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インド先住民 資源開発拒否 アルミ生産施設 環境省不認可も

2013-08-23 | 先住民族関連
SankeiBiz-2013.8.22 05:00
 インド東部のオディシャ州の丘陵地帯、ニヤンギリには神々が住んでいると現地の先住民たちは信じている。アルミニウムの原料であるボーキサイトが豊富に埋蔵されているこの地帯でべダンタ・リソーシズが78億ドル(約7579億円)規模のアルミ生産施設の建設を計画しているが、先住民たちはこれに反対。衛星の資源をめぐる人類と青色の異星人との攻防を描いた米映画「アバター」さながらの状況となっている。
 会合が開かれた地域の収入担当の責任者、サシ・ブサン・パディ氏によれば、ニヤンギリにある12の村すべてが、採掘承認と引き換えに提示されていたインセンティブを拒否した。
 今回の最後の2つの先住民族の決定により、インド環境省は認可を拒否する可能性が高く、資産家のアニル・アガルワル氏率いるベダンタによる資源開発はさらに遅れる見通しだ。
 同社によるインドでの金属事業は相次いで暗礁に乗り上げており、ボーキサイトの不足により125万トン規模の新規アルミ生産能力の稼働開始は先送りされ、遊休状態となる可能性がある。
 ムーディーズ・インベスターズ・サービスのクレジットアナリスト、アラン・グリーン氏(シンガポール在勤)は電話インタビューで「べダンタには長期的なボーキサイトの供給源がなく、極めて多くの資産が遊休状態に置かれている」と指摘。「石油・ガス・亜鉛部門の業績でべダンタは信用面で問題はないが、これらの事業が低迷すれば打撃を受けかねない」と話す。
 ニヤンギリの先住民たちが置かれた状況は、人権保護活動家のビアンカ・ジャガー氏ら世界から注目を集めている。ロンドンでは抗議行動が行われるなど、ジェームズ・キャメロン監督の映画アバターで描かれた架空の異星人ナヴィの姿をほうふつとさせる。映画の興行成績の分析を手掛けるボックス・オフィス・モジョによれば、アバターの世界の興行収入は約27億8000万ドルに達し、歴代首位となっている。(ブルームバーグ Abhishek Shanker)
http://www.sankeibiz.jp/macro/news/130822/mcb1308220502005-n1.htm

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映画アバターさながら先住民が開発拒否-印ボーキサイト鉱床

2013-08-23 | 先住民族関連
ブルームバーグ-2013/08/20
  8月20日(ブルームバーグ):インド東部のオディシャ州の丘陵地帯、ニヤンギリには神々が住んでいると現地の先住民たちは信じている。アルミニウムの原料であるボーキサイトが豊富に埋蔵されているこの地帯でべダンタ・リソーシズ が78億ドル(約7600億円)規模のアルミ生産施設の建設を計画しているが、先住民たちは拒否。衛星の資源をめぐる人類と青色の異星人との攻防を描いた米映画「アバター」さながらの状況となっている。
会合が開かれた地域の収入担当の責任者、サシ・ブサン・パディ氏によれば、ニヤンギリにある12の村全てが、採掘承認と引き換えに提示されていたインセンティブを拒否した。 
今回の最後の2つの先住民族の決定により、インド環境省は認可を拒否する可能性が高く、資産家のアニル・アガルワル氏率いるベダンタによる資源開発はさらに遅れる見通しだ。同社によるインドでの金属事業は相次いで暗礁に乗り上げており、ボーキサイトの不足により125万トン規模の新規アルミ生産能力の稼働開始は先送りされ、遊休状態となる可能性がある。
ムーディーズ・インベスターズ・サービスのクレジットアナリスト、アラン・グリーン氏(シンガポール在勤)は電話インタビューで「べダンタには長期的なボーキサイトの供給源がなく、極めて多くの資産が遊休状態に置かれている」と指摘。「石油・ガス・亜鉛部門の業績によりべダンタは信用面で問題のない状態を維持しているが、これらの事業が低迷すれば打撃を受けかねない」と述べた。
原題:Real-Life Na’vi Snub Billionaire Agarwal’s Bauxite MiningPlan(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:Mumbai Abhishek Shanker ashanker1@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Jason Rogers jrogers73@bloomberg.net
更新日時: 2013/08/21 09:03 JST
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MRUSGM6KLVS501.html

