7月1日、梅雨前線の影響で九州北部や山口県は大雨に見舞われた。宗像市や久留米市では道路や田んぼが浸水する被害が出ている。北九州市小倉南区では自転車ごと側溝に落ちて川に流された人が亡くなっている。今回、雨量が最も多かった大分県日田市(72時間270ミリ)では花月川にかかる三郎橋(国道386号線)の橋脚が倒れる被害が出ている。山口県では下関市や美祢市などで大雨となり、中国道が通行止めになった。
今年は梅雨入りが遅く、どうなるかと思っていたが、やはり例年とおり7月に入いるやいなや大雨になった。先月27日、気象協会は梅雨明け予想を発表しているが、それによると九州南部から東北北部の梅雨明けは7月中旬から下旬にかけて、いずれも平年並みとなっている。このまま梅雨が明けてくれればよいのだが、梅雨末期の大雨は常態化しており、どこかで災害が発生しないと梅雨明けしないという状況。もうしばらく警戒モードでいないといけない。
山口県美祢市東厚保・厚狭川(7月1日5時40分)
昨年6月30日豪雨で大きな被害が出た美祢市東厚保(厚狭川)では、1日午前3時半頃、氾濫危険水位を超えた
午前7時頃から小康状態になったので助かった
7月1日午前3時頃の雨雲の動き
7月1日午前3時頃、山口県に線状降水帯らしきものが発生していたが、基準に満たしていなかったようで気象庁の発表はなかった
気象庁の発表をまっていたらいくつ命があってもたりない(毒)
7月1日午前7時現在の降水量
福岡県宗像市では1日午前5時から6時までの1時間に7月の降水量で最大となる65.5ミリの雨を観測していた
こちらは毎年氾濫する山陽小野田市の桜川(7月1日午前8時頃)氾濫寸前
福岡にいる間は母を施設に預けているが、1日朝、施設のそばを流れる桜川の様子をライブカメラで見ると氾濫寸前だったので、すぐさま施設に連絡をすると垂直避難をしているとのことだった。その後、雨は小康状態になった。先月、施設でクラスターが発生したため施設の利用ができず、福岡へ戻ることもできず(ブログも更新できず)、半月ぶりに戻ったあとの大雨。何かあれば下道を走ってでも行くつもりだったが大事に至らなくてよかった。明日は母を迎えに行く。田舎も1時間30ミリ以上降っていた。さて、家はどうなっていることやら、、