7月14日からの大雨により、五ケ山ダムは15日午後5時、常時満水位(407.10m)を超えた。17日18時現在の水位は407.58m。昨年7月10日豪雨以来の満水超えである。洪水時最高水位まであと5.8m。梅雨もそろそろ明けそうなので、もう心配はないと思うが、治水能力を誇る五ケ山ダムでさえ、梅雨末期には満水になる。今後、さらに異常気象が進むとどうなるか、心配になる。
3連休は大雨の予報が出ており、14日から15日にかけて九州北部では線状降水帯発生の可能性があると報じられていた。うろうろするのはよくないと思ったが、引越しの段取りがあり(介護の合間に行くしかなく)、13日、宮崎へ向かった。用事を済ませ翌14日、福岡へ戻ろうと雨雲レーダーを見ると、午前8時頃、長崎で線状降水帯が発生していた。熊本も大雨だったので、いつものルート(米良街道~九州道)ではなく、東九州道~大分道経由で帰ることにした。幸い、大雨に見舞われることはなかった。ただ、昨年7月10日の大雨で土石流被害を受けた大分道の高山トンネル(朝倉~杷木)はまだ完全に工事が終わっていない状態(一部ブルーシートがかけてある状態)だったので気になったが、その後、雨は小康状態になったのでよかった。
梅雨明け宣言も秒読み段階に入り、いよいよ過酷な夏がやってくる。福岡での時間も残り少なくなってきた(寂しいな)。できれば宮崎へ引越す前に五ケ山に行っておきたいのだけど、、(写真を掲載しておきたいので)
《2024.7.29更新》
7月27日、五ケ山経由(東背振トンネル越え)で大川市へ行く途中、車の中から撮ったものなのでわかりにくいと思いますが、写真を掲載しておきます。
五ケ山ダム、満タン(佐賀大橋から見たところ)
7月15日午後5時、満水超
15日午前5時頃~6時頃の1時間に50ミリの大雨になり、脊振ダムからの流入量が一気に増えている。ちなみに、同時刻、那珂川市市の瀬で63ミリの大雨になっていた。(下表参照)
7月17日午後6時現在の五ヶ山ダム
408mまでいくかな