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記憶障害抱え点描画展 音楽家のGOMAさん…群馬

2013-08-23 | 先住民族関連
(2013年8月19日 読売新聞)
 交通事故で記憶に障害を負ったことをきっかけに点描画を描き始めた、オーストラリア先住民族の管楽器ディジュリドゥの奏者、GOMAさん(40)の個展が、前橋市敷島町の絵本・アートグッズ店「フリッツ・アートセンター」で開かれている。
 GOMAさんは「人は何かしらの困難や葛藤を抱えながら生きている。絵を見て『こんな戦い方もあるんだ』と前向きな気持ちになってもらえたらうれしい」と話している。
 GOMAさんは、1998年にファーストアルバムを出すなど国内外で活躍する大阪出身のアーティスト。2009年に首都高速で追突事故に遭い、過去10年ほどの記憶が欠落し、新しいことも覚えにくくなる後遺症を抱えた。一時は、自身の職業やディジュリドゥが楽器であることさえ忘れ、活動休止を余儀なくされた。
 絵を描きだしたのは事故後間もなく、突然のことだった。「自分の職業は画家だと思い込んでいた」(GOMAさん)といい、自然と長女の絵の具を手に取り、点描画を描き始めたという。懸命のリハビリを続け、11年に音楽活動を再開した後も「その日を自分が生きた証し」として、記憶を補足するために描き続けている。
 復帰の過程を描いたドキュメンタリー映画「フラッシュバックメモリーズ 3D」(松江哲明監督)は12年、東京国際映画祭で投票による観客賞に選ばれた。
 個展では、富士山などの具象画や、光の波紋のような抽象画など、新作を含め約30点を展示。オーストラリア先住民族アボリジニの絵画を思い起こさせる、素朴で力強さがある作品も堪能することができる。
 9月8日まで。入場無料。火曜休館。
http://www.yomidr.yomiuri.co.jp/page.jsp?id=83145

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アイヌ文化伝承の祭典 文化賞に彫刻家の床さん(動画)

2013-08-23 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (2013/08/19)
 アイヌ文化の伝承や保存に尽力した人を顕彰するアイヌ文化振興・研究推進機構(札幌)のアイヌ文化賞、文化奨励賞贈呈式が17日、札幌市中央区のかでる2・7で行われた。本年度の文化賞受賞者は、釧路市阿寒町在住の彫刻家、床ヌブリさん(76)。同機構の中村睦男理事長から賞状と記念品を受け取り「イヤイライケレ(ありがとうございます)」とあいさつした。贈呈式に続いては同機構主催の「アイヌ文化フェスティバル」が開かれ、沖縄から国内留学中の学生らでつくる「まんちゃーぽいぇぽいぇズ」によるアイヌの民族楽器・トンコリ演奏や、川上容子さんによるユカラ、帯広カムイトウウポポ保存会による古式舞踊などが披露された。文化奨励賞受賞者は次の通り。▽大関美栄子さん(日高管内新ひだか町)▽貝沢耕一さん(同平取町)▽北原きよ子さん(埼玉県上尾市)▽野本久栄さん(千歳市)▽日川清さん(釧路市阿寒町)
http://www.hokkaido-np.co.jp/cont/video/?c=event&v=575871595002

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「蕪島」の語源は“アイヌ語”?

