苫小牧民報 (2014年 4/21)
白老町のアイヌ民族博物館で18日、観光客に人気のサケの薫製「サッチェプ」の加工作業が始まった。香ばしさが漂う作業小屋で、職員が乾燥したサケを「押し切り」を使って一定の厚さで「サクッ、サクッ」と小気味よく切り分けていく。鮮やかな切り身の色が食欲をそそる。
昨年12月に職員による仕込みが行われ、特製やぐらやチセ(伝統家屋)前で約1000本のサケを天日干し。ポロト湖からの寒風で乾燥させた後、年明けにチセ内の天井に移していろりの煙でじっくりいぶされた。
同博物館伝承課の野本三治課長によると、サッチェプを心待ちにしているファンは数多く「道外にもリピーターがたくさんいますよ」。1日に20本ほどカット作業を行うが、「早いときには1、2時間ほどで当日分が売り切れることも」と野本さん。その人気はじわじわと広がっており、今年は「7月ごろにはなくなるのでは」と予想する。
今シーズンは館内の売店オープンに合わせ、連休直前から販売を開始する予定。価格は昨年と同じ1袋(100グラム入り)500円。丸々1本は5000円(いずれも税込み)。
http://www.tomamin.co.jp/20140411927
白老町のアイヌ民族博物館で18日、観光客に人気のサケの薫製「サッチェプ」の加工作業が始まった。香ばしさが漂う作業小屋で、職員が乾燥したサケを「押し切り」を使って一定の厚さで「サクッ、サクッ」と小気味よく切り分けていく。鮮やかな切り身の色が食欲をそそる。
昨年12月に職員による仕込みが行われ、特製やぐらやチセ(伝統家屋)前で約1000本のサケを天日干し。ポロト湖からの寒風で乾燥させた後、年明けにチセ内の天井に移していろりの煙でじっくりいぶされた。
同博物館伝承課の野本三治課長によると、サッチェプを心待ちにしているファンは数多く「道外にもリピーターがたくさんいますよ」。1日に20本ほどカット作業を行うが、「早いときには1、2時間ほどで当日分が売り切れることも」と野本さん。その人気はじわじわと広がっており、今年は「7月ごろにはなくなるのでは」と予想する。
今シーズンは館内の売店オープンに合わせ、連休直前から販売を開始する予定。価格は昨年と同じ1袋(100グラム入り)500円。丸々1本は5000円(いずれも税込み)。
http://www.tomamin.co.jp/20140411927