yamanba's blog

報道されない情報を発信します
気分転換に山の話題など

今年の初夢は高島市長、、

2019-01-07 21:43:44 | 福岡市政

新たな年がはじまって早1週間。年末年始は山口で母の介護など、先週末からは義父の一周忌で宮崎へ。昨日、久しぶりに福岡へ戻ってみると、今年も安倍首相の新春の集いに出席し、壇上で挨拶をしている高島市長の写真が飛び込んできた。(下写真)それで思い出したのが今年の初夢。内容はよく覚えていないが、高島市長に何かを忠告しているようだった。夢から覚めてスマホを手に取って見ると、高島市長のツイッターが入っていた。何やら因縁な年になりそうな2019年。と思いきや、早くも福岡市に新たな動きがあった。

福岡市は4日、JR博多駅から半径約500メートルの約80ヘクタールを対象に、老朽ビルの建て替えを促す新たなプロジェクト「博多コネクティッド」を始めると発表した。安倍政権が進める国家戦略特区を活用した「天神ビッグバン」の博多版のようなもので、容積率をエリア内限定で上乗せし、独自の支援制度で建て替えの誘導を目指すという。具体的な支援メニューは今春、発表するらしいが、おそらくロープウエ―導入を視野に入れてのことだろう。そういえば、これに関連した記事で、説明図にロープウエ―を書き込んでいたものがあったが、明らかな印象操作だろう。まだ導入が決まったわけではないし、市民も承認はしていない。住民投票を望む声もある。

安倍首相から「ポスト安倍」と褒めちぎられ、ますます調子に乗る高島市長。議会を無視し、次々と事を進めていく。安倍政権とそっくりだが、そろそろ歯止めをかけないと、福岡市はトンデモないことになるのではないかと危惧している。(だからあんな夢をみたのかもしれないが)そういう意味でも、4月7日の市議選は一つの要になる。是非とも”裸の王様”に物言う議員が誕生してほしい。

それにしても、メディアは高島市長を煽てるばかりで肝心なことを書かない。これでは市民に真実が伝わらない。不安は募るばかりだが、今年はどんな年になるのか。もしかすると初夢が正夢になったり、、(ということで、今年もよろしくお願いいたします)

 

 

5日、「新春の集い」で挨拶をする高島市長 首相になった気分? (写真:産経新聞より) 

 

 

 

 

裸の王様、、 (写真:高島市長公式ブログより)

 

 

 

(もっといい初夢が見たかったな)

 

《関連記事》

九州の玄関“ビッグバン” 博多駅周辺建て替え誘導 福岡市、容積率上乗せ検討(西日本新聞 2019.1.5)

下関の首相の「新春の集い」 福岡市長も壇上に(産経新聞 2019.1.6) 

 

 


高島市長3期目、暴走スタート~12月議会

2018-12-19 11:38:18 | 福岡市政

過去最低の投票率で3選を果たした高島市長の3期目がスタートした。今月11日から12月議会がはじまり、与党会派やお友達議員からは激励と期待の声が上がる一方で、自民党元会長光安議員からは二元代表制の意味を心にとめ、議会の意見を尊重するよう釘をさされた。さらに、対立候補を擁立した共産党からは、市長選をめぐる高島市長の言動を問題視する意見が相次いだ。

 

公開討論会無視も謝罪せず

12日の一般質問。福岡市長選で神谷候補や市民からの公開討論会要請を無視したことについて、中山議員が理由を尋ねると、高島市長はスケジュールが合わなかったの一点張りで、反省する様子もなく、責任を秘書に押しつけていた。私も当事者なので言わせていただくと、高島市長は公開討論会の要請書を市民から直接受け取り、書類を見ていた。この点を中山議員も指摘していたが、素知らぬふり。さらに、中山議員が返事もしなかったことを謝罪したらどうかと求めたが、高島市長はお答えすればよかったかなとかわしただけで、謝罪の言葉もなかった。それにしても、これほど頭を下げない首長もいないだろう。呆れて言葉にならない。