2013-08-23 | アイヌ民族関連
デーリー東北新聞社 Online Service (2013/08/17 14:02)
 5月に三陸復興国立公園へ編入された八戸市の蕪島と種差海岸。その地名の語源については諸説あるが、元青森県教委職員で、元市立島守小校長の杉山武さん(62)=同市=は「アイヌ語語源説」を唱える研究者の一人だ。これまでの調査から、アイヌ語がアイヌ民族の言語だけではなく、全国各地の地名にその痕跡を残している―と考える杉山さん。「国立公園指定を機に、地名の大切さにあらためて注目してほしい」と呼び掛ける。
 杉山さんは県教委職員時代、主に埋蔵文化財を担当し、県内各地の遺跡で発掘調査を手掛けた。その傍ら、地形を意味する言葉が多いアイヌ語に興味を持ち、郷土の地名との関連について独自に研究を続けてきた。
 「蕪島」の地名の由来は一般的に▽野菜のカブの形に似ていることによる▽蕪嶋神社があることから「神嶋(かむしま)」が変化した▽「蕪(かぶ)の花」と呼ばれる菜の花が咲いているから―などの説が知られる。
 杉山さんは、アイヌ語でカモメやウミネコを指す「カピュー」と、岩場を意味する「シュマ」を合わせた地名とする説を採る。「蕪島の一番の特徴はウミネコのはず。この方が語源としてもなじむ」と強調する。
 さらに、「種差」は「タンネ・エサシ(長い岬)」によると主張。「鮫」は海の生物ではなく、蕪島の「サム(そば)」という意味ではないかと推測し、「島脇」という姓が鮫地区に多いのも、その名残としている。自身が編集委員を務めた「新編八戸市史 地誌編」でも、その考えの一端を披露した。
 八戸市内の遺跡には、アイヌ民族のものと分かる出土品や痕跡はほとんど残っておらず、地名に影響を与えるほど大勢のアイヌ民族がいたとは考えにくい。ただ、本州以南では、八戸以外にもアイヌ語で由来を説明できる地名が多数あることを複数の研究者が指摘している。
 「アイヌ語は古代の日本列島の共通語で、それが最北端のアイヌ民族に残ったのではないか」との仮説を立て、アイヌ語の重要性を強調する杉山さん。
 「地名には、かつての地形や風俗などを示すヒントが多く残されている。地名の研究を通じ、郷土の歴史をひもといていきたい」と議論の活発化に期待を寄せる。(井上周平)
【写真説明】
「蕪島=アイヌ語源説」を説明する杉山武さん=八戸市内
※詳しくは本紙紙面をご覧ください。有料携帯サイトにも掲載しています。
http://cgi.daily-tohoku.co.jp/cgi-bin/news/2013/08/17/new1308171402.htm

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ボリビア:123歳の男性? 事実なら史上最高齢

2013-08-23 | 先住民族関連
毎日新聞 2013年08月17日 10時48分(最終更新 08月17日 11時27分)
 南米ボリビア西部の村で、123歳になる可能性がある男性が確認された。AP通信が伝えた。男性は先住民アイマラ民族のカルメロ・フロレスさん。事実であれば世界最高齢となり、記録に残る史上最高齢も上回ることになる。
 ボリビアでは1940年以前には戸籍が存在せず、信ぴょう性に疑問があるが、神父が書いた洗礼証明書には1890年7月16日生まれと記載。ボリビア当局はこれを正式な生年月日として認定した。
 フロレスさんは観光地ティティカカ湖に近い標高4000メートル地帯の寒村に居住。3人の子どものうち2人と妻は既に死亡し、40人の孫と19人のひ孫がいる。(共同
http://mainichi.jp/select/news/20130817k0000e030157000c.html

