(遅ればせながら、ワクチン接種後の死亡事例報告です)
厚労省は8月25日、ワクチン接種後の死亡事例を報告。資料によると、8月20日現在、ファイザー製では新たに82人が死亡。2月17日の接種開始からの死者数は計1077人になった。一方、モデルナ製では、新たに4人が死亡。5月22日の接種開始からの死者数は計16人となり、ワクチン接種後の死者は累計1093人となっている。(※8月8日までの死者は1002人)
時間がないので、資料詳細を確認できていないが、ファイザー製については、一時期に比べると死者数は減ってきているように思われる。それでも1000人以上の方が亡くなっていることに驚く。NHKの報道によると、厚労省は、8月8日までに死亡した人で「接種と因果関係がある」と結論づけられた人はいなかったという。また、ファイザーのワクチンの接種を受けた80代の女性が、血小板の減少を伴う血栓症を発症し、国際的な指標に該当したが、情報不足などで因果関係は評価できなかったという。その上で、誤った情報発信をしないよう呼びかけている。
8月28日NHKニュースより
新型コロナウイルスのワクチン接種後に死亡が確認された人は、8月8日の時点で1002人。ファイザーが100万人あたり19.6人
、モデルナが100万人あたり1.2人。また、心臓の筋肉や膜に炎症が起きる「心筋炎」や「心膜炎」の疑いが報告された人は、
ファイザー55人(100万人あたり1.1人)、モデルナ13人(100万人あたり1.4人)となっている。
《参考資料》
・厚労省。新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要~コミナティ筋注、ファイザー株式会社(8.25資料)
・厚労省。新型コロナワクチン接種後の死亡として報告された事例の概要~モデルナ筋注、武田薬品工業株式会社(8.25資料)
《関連記事》
・ワクチン接種後死亡1002人「接種と因果関係」結論づけられず (NHKニュース 2021.8.28)