高島市長、初著書「福岡市を経営する」で言いたい放題

どうしてこれほど強気でいられるのか。それは今月、出版された高島市長初著書「福岡市を経営する」を読むとわかる。ダイヤモンド社が、WEBでこの本の特集を組んでいるので読んでみたが、途中、何度か血管が切れそうになった。まわりの事情は無視して、自画自賛のオンパレード。福岡市が成長したのは自分のお陰だと言わんばかりで、事実誤認も甚だしい。この錯覚に満ちた自信が強気の原点になっているのは間違いないが、事実確認もせず煽てるメディアにも問題があるだろう。よって、この本の検証はまたきちんとしたい。

博多湾、ふたたび埋め立て

強気の現れか。先週末、突然、箱崎ふ頭の大規模埋め立て計画が公表された。報道によると、場所は箱崎ふ頭の西側約65ヘクタールで、ヤフオクドーム9個分の広さだという。博多湾でこれほど大規模な埋め立ては、1994年に着手した人工島(アイランドシティ)以来で、経費は600億円ともいわれている。人工島といえば、売れない土地を売るために福岡市が最大30億円の交付金付きで企業に分譲しているのは有名な話だが、赤字は400億円を超える。人工島事業の借金はいくら残っているのかさえわからない状態なのだ。

箱崎ふ頭の埋め立ては既成路線。どうやらこの件については、福岡市とみらい会派(自民党でないところに注目)との間で事前のすり合わせがあったようで、13日の一般質問で、笠議員が港湾物流の発展のために新たな空間が必要だと述べると、待ち構えていたように、中村港湾空港局長が土地不足に対応するためには埋め立てが必要で、箱崎ふ頭で検討していきたいと答えている。子供でもわかる猿芝居だが、市民にとっては寝耳に水。議会での議論をすっ飛ばし、執行権を乱用する高島市政に歯止めがかからない。

ロープウェー、10年以内に導入!?

報道によると、福岡市は17日、市議会でウオーターフロント地区の再整備に向けた事業計画を報告。10年以内にロープウェーを導入し、クルーズ船ターミナル、大型コンベンション(MICE)機能を持つ新ホールを新設し、高級ホテルを誘致するという。これらの費用は総額1000億円とも言われている。ロープウェーの運営主体がどこになるのかも決まっていない状態で、しかも市民の意見も聞かないうちに導入を決めるとは何たる暴挙。そもそも研究会で調査をしている最中に公約にかかげるなど、言語道断。こうした動きに、市民からは住民投票をすべきという声が上がりはじめている。

福岡市は18日、箱崎ふ頭の埋め立て計画について、国と協議を始めたことを市議会に事後報告。2019年度にも公有水面の埋め立てに必要な免許取得などの手続きに入るという。この報道には驚いたが、議会でほとんど議論されることなく事が進むことに危機感を感じる。こうなると議員(というか市民)のレベルアップは必須。来年4月の市議選は、福岡市の将来を左右する重要な選挙になるだろう。


12月議会、一般質問に答える高島市長(写真:西日本新聞より) 

 

 

 

 

ウオーターフロント地区再整備イメージ図 すでに大博通りにロープウェーらしきものが、、(西日本新聞より)

 

 

 

 

 

 箱崎ふ頭埋め立て計画図 博多湾がどんどん消えていく(西日本新聞より)

 

 

 

《関連記事》

「リーダーシップを」「説明丁寧に」 3期目市長に期待、注文 福岡市議会一般質問(西日本新聞 2018.12.13)

箱崎ふ頭を大規模埋め立て 65ヘクタール、ヤフオクドーム9個分 福岡市検討(西日本新聞2018.12.14) 

ロープウエー構想に疑問噴出 福岡市・博多港WF再整備 「検証不足」「導入ありきだ」(西日本新聞2018.12.18)

福岡市の箱崎ふ頭西側埋め立て計画、国交省と協議始まる 新年度にも手続き(西日本新聞2018.12.19)

 

《関連資料》

福岡市議会HP

福岡市を経営する(ダイヤモンド・オンライン)