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台湾…「先住民族学校」 祖先を知る

2013-08-23 | 先住民族関連
(2013年8月16日 読売新聞)
 台湾東部・台東市の中心街から車で約20分離れた自然豊かな郊外の村で、先住民族・ピュマ族が自らの伝統文化をその子どもたちに教える「集落学校」が開かれていた。
 ピュマ族で元軍人の林三郎さん(51)が、熊よけの鈴のように腰に付けて音を鳴らす伝統的な鉄器の使い方を子どもたちに教えた。「森の中で敵と遭遇すれば、音のリズムが変わる。遠くにいる仲間に伝える警報機能があるんだ」。続いて、刀や盾の使い方も、実演を交えて解説した。
 ピュマ族は現在約1万3000人。日本でもコンサートを開く女性歌手・張恵妹さんもその一人だ。別の先住民族との縄張り争いを繰り返し、17世紀には台湾を占領したオランダにも抵抗した歴史を持つ。林さんが紹介した武器類は今では使われておらず、子どもたちは興味津々で見入った。
この「集落学校」は、馬英九(マーインジウ)総統が打ち出した先住民族に対する教育振興政策の一環として、今年設けられた。授業は普段の土曜日や、夏休みなどにある。12~15歳の約30人が武器の扱いのほか、固有の言語や歴史、伝承、祭事など学校教育カリキュラムにはない内容を3年間学び、民族のアイデンティティーを養う。
 この日、臨時の助っ人教師として呼ばれた林さんを含め、教師役も全員、ピュマ族だ。学費は無料。志願して入学した楊耀祖君(15)は「特に弓矢を習うのが面白い。家にいるより楽しい」と話し、評判は上々だ。入学時に面接を課されるが、元警察官の潘調志校長(56)によると、「選ばれたという名誉な気持ちを持たせるため」だという。
 台湾当局は、ピュマ族を含め14の先住民族の「集落学校」を、10年間で30校以上設置していく計画だ。背景には、多数派の漢族文化の流入で先住民族の固有文化が失われつつあるとの危機感がある。
 ただ、武器類の扱い方などは実生活に役立つのか。意味はあるのか。そんな疑問をぶつけると、潘校長はきっぱりと答えを返した。「我々の祖先がどうやって生きてきたかを知ることには、大事な意味がある」(台東 比嘉清太)
http://www.yomiuri.co.jp/kyoiku/jijou/sekai/20130809-OYT8T00333.htm

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台湾アミ族Suming、アーティスト交流図る日本ツアー開催

2013-08-23 | 先住民族関連
2013年8月15日 10:03 (サーチナ)
 台湾先住民アミ族出身のアーティストで、音楽を通して自身の持つ世界観や文化を発信しているSuming(スミン)。世界各国へと遠征する中、特に積極的なのが日本での活動だ。アーティストやファンとの出会いと交流を目指し、10回目の来日を控えているスミンに、話を聞いた。(写真は「BlueTreePress」提供)
――日本ツアー開催決定、おめでとうございます! どんなコンサートになりますか? 見どころを教えてください。
 曲をアレンジしたり、歌い込んで練習したりといった新しい演出やパフォーマンスを、日本のみなさんに見ていただきたいです。そして、村の部族のパワーを込めたツアーになると思っています。僕は去年から生活拠点を先住民の集落に戻して、お年寄りからたくさん物語を聞いたり、伝統的な歌を習ったりしているんですよ。そういった部分も分かち合えたらいいですね。
――前回のインタビューは2012年7月でしたが、集落に帰ったことで環境が大きく変わりましたね。最近はどんな活動をしていますか?
 住んでいる都蘭という集落で、音楽祭開催の準備をしています。集落のパワーと考え方を取り入れ、今まで無かった音楽イベントを作りたい。世界に部族文化を伝えていきたいと思っているんです。
――スミンさんにしか手がけられないイベントだと思うので、期待しています。7月にはミニアルバム「美好的日子」をリリースしましたが、どんな思いを込めて作った作品ですか?
 お年寄りから、素敵な昔話をたくさん聞きました。その中で印象に残っているのが、都蘭のクロスステッチ(十字刺繍)。日本統治時代に作られた布がまだ残っているんです。初めて知ったそのエピソードが、このアルバムの発想のきっかけになりました。ジャケットのクロスステッチは、僕がその古い布にあるクロスステッチの模様を自分で刺繍して復刻したんです。刺繍しながら作った曲を、収録しました。
――刺繍のようにひとつひとつ編み上げて完成した、ミニアルバムなのですね。忙しいスケジュールをこなしているようですが、今年も豊年祭には参加したのでしょうか?
 豊年祭は、お正月のような一年の大切な行事なので、みんな故郷に戻っていろんな話をします。外地で働く気持ちを分かち合う場なのです。この時期はお年寄りたちが豊年祭という祭りを通して、若者に伝統、文化、精神を伝えるのです。
――最近は、年に一回程度のペースで日本に来ていると思いますが、日本という国にどのような印象を持っていますか?
 現代的で寒い国。海鮮料理がとても美味しい! そして日本のライブハウスやミュージシャンは、台湾人を応援してくれます。台湾にもこんな良い音楽環境があればいいな、と感じています。
――プライベートの時間を日本で過ごすとしたら、どんな風に過ごしたいですか?
 沖縄に行きたいです。母国語で交流しながら、台湾の先住民音楽を教えられたら楽しいですね。
――ジャパンツアーを楽しみにしている、日本のファンにメッセージをお願いします。
 みなさん! もうすぐ日本に行きますよ。多くの人に聴いていただきたいので、たくさんの物語と歌を準備します。みなさんにアミ族の音楽を知ってもらいたいのです。どうぞよろしくお願いします。
 8月30日の沖縄・桜坂劇場を皮切りに、鹿児島(GOOD NEIBOTH JAMBOLIE)、岡山(シンフォニーホール)、京都(磔磔)、静岡(浜松 K mix Space K)、宮城(気仙沼 マルト斉藤茶舗)、東京(代官山:山羊に、聞く?/青山:月見ル君想フ)を回るスミン。伸びやかな歌声で、台湾の美しい景色やアミ族の生き方を伝えてくれることだろう。(取材・文責:饒波貴子)
著作権はSBIサーチナ株式会社に属します。
© 2013 SBI Searchina Co., Ltd. All Rights Reserved.
http://topics.jp.msn.com/entertainment/china/article.aspx?articleid=2013621

