫ろになりながら、一昨日(17日)、(ツイッターで情報を得て)夜空を見ると、南西の空に月と木星と土星が寄り添うように輝いていた。美しい眺めに、不安な気持ちはいつしか消えていた。

17日は、満月の見かけの直径(約30分角)ほどにまで木星と土星が近づき、左下には月が輝いていた。18日以降、月は木星や土星から遠ざかる一方、2つの惑星はさらに近づき、22日3時頃、木星と土星は最接近する。ただ日本では、この時間帯に2つの惑星は地平線の下にあるため見ることができない。というわけで、2つの惑星が最も近づいた状態で観察できるのは、21日の日の入り後ということに。来週は今年最後の天体ショー。感染拡大の今こそ、夜空を見上げて宇宙を旅している気分になるのもよいのでは。

 

 

12月17日午後7時過ぎ、福岡市内自宅より撮影   ※沈みかけていたところを(三脚なしで)急いで撮ったため手振れ気味ですが

三日月と土星と木星が寄り添う  そっちはいいね

 

 

 

 

 

21日、木星と土星が最接近 (国立天文台・ほしぞら情報より)  

 

 

 

《参考資料》 

国立天文台・ほしぞら情報12月

アストロアーツ・2020年12月 木星と土星の超大接近

 

 


ビーバームーン&半影月食@福岡

2020-12-02 16:44:22 | 月・星

遅ればせながら、11月30日の満月。いつもと違って、月の一部が暗くなる半影月食(地球の影に月が半分隠される現象)が見られた。今年は半影月食が3回(1月11日、6月6日、11月30日)あり、最後のそれだった。言われてみれば、左上の部分がうっすら暗くなっていたような、、(というわけで、ふつうの満月と写真を比較してみた)

アメリカ農業暦でいえば、11月の満月はビーバームーン(Beaver Moon)。この時期は、ビーバーが冬を越すために巣作りを始めたり、ビーバー捕獲(皮を毛皮にするため)の季節なので、この名が付いたらしい。ちなみに、12月の満月はコールドムーン(Cold Moom)。月を見ているだけで凍りそう、、まあ、名前はともかく、来年は平穏な日常が戻るよう、今年最後の満月に願いを込めることにしよう。

 

 

11月30日18時15分頃(福岡市内の自宅にて) ※3枚ともカメラ設定は同じ〈F6.3・1/640・ISO400〉

食の最大(18時43分)の約30分前 左上が微かに暗いかな

 

 

 

11月30日19時20分頃

食の最大の約30分後 まだ少し暗いような 

 

 

 

10月1日22時頃の満月(中秋の名月)と比べてみる

こちらは影はなく、明るい

 

 

 

 

《関連記事》

今夜は満月 ビーバームーン さらに「半影月食」の観測も可能に(tenki.jp 2020.11.30)

 

《参考資料》

国立天文台HP。ほしぞら情報

 

 


居待月(いまちづき)@福岡

2020-11-04 09:20:40 | 月・星

(月の話題が続きますが)昨夜(3日)は、満月から3日後、新月から17日後の十八夜、「居待月(いまちづき)」。座って待っているうちに月が昇ることから、この名が付いた。その名のとおり、月の出は遅く、午後8時頃から昇りはじめる。そのため気長に待っていないといけない。先日のブルームーンのように話題にもならないが、昨夜10時頃、東の空に輝いていた。こっちを見てといわんばかりに。

 

 

11月3日午後10時頃(福岡市内自宅より)  

待ってました、、  

 

 

 

 

雲を照らして、、

 

 

 

《参考資料》

月齢カレンダー