【福岡市長選】過去最低投票率で高島氏3選  逃げるが勝ち‼

2018-11-19 18:05:50 | 福岡市政

過去最低の投票率で高島氏が3選を果たした。福岡市長選から一夜が明けて暗澹たる気分だが、市長選の感想を少しだけ述べておきたい。

今回の選挙を一言でいうなら、”逃げるが勝ち”。なぜなら、高島市長は最後まで土俵に上がらなかったから。対戦相手の神谷氏や市民が、いくら公開討論を要請しても無視を貫き(返事もせず)、逃げ通した。その結果、高島市政の問題点は見えないまま、選挙に対する関心も薄れ、史上最悪の投票率となった。高島市長はブログで、28万5435票という史上最多得票をいただいたと誇っているが、全有権者のわずか23%にすぎない。これでは市民から信任されたとは言えない。まして政策論争から逃げるなど、政治家として恥ずべき行為だろう。

一方、神谷氏はブログで、無名の新人として出馬したが、様々な方面から支援があり、選挙戦の中で大きな広がりを感じたと述べている。高島氏の当選と得票については、公開討論に応じないことで作り出した「魔法の数字」であり、納得しないとも。公開討論会は、1対1の選挙で市民にわかりやすく論点を示すことで多くの市民の選挙への関心を高め、市政の問題を一方的な宣伝でなく双方のわかりやすい議論で明らかにするものであり、政治家としての責任から提案したと述べている。これについては、公開討論会を企画した市民団体代表の一人として、私も残念でならない。実現していれば少しは変わっていたと思うが。

ただ、救われたこともある。それは、神谷氏が出馬されたことによって、8年間にわたる高島市政の問題点が公に晒されたこと。しかも、分かり易い。これらは今後の市政運営に関わる問題だけに、その功績は大きい。さすが福岡市政を知り尽くした方だけある。それに対し、厄介なのは高島市長。ロープウエー計画を公約に掲げ(これが高島流)、それが信任されたと思っているからどうにもならない。当選直後の記者会見では、強引に進めないと言っていたが、おそらく計画を加速させるに違いない。すでに市は調査費2千万円をかけ専門家による議論を進めているが、ロープウエーの導入はまだ決まったわけではない。議会でしっかり議論し、市民の意見も聴くべきだ。”私の夢”だか何だか知らないが、空港出資問題の時のような暴走(議会軽視)は許されない。来月11日からはじまる12月議会を注視したい。

ところで、今回、高島市長は公約を正式に公表していない。ポスターにも公約らしきことは書かれていない。あるのは報道記事だけ。8年前、福岡市長選に出馬された木下敏之氏(今は福大教授)もこれには驚いて、当選するとわかっていても公約を広く示して、それに対して審判を受けるという民主主義の基本に則っていないといけないとコメントされている。全く同感である。よもや、ここまで舐められるとは思ってもいなかったが、どれほどの市民がそのことに気付いているのだろう。いやはや、頭の痛い日々は続く。

 

お友達が並ぶ (左から井上貴博衆議院議員・飯盛利康市議・高島氏・麻生太郎氏 写真:高島市長公式ブログより)

 

 

 

安倍首相から電話が入る どこみて仕事してる?(写真:西日本新聞)

  

 

 

有権者は約124万人、棄権した市民は85万人にも上る 無投票数(白票)は過去最高 (福岡市選挙管理委員会資料より)

 

 

《関連記事》

「高島流」思い信任 福岡市長3選 議会、知事と軋轢抱え 首相の祝電に破顔(西日本新聞 2018.11.19)

神谷氏善戦、万歳三唱も 共産公認・推薦で最多9万票 福岡市長選(西日本新聞 2018.11.19) 

候補者少なく関心高まらず 福岡市長選、投票率過去最低(西日本新聞2018.11.19)

福岡市長選:盛り上がり欠ける論戦 公開討論会なく(毎日新聞2018.11.8) 

 

《関連資料》

福岡市HP。平成30年11月18日執行 福岡市長選挙 投・開票速報(2018.11.18)

かみや貴行のブログ 1%でなく99%のための福岡市政を 

 


高島市長へ公開質問書提出、そこで秘書課長がとんでも発言!