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白老のアイヌ民族記念広場で厳かに「シヌラッパ」

2013-08-23 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2013年8月15日(木)朝刊】
 北海道アイヌ協会白老支部(野本勝信支部長)主催の先祖供養祭「シヌラッパ」が、白老町高砂町のアイヌ民族記念広場で開かれ、関係者が先祖をしのんだ。
 毎年この時期に実施している伝統行事。アイヌ碑が設置されている同広場に会場が移ってからは9回目の開催。儀式は森竹春次郎さんが祭司を務め、先祖に供物を送る儀式などが厳かに行われた。
 野本支部長は「今私たちができることは未来ある子どもたち、孫たちへと受け継いでいくこと。町民、道内外の多くの皆さまへ白老町の歴史と文化の理解を深めていくことを先祖にお伝え申し上げます」とあいさつした。
 交流会ではムックリ演奏や古式舞踊が披露されたほか、アイヌの伝統料理を味わった。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2013/08/15/20130815m_08.html

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日本人が、アイヌの剣も、お辞儀も、腹切りも自分の文化にした

2013-08-23 | アイヌ民族関連
特集: アイヌの歴史 (9 記事) 21.02.2012, 15:45
VOR ロシアの声-2013/08/13  
2011年、雑誌「ナツィオナーリニイ・アクツェント」は「アイヌが戻ってきた!」という論文を発表した。この著者はマリーナ・ドルギフで、カムチャッカのアイヌ人であるアレクセイ・ナカムラさんとのインタビューを収録したものだ。以下にその抜粋を紹介しよう。
-1945年以降、すべてのアイヌ人が日本にわたったと長い間考えられていましたが、そうではないのですか?
-私たちアイヌ人、もしくはカムチャダリ・クリル人といえばいいでしょうか、私たちはどこへも消えたことはありません。単に、長い間認められてこなかっただけなのです。しかし17世紀にはすでに、スチェパン・ペトローヴィッチ・クラシェニンニコフが私たちのことを、カムチャダリ・クリル人として記録に残しています。「アイヌ」という自称は、アイヌ語で「男性」もしくは「立派な男性」という意味で、それは軍事的な役割からきています。我々は650年間も日本人と戦ってきたのです。私たちは、日本人という侵略者に抵抗してきた世界で唯一の民族です。私の考えでは、日本人は我々の文化を真似しているだけだと思います。
-興味深いですね、どのような点ですか?
-私たちの文化を取り込んだのです。その例はたくさんあります。日本のサムライの剣は「カタナ」と呼ばれていますが、それはアイヌ語では「入植地」や「村」、「氏族」などの意味です。刀は父から息子、息子から孫へと受け継がれるため、このように呼ばれていたのです。腹切りもアイヌ人によって考えられたものなのです!私たちの信仰によれば、魂はお腹のなかに住んでいると考えられています。そしてそれは細い糸によって結び付けられています。死んで魂を解放するためには、腹を開いて、その糸を切る必要があります。そうしないと人間は生まれ変わることができません。
それに、日本式のお辞儀がどこから生まれたものか知っていますか?私たちの神話には、カパ・コズという水の精がいます。その精は人間の姿をして、誰かを水に引き込もうとして陸に現れます。頭の上にはくぼみがあり、そこにある水がこぼれてしまうと、精は死んでしまいます。カパ・コズの問題は、とても性格がよいということです。ですから森で人に出会ったときに、私がお辞儀をすれば、向こうもお辞儀をします。お辞儀は深ければ深いほど、礼儀正しいものになります。そして頭の上の水もたくさんこぼれてしまいます。ですから、深いお辞儀というのは実は、相手がカパ・コズではないかどうかを調べるためのものなのです。
