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【福岡市長選】10月28日開催、市民主催公開討論会

2018-10-25 16:36:00 | 福岡市政

今月、福岡市内で結成された「福岡市長選に立候補表明した二人から話を聴く会」は、10月28日、福岡市長選挙に立候補を表明している二人の候補者を招いて公開討論会を開催する。今のところ、かみや氏の出席は決定しているが、高島市長については未定となっている。討論会の案内状は高島市長に直接手渡しているが、まだ返事はないらしい。そこで市民から多くの声が上がればと「話を聴く会」の原氏。できれば、秘書課へ出席を要望するFAX(092-733-5862)を、高島市長宛てで入れてほしいと話している。

 

 公開討論会チラシ

 

※高島市長が逃げた場合、かみや氏のみで討論会は行われるそうです。

 


【福岡市長選】市民主催の公開討論会 高島市長出席するか

2018-10-23 17:05:17 | 福岡市政

福岡市長選挙まで1ヵ月を切り、市民の関心が高まりつつある中、今月、福岡市内で「福岡市長選に立候補表明した二人から話を聴く会」が結成された。早速、「話を聴く会」は、福岡市長選挙に立候補を表明した高島市長と神谷貴行氏の両氏に公開討論会への出席を求めた。なお、公開討論会は28日午後7時から福岡市市民福祉プラザ(ふくふくプラザ)の予定となっている。

「話を聴く会」代表者によると、21日、神谷氏へ公開討論会への出席を求めたところ、同氏はこれを歓迎(快諾)したという。一方、高島市長のほうは、市長秘書に申し入れをしており、返事待ちの状態だという。そうした中、現在開会中の市議会決算特別委員会の休憩の際、委員会室から出てきた高島市長に案内状を手渡すことができたという。常にガードマンがぴったり張り付いている中、よく本人に手渡せたと思うが、高島市長は案内状を見ていたという。そこで高島市長に「公開討論会に出て下さい」と言ったところ、そっぽを向いたという。その時の光景が浮んでくるようだ。

ところで、神谷氏は17日、「市民が主人公の福岡市をめざす市民の会」とともに高島市長へ公開公開討論の申し入れを行っている。しかし、今もって返事はないらしい。高島市長は公開討論がよほど嫌いなのか、それとも自信がないのか。(おそらく後者だろうが)市民主催の公開討論会にどういう返事を出してくるのか。それとも出さないのか。市民の声から逃げずに出席してほしいのだが。

 

《追記:2018.11.3》

高島市長は公開討論会に出席するどころか返事すらしませんでした。詳しくはこちらで。

 

高島市長とかみや貴行氏に渡された案内状  

 

 

※高島市長が逃げた場合、かみや氏のみで公開討論会は開催されるそうです。お時間のある方は参加されてみては。

※公開討論会のチラシはこちら

 

 


高島市長3選阻止なるか、神谷貴行氏立候補

2018-10-08 15:44:22 | 福岡市政

一縷の光になるか。福岡市長選(11月4日告示、11月18日投開票)で、共産党市議団事務局長で漫画評論家の神谷貴行氏が今月5日、無所属(共産党推薦)で立候補を表明した。記者会見では「現市政は大型開発や国家戦略特区などの規制緩和一辺倒だ」と述べ、「1%のためでなく99%のための市政を」とのスローガンと34の公約を掲げた。会見では、なぜ高島市長に代わって新しい市政をつくらなくてはいけないのか、その理由をわかりやすく述べている。報道で初めて知ったことだが、この方、実は紙屋高雪(ペンネーム)さんだった。時々、ブログは拝見していたが、よもや高雪さんが神谷さんとは初耳だった。すでに多くの方がコメントされているが、神谷氏はなかなかの知識人で鋭い分析力の持ち主、しかも政策に長けている。申し訳ないが、高島市長とは比べものにならないほどレベルは高い。というか中身が詰まっている。それでいて柔軟性がある。(共産党支持者ではないが)期待は膨らむ。

神谷氏がいう、高島市政の最大の問題は、経済成長はしたが、その果実は一部の人間にしか行っておらず、市民が貧しくなっていること。それは、福岡市が出しているデータ(市民経済計算)を見れば一目瞭然だという。確かに、実際にもうかっているのは、市内にある大企業だけ。高島市政になって大企業の法人所得は60%増で、内部留保は1兆円も増えている。ところが、市民の家計の可処分所得(もうけ)をみると、1世帯あたり10%近くも減っている。しかも、福岡市民の半分が低所得層(年収300万円未満)という状況になっている。

高島市政をふりかえれば、交付金漬の人工島事業にインバウンド頼りのウオーターフロント開発。さらに、安倍首相が進める国家戦略特区による規制緩和による大型開発、「天神ビッグバン」など、いわゆるトリクルダウン(富裕層が潤えば富が全体に行き渡る理論)政治だ。ところが、現実にはいびつな成長によって貧困家庭が増えている。それなのに高島市長は”私の夢”だといい、博多駅~ウオーターフロント~天神を結ぶロープウェー計画(推計最大400億円)を押し進めようと企んでいるから、たまらない。このまま高島市政が続くようなら、福岡市の二極化はさらに進むに違いない。果たして、これで住みやすい都市(まち)と言えるのだろうか。

