ふろしき王子のブログ◎
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商家にうまれた祖父は、戦事中、小牧や各務原で
軍の経理を担当し、特攻へ向かう若い兵隊を見送っていた。

神田に生まれ、少年時代は海洋少年団に入り、
東京湾から隅田川を遡って泳ぐなど、水泳が得意だった。

トラックで物資を運搬中、B29の機銃掃射に追われたため、
停車して脇のどぶに飛びこんで潜り、命をとりとめる。

店は東京大空襲で焼かれ、敗戦後は行商から出直す。

進駐軍の馬鹿にした態度に腹を立てた
江戸っ子の祖父は米兵を殴りつけ、大喧嘩に発展する。

敗戦直後の疎開先として出向いた
埼玉県行田市で暮らしていた親戚筋の女性と
反対を振りきって結婚。

式当日は真冬の1月。午前中はランニングシャツ1枚で
汗だくになって、浅草から大森まで
リヤカーで石うすを届ける。

新婚旅行は修善寺。
三島からのバスがエンストして、
乗客みんなで押していく。

旅館に電報が入り、店が忙しいから戻ってこいと、
とんぼ返り。

(つづく)

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いまを生きている人は、待ち時間がストレスにならない。
(わざわざ行列はしないけど)

ただ時間を消化して、つつがなく死ぬために生きる人は、
やることが決まっていないと不安になる。

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基本的にたばこは嫌いで、
一度も吸ったことはありませんが、

たばこを吸う人を批難する心はありません。

歩きたばこは、後ろにいると延々と煙を浴びるし、
子どもの顔の高さの危険があるので
やめていただきたい。

僕はたばこを吸ったことのない理由として、
子どものときに一生分吸ったから、と半ば
冗談で答えますが、
父と祖父がたっぷりと吸っている煙のなかで
育ったため、好奇心はなく、思春期にたばこを吸うという
反抗心も湧かなかった。

たばこは必要悪なところがあり、
ぼーっとするきぶん転換、逆に集中のための他情報の遮断
など、仕事のためのリズムや意識づくりに
頼らざるを得ない人もいるのだと思います。

大氣汚染や健康被害ならば、自動車の排ガスのほうが
影響は大きく、さらには飛行機がもっとくうきを汚していることは
ほとんど認識されていません。

たばこも嫌いだけど、そこばかりを悪役として排除するのではなく、
世の中の
よろしからぬもの、

洗剤、柔軟剤、漂白剤、香料、消臭剤、
ヘアカラー、パーマ液、練りはみがき、
染料、入浴剤、シャンプー、リンス、
除草剤、殺虫剤、肥料、マウスウォッシュ、
細胞を傷つける周波数の電子機器、ゲーム、教育、食品添加物
などなどの中の、

人体や生態系と共鳴しないもの、分解と循環のできない
あらゆる
経済優先の大量廃棄製品にも
意識と選択を向けるべきで、
ただタバコばかりに八つ当たりしていても
どうしようもないと考える。

問題の原因は一つではない。
原因の原因をたどれば、
ひとつなのかもしれないけど。

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