-あなたの苗字は日本風ですが、あまり日本人に似ていませんね。
-私たちはアジア人であったことはありません。私たちは島の民族で、学者たちは今に至るまで、ひげのないアジア人のなかに、ひげを生やした民族がいるのかどうか、解明できていません。私の先祖は南クリルのシコタン島、アイヌ語でヤシコタン島の出身です。1725年のアイヌ反乱の時、日本軍に追われて家族と共に小船でカムチャッカにやってきました。ロシアのクリル湖の近くに定住しました。アイヌ人は半遊牧的な生活を送っていました。冬は暖かいクリル湖の近くで過ごし、夏になればオホーツク海に出て、海獣などの漁業にたずさわりました。ところで、クリルという名称が、煙を出している温泉や火山の様子(注:ロシア語で「クリーチ:タバコを吸う」)からきているわけではないことを指摘しておきます。これはアイヌ語で「民族、人々」をさす「クル」という言葉から、私たちクリル人が住んでいるからです。
-しかしもしもクリル諸島という名前がアイヌ人によるものだとすれば、日本が主張しているような、ただでさえ証拠が薄い議論が覆されますね!
-その通りです。私はマトゥア島への探検隊に参加しました。そこにはアイヌの入り江があります。第12回探検隊の時に、アイヌ人たちの古代の居住後がありました。発掘品によれば、それがアイヌであったことは確かです。食器の破片や毒矢のためのやじり、そのほかアイヌ人に特徴的な生活用品が発見されました。ですから、日本人たちが主張しているように、クリル諸島やサハリン、カムチャッカなどにアイヌ人がいなかったという議論はおかしいのです。日本人たちはアイヌ人は日本の北海道だけに住んでいて、クリル諸島も返還しろ、というのです。それは嘘です。ロシアにもアイヌはいて、クリル諸島に権利をもっています。ロシア外務省が、クリル諸島が日本のアイヌ人だけのものではないことを主張しないのはとても変です。それはすべてのアイヌ人のものなのです。
-カムチャッカには何人ぐらいのアイヌ人がいるとお考えですか?
-私たちの共同体には205人が住んでいます。もしかするとそのうちの何人かは完全なアイヌ人ではなく、単にそう思っている人かもしれません。しかしそれは憲法に矛盾するものではありません。
-私の知るところでは、アイヌ人はいわいるアイヌのパスポートと呼ばれる身体的特徴がありますね。それで決めればどうですか?(ナカムラさんは笑いながら、シャツの袖をまくりあげて、自分の「アイヌのパスポート」を見せてくれた。)
-私たちは、毛に覆われたクリル人、と呼ばれています。しかし人類学的な特徴のほかに、一部保存されている言葉があります。クラシェニンニコフの「カムチャッカ地誌」にはクリル語の辞書もあります。
北海道には「ウタリ」という組合があり、日本全国に55の支部があります。これは文化教育センターです。私たちは「ウタリ」を通じて、他のアイヌ人たちと文化関係を築こうとしました。しかし、組合は政治にしか興味がなく、特に反露的な性格が強いです。私は指導者の一人に、どうしてそうなのか、と聞いてみました。彼は正直に答えてくれました。「私たちも生活していかなくてはなりません。政治家は自分の利益になるものに資金を提供します。」と。ですから現在、「ウタリ」とはほとんど連絡をとっていません。カムチャダリ・クリル人、アイヌ人の文化を自らの力で復活させていこうと思っています。
日本のサムライの剣は「カタナ」と呼ばれていますが、それはアイヌ語では「入植地」や「村」、「氏族」などの意味です。刀は父から息子、息子から孫へと受け継がれるため、このように呼ばれていたのです。腹切りもアイヌ人によって考えられたものなのです!
雑誌「ナツィオナーリニイ・アクツェント」
http://japanese.ruvr.ru/2012/02/06/65448380.html

