(前項の続き、今回のくじゅう散策で出会った花たちを紹介します)
夏の花から秋の花へと移りゆく季節。登山道の足元に目をやると、色鮮やかな花や実が勢ぞろい。8月は梅雨のような日が続き、雨ヶ池は(文字通り)雨水を湛えていたようだけど、この日はいつもと変わらない姿に戻っていた。遠くに目をやると、一面ヤマラッキョウの花。自然の猛威に耐えながら、花たちは元気に生きていた。(花から元気をもらったので、また頑張れる)
撮影日:9月25日撮影
ヤマラッキョウ(ユリ科) 雨ヶ池登山道脇
ツクシアザミのドライ(キク科) 長者原タデ原
リンドウ(リンドウ科) 長者原付近
アキノキリンソウ(キク科) 長者原付近
トリカブト(キンポウゲ科) 標高1300付近
ミヤマキリシマ、狂い咲き(ツツジ科) 雨ヶ池入り口付近 今年も会えた!
マツムシソウ、咲き誇る(マツムシソウ科) 雨ヶ池登山道脇 虫たちが食事中
マツムシソウ(マツムシソウ科) 雨ヶ池登山道脇
※マツムシソウは高所に咲くものほど色が鮮やかと言われている。
ボケの実(バラ科) 雨ヶ池登山道脇
実が瓜に似ていることから木瓜(木になる瓜)と書く。「もけ」と呼ばれいたものが「ぼけ」になったとか。木にしてみれば、「もけ」のままのほうがよかったかも、、
ママコナの群生(ゴマノハグサ科) 雨ヶ池登山道脇
ママコナ(ゴマノハグサ科) 雨ヶ池入り口付近
※唇形の花。下の唇の内側に飯粒のような白い点が2つ。これが継粉(ままこな)を連想させるのでこの名が付いた。愛らしい。
アキノキリンソウ(キク科) 雨ヶ池先の登山道脇
ベニバナゲンノショウコ(フウロソウ科) 坊がつる付近
オタカラコウ、終焉(キク科) 坊がつるキャンプ場
コウゾリナ(キク科) 長者原付近 こちらは今が最盛期
マムシグサの実(サトイモ科) 標高1300m付近
※果実には有毒なシュウ酸カルシウムが含まれているので食べたら危険
こちらは長者原付近のもの、すでに赤い実が落ちて黒い芯が見えている
シシウド(セリ科) 長者原付近 レースのような美しさ、、
《おまけ》
サンゴ礁のような、、ハイゴケかな?
ふわふわ流れるような、、アラハシラゴケかな?
(苔は詳しくないので、あしからず)