呑む気オヤジ/病窓より望む蔵王連峰便り

訳アリで山暮らしから都会に戻ったオヤジの日記。合唱も映画もドライブも温泉も、たまには俳句も・・・😄

呑む気オヤジの聴く!~第50回仙台放送合唱団定期演奏会

2012-06-10 | 合唱

チケットをいただいて仙台放送合唱団の定期演奏会を聴きに行った。
この合唱団は創立が昭和18年という仙台の老舗中の老舗混声合唱団。元々はNHK仙台支局に所属するラジオやテレビに出演するプロ合唱団だった。昭和37年に一般合唱団(アマチュア)として再編成したという。
そういった経歴の団ということもあり、宮城県内でのトップクラスの実力派合唱団だ。仙台に来る前に、合唱を長年やっている友人から「仙台で本格的に混声合唱をやるならグリーンウッドか仙台放送だって」と聞いていた。それは楽しみ、期待して会場に向かいました。

今回は第50回の定期演奏会ということで、これまで同団やNHKが芸術祭参加や周年行事の時に委嘱して作曲し貰った曲を中心にプログラムを組んだそうだ。ほとんどが仙台や東北にゆかりの深い作曲家や詩人の作品だ。
内容的にも東北のお祭りや四季、民話などを題材にしたもので、一部難曲もあり初めて聴いたためちょっと眠くなる曲もあったけど、全体的に初めてでも聴きやすいプログラムであった。
そしてさすがに実力派合唱団、メンバーの年齢構成は20代~70代と広く、特に男声パートは年齢が高そうだったが、きっちりと声質が揃ってしっかりしたハーモニーと曲構成を聴かせていただいた。うーん、混声合唱も良いね。
仕事でもスポーツでも、音楽でもなんでも同じだろうけど、自分の実力の少し上、一定程度レベルの高いところを目指して努力していくことが、達成感や満足度の充実につながるんだと思う。合唱も難しい曲やレベルの高い合唱団に挑戦することも大切だ。コンクール出場もその一つかもしれない。
もちろん人ぞれぞれの目的も楽しみ方もあり、違って構わない。ただ合唱団単位で、そういったものをすり合わせて一つの方向性を持たせるのは、なかなか難しい。そんなことを、仙台放送合唱団の演奏会を聴いていて、また2つの合唱団に所属してみて、改めて考えた。


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