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アイヌ 日本人に対して祖先の遺骨返還を要求

2013-08-23 | アイヌ民族関連
VOR ロシアの声-13.08.2013, 13:23
日本列島固有の民族であるアイヌ人についての記事が、日本のメディアの一面を飾った。Japan Times紙によれば、キネウス部族のアイヌ人らは北海道大学を相手取り訴訟を起こしたという。彼らは先祖の遺骨を返すよう要求している。
1873年、日本のアイヌ研究者らはサハリン、クリル諸島、北海道などでアイヌ人の埋葬方法を研究し、そこから遺骨を持ち去ったという。その結果、アイヌ側によれば現在、日本の11の大学に1600名以上のアイヌ人の遺骨が保管されているという。
アイヌ人らは日本の学者らが野蛮的な行動をしたことを非難し、遺骨を返すよう求めている。日本の法律では、遺骨は血縁の物にしか引き渡すことができない。モリヒロ・イチカワ弁護士は、「日本の裁判所はこのような事件を扱ったことがない。我々は遺骨が部族全体のものであって、個人の者ではないことを証明したい。」とのべている。北海道大学側は、遺骨がキネウス族のものだと証明することは難しいとしている。おそらくDNA鑑定が行われ、イチカワ弁護士は先住民の権利保護においては良くあるケースだとしている。
Japan Times
http://japanese.ruvr.ru/2013_08_13/ainu-nihon-daigaku/

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アイヌ民族の技師 カネトの生涯再演

2013-08-23 | アイヌ民族関連
朝日新聞 2013年8月13日
 県東部から静岡県西部や長野県南部を走るJR飯田線の建設工事を支えたアイヌ民族の測量技師川村カネト(1893~1977)の生涯を描いた合唱劇「カネト」の公演が17、18の両日、始発の豊橋駅に隣接する「穂の国とよはし芸術劇場・プラット」である。5年ぶりの再演で、物語の舞台となった三河川合駅近くの新城市立鳳来東小学校の児童15人を加えた総勢120人が熱のこもった練習を続けている。
●JR飯田線工事に尽力
 カネトは、北海道旭川市出身。道内の鉄道工事にかかわった後、経験を買われ、現在の飯田線の一部にあたる「三信鉄道」の建設に携わった。急な斜面と天竜川に挟まれた険しい地形で、測量できる人がいないため、新城市の三河川合から長野県の天竜峡までの約67キロはつながっていなかった。
 カネトは、険しい山間の難工事に苦しんだうえ、アイヌ民族への作業者の反発から危うく殺されかけるといった苦難を乗り越え、1本のレールをつなげた。
 その生涯を伝える記録文学に感動した名古屋の劇団代表らが中心となり、市民の有志とともに合唱劇の制作を進め、2000年に豊橋で初演された。その後も豊川、新城、飯田、名古屋、旭川市で公演を重ねてきた。
 5年ぶりの公演となる今回は、鳳来東小の全校児童15人や新たに公募で選ばれたメンバーを加え、昨年10月から、週末を中心に練習を重ねてきた。
 合唱劇「カネト」をうたう合唱団の花井幸雄団長(62)は「13年前の豊橋での初演時の原点に立ち返る公演にしたい。迫力ある舞台を見てほしい」と意気込む。
 公演は17日午後6時半と18日午後1時半の2回。入場料は一般2千円、4歳~高校生、障害者千円。
 問い合わせは、同合唱団の夏目さん(0536・23・2309)。(松永佳伸)
http://www.asahi.com/area/aichi/articles/MTW1308132400002.html

