基本的にたばこは嫌いで、
一度も吸ったことはありませんが、
たばこを吸う人を批難する心はありません。
歩きたばこは、後ろにいると延々と煙を浴びるし、
子どもの顔の高さの危険があるので
やめていただきたい。
僕はたばこを吸ったことのない理由として、
子どものときに一生分吸ったから、と半ば
冗談で答えますが、
父と祖父がたっぷりと吸っている煙のなかで
育ったため、好奇心はなく、思春期にたばこを吸うという
反抗心も湧かなかった。
たばこは必要悪なところがあり、
ぼーっとするきぶん転換、逆に集中のための他情報の遮断
など、仕事のためのリズムや意識づくりに
頼らざるを得ない人もいるのだと思います。
大氣汚染や健康被害ならば、自動車の排ガスのほうが
影響は大きく、さらには飛行機がもっとくうきを汚していることは
ほとんど認識されていません。
たばこも嫌いだけど、そこばかりを悪役として排除するのではなく、
世の中の
よろしからぬもの、
洗剤、柔軟剤、漂白剤、香料、消臭剤、
ヘアカラー、パーマ液、練りはみがき、
染料、入浴剤、シャンプー、リンス、
除草剤、殺虫剤、肥料、マウスウォッシュ、
細胞を傷つける周波数の電子機器、ゲーム、教育、食品添加物
などなどの中の、
人体や生態系と共鳴しないもの、分解と循環のできない
あらゆる
経済優先の大量廃棄製品にも
意識と選択を向けるべきで、
ただタバコばかりに八つ当たりしていても
どうしようもないと考える。
問題の原因は一つではない。
原因の原因をたどれば、
ひとつなのかもしれないけど。
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