2018-11-08 21:19:09 | 福岡市政

先月28日、市民主催の公開討論会が開催された。候補者の一人、神谷氏は出席されたが、高島市長は姿を現さなかった。それどころか、欠席する旨の返事すらしなかった。市民からは非常識との声が上がっている。そんな中、今週、高島市長に公開質問書が提出された。そこで秘書課長のとんでもない発言があった。

「話を聴く会」の原氏によると、6日、まず高島市長の選挙事務所(中央区)へ出向き、公開質問書を提出。受け取ったのは秘書の伊藤氏だったという。質問書を読み上げて手渡し、公開討論会(告示後は第三者が主催する公開討論会は開けないので、二人同席の個人演説会を開く形)の受諾を重ねて求めたという。それに対し、伊藤氏は「いろいろスケジュールも有るので検討します」と返答したという。

次に、市役所秘書課へ出向き、同様の公開質問書を提出。今回の高島市長の対応を正したところ、自分の個人的意見だと前置きした上で、野木秘書課長は「出席すると約束しておいて欠席したのであれば問題があるが、そうではない(返事をしていない)のだから問題はない」と述べたという。もう話しにならない。野木課長は個人的意見だと言っているが、おそらく高島市長がそう言っているのだろう。

ところで、西日本新聞は両候補者にアンケートを実施しているが、その中で「あなたが考える組織の指導者とはどのような存在か」というのがある。それに高島市長は「声なき声に耳を傾け、いろいろな価値観を持つ人たちと向き合う」と答えている。どの口が言うのか。自分の意見と違う人の声には耳もかさない。このような人に市長になる資格はないと思うが。

 

 

 高島市長は答えるか、、それともまた無視するのか  

 

 

《関連記事》

福岡市長選アンケート(1)~(10)(西日本新聞2018.11.7~11.8)  

 


高島市長、公開討論会に現れず

2018-10-31 21:35:15 | 福岡市政

10月28日、福岡市内で開催された「福岡市長選に立候補表明した二人から話を聴く会」主催の公開討論会に、高島市長はとうとう現れなかった。再々、主催者側が出席か否かの返答を求めたにもかかわらず、返事すらせず逃げ通した。

主催者の話によると、神谷氏は予定通り出席。およそ30分間、話をされた後、市民からのさまざまな質問によどみなく答えられたという。会場には、福岡市議会から荒木議員(緑とネット)や星野議員(共産党)が参加、マスコミも多数(共同通信、読売、毎日、RKB、九州朝日放送)取材に来ていたという。皆、高島市長の動向に注目していたのだ。ところが、当の本人は知らぬふり。報道関係者からは何度も「高島さんは来るのか」、「返事は有ったか」との問い合わせがあり、「何の連絡も無い」と主催者が答えると「出席できないとの返事も無いのか」と呆れ驚いていたという。(これを報道してほしかったのだが)

「話しを聴く会」は、高島市長の秘書課に正式に申し入れを行い、なおかつ高島市長にも直接案内状を手渡している。ところが、連絡がなかったため、選挙事務所に出向き、出席か否かの回答を申し出ている。にもかかわらず、高島市長は完全無視を貫いた。ここまで神谷氏や市民を蔑ろにするとは、市長というか人として最低な行為である。

今後、「話を聴く会」は、高島市長に対し、市長選に立候補するのであれば、公開討論会に参加するよう申し入れる。(告示後は第三者が主催する公開討論会は開けないので、二人同席の個人演説会を開く形となる)。また同時に、今回の公開討論会に参加した市民から出された公開質問書に答えるよう求める。果たして、高島市長は質問に答えるのか。それとも、このまま逃げ通すのか。ちなみに、公開質問書は来週、高島市長の手元に届くはず、秘書が破棄しなければ。

 

《追記:2018.11.8》

6日、公開質問書は秘書に手渡されたが、そこで秘書のとんでもない発言が、、詳しくはこちら

 

 

高島市長を待つ、かみや氏 (10月28日ふくふくプラザホールにて、写真は松尾りつ子さんツイッターより)※写真掲載了は承済み