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【大阪】米先住民と連帯し日本企業による先住民の聖地テイラー山でのウラン採掘計画にストップを!!

2013-08-23 | 先住民族関連
レオナ・モルガン氏講演
岩上安身責任編集 - IWJ Independent Web Journal-2013/08/12
 2013年8月3日(土)13時半より、大阪市東淀川区の市民交流センターひがしよどがわでナバホ(ディネ)族活動家レオナ・モルガン氏を招いて講演会「米先住民と連帯し日本企業による先住民の聖地テイラー山でのウラン採掘計画にストップを!!」が行われた。
■内容
 講演 レオナ・モルガン (Leona Morgan) 氏(安全な環境を求める複合連合 [MASE])
■主催 ヒバク反対キャンペーン(詳細)
※掲載期間終了後は、会員限定記事となります。
※8月3日の講演の模様を8月10日18時より録画配信しました。
■Ustream録画
・1/2(録画配信映像 2時間13分)講演
・2/2(録画配信映像 1時間10分)質疑応答
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/95887

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知ることから はじめよう アイヌのこと イランカラプテ

2013-08-23 | アイヌ民族関連
政府広報 2013/08/08
「イランカラプテ」とは、アイヌ語で「こんにちは」を表す言葉です。アイヌは、日本列島北部周辺、とりわけ北海道に先住し、独自の言語や宗教、文化をもつ先住民です。今回は、アイヌの方たちや専門家のインタビューを交え、アイヌ文化やその伝承・保存活動などについて紹介します。
http://nettv.gov-online.go.jp/prg/prg8261.html

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アイヌ語で「こんにちは」 文化の認知度高めようとイランカラプテ・キャンペーン

2013-08-23 | アイヌ民族関連
(苫小牧民報 2013年 8/7)
 アイヌ語で「こんにちは」を意味する白老町の「イランカラプテ」キャンペーンがスタートした。アイヌ文化に関心を持ってもらおうと、ポスターを作り、教育機関や事業所など260カ所に配布してPR。夏の観光シーズン本番を迎え、全町的な啓発活動を展開する。国が整備を進める「民族共生の象徴となる空間」(象徴空間)と連動させながら、アイヌ文化の浸透を図る考えだ。
 ポスターはA3判。「こんにちは(イランカラプテ)からはじめよう」、「ありがとう(イヤイライケレ)のきもちをこめて」というキャッチフレーズを掲載。米国のハワイで使われる「アロハ」や、沖縄の「めんそーれ」など、おもてなしのキーワードとして定着させる狙いがある。
 アイヌ民族の長老を意味する「エカシ」をイメージした男性のかわいらしいイラストなどを含め、デザインのほとんどを町職員が考案。町内の小中学校や保育園10箇所と、商工会や観光協会、建設業協会などに加盟する250事業所にも配布し、施設利用者や訪問客などに積極的にアピールしている。
 また、アイヌ施策推進グループがある町役場2階の応接スペースで、民族衣装やアイヌ刺しゅうを施したランチョンマットなどの展示も始めている。
http://www.tomamin.co.jp/2013083481

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