ところで、神谷氏は「市民の皆さんにいろんな形の争点が見えてくるから」と言って、高島市長との公開討論を要望している。「高島さんの方が経験や知恵もあるし、ベテランだと思うんで、ちょっと私の方が不利かもしれませんけども、ぜひやりたい」と相手を尊重しつつ。高島市長が公開討論を受けるかどうかわからないが、逃げずに受けてほしい。きっと多くの市民が望んでいるはずだから。かく言う私も。



公開討論会を訴える神谷貴行氏 (写真:西日本新聞より)


《神谷貴行氏プロフィール》

愛知県西尾市出身。48歳。京都大学法学部卒業。京大在学時に全日本学生自治会総連合委員長。共産党東京都委員会勤務を経て、2006~17年まで福岡市共産党市議団事務局次長を務める。福岡市長選は「市民が主人公の福岡市をめざす市民の会」から無所属で出馬。

ツイッターはこちら⇒@kamiyatakayuki1


《関連記事》

「市民にかけられた魔法を解きたい」共産党が推薦、神谷候補が主張した福祉や経済論(西日本新聞 2018.10.7)

出馬表明の神谷氏 現職と対決姿勢「幅広い市民の代表に」(西日本新聞 2018.10.6)

神谷氏が立候補正式表明 福岡市長選 共産県委員会が推薦(西日本新聞 2018.10.6)

【西日本新聞特設】福岡市長選(随時更新中)

《関連資料》

かみや貴行のブログ ※毎日更新中




高島市長 出馬表明

2018-10-03 11:31:33 | 福岡市政

昨日(2日)、高島市長は定例会見中に福岡市長選の出馬表明を行った。当初、4日からはじまる決算特別委員会で表明をすると言っていたが、安倍首相の内閣改造と同じタイミングでの出馬表明となった。これについて、高島市長は記者会見で「市民から選挙に出ないのか、東京に行かないでとの声を聞くようになった」から出馬表明を早めたと述べている。これで市議会での正式発表を反故にした形となった。尤も、議会軽視は今にはじまったことではないが。

これを受けて、2日、自民党福岡市議団は会派会議で市長選への対応を協議し、高島市長の支援を決めた。今後は推薦や政策協定について協議していくという。ところが、高島市長は記者会見で「自民党の公認はどっちでもいい」「私を推薦したいと党が思えば推薦していただければいい」と突き放している。この会見を自民党市議団が見ていたかどうかわからないが、見ていたなら気分を害しているに違いない。会派会議では全会一致で支援が決まったが、高島市長への不満はくすぶっている。「対抗馬も出せないので応援せざるを得ない」と漏らす議員もいる。今後、双方の関係がどうなるかわからない。ふたたび火花が散るようなこともないとは言えない。

一方、高島市長のほうは独走態勢だ。安倍首相を後ろ盾に、西鉄社長やJR九州など福岡の財界(七社会)を味方につけ、圧倒的な勢力で市長選にのぞむ。おそらく、3選は間違いないだろう。だから、市議団の推薦など必要ないと言っているのだ。だが、この強気な姿勢はいつまでも続くとは思えない。起業する若者からは絶大な人気を誇る高島市長だが、福岡市民はそういう人ばかりではない。あらゆる人に利益配分をと言いながら、現実には真逆な政策が横行している。目を向けていないところ、特に高齢者など弱者からは不満が噴出している。これらの人たちの声に耳を傾けないようなことが続けば、いずれ厳しい審判が下されることになるだろう。


10月2日記者会見の様子(RKBニュースより)




《関連記事》

高島市長が3選出馬表明 福岡市長選「引き続きチャレンジ」(西日本新聞 2018.10.2)

自民市議団、高島氏支援 「全会一致」もくすぶる不満(西日本新聞 2018.10.3)





【速報】高島市長、福岡市長選出馬!

2018-09-29 10:03:33 | 福岡市政

今朝の西日本新聞朝刊に「高島氏3選出馬へ 福岡市長選」のスクープ報道。記事によると、昨日(28日)、高島市長は安倍首相と官邸で約15分間会談し、3選出馬の意思を伝えたという。やはり、安倍首相は高島市長を内閣の要職に起用するつもりだった。それを断るため、公務中に福岡市民の税金を使って官邸に出向いたのだ。(というかこんなに気軽に官邸に行ける首長は全国どこにもいないだろうが)やはり出馬の決め手となったのは、西鉄社長から出馬を要望され、続けざまに師会トップの出馬要請があったからではないか。

さて、こうなると反高島派の動きが気になる。元国会議員の山崎拓氏は対抗馬を擁立するのか。空港出資問題以降、高島市長との間に亀裂が生じたままの自民党福岡市議団は高島市長を推薦するのか。共産党福岡市議団は市民から立候補者を出すようだが、こちらも気になる。それにしても、今頃、高島市長の市長選出馬でがっかりしているのは、安倍首相だけではないだろうな。



やれやれ、まだ高島市政が続くのか、、(写真は西日本新聞より)



《関連記事》

高島氏3選出馬へ 福岡市長選(西日本新聞 2018.9.29)

福岡市長選:高島宗一郎市長が3選出馬へ 近く正式表明( 毎日新聞 2018.9.29)