先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

児童書 『北加伊道 松浦武四郎のエゾ地探検』関屋敏隆著

2014-07-14 | アイヌ民族関連
MSN産経ニュース-2014.7.13 09:27
 北海道の名付け親として知られる幕末の大探検家、松浦武四郎。当時、まだ誰も全体像が分からなかった北の大地をくまなく歩いて地図を作り、各地のアイヌの生活ぶりや文化を記録して回った。その彼の生涯と旅を、知床をこよなく愛する絵本作家が型染め版画で描き出す。親しみやすい絵柄の版画は力強い描線で、近代以前の北海道の雄大な自然を鮮やかな発色で描き出して過不足ない。(ポプラ社・本体1600円+税)
http://sankei.jp.msn.com/life/news/140713/bks14071309270005-n1.htm

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〝チャシ〟の謎に迫る/別海で現地講座

2014-07-14 | アイヌ民族関連
釧路新聞 2014年07月13日
  壕や崖などで切り離されたアイヌ民族による施設「チャシ」の謎に迫る講演会と現地説明会が12日、別海町郷土資料館と、発掘調査が実施されている町床丹のチャシ跡で行われた。町のふるさと講座歴史系特別企画。この日は25人が参加した。チャシは16―18世紀に建てられ、当初は「聖域」の意味合いが強かったが、やがて民族内で生まれた緊張状態から「チャランケ」(議論)の場として利用され、和人との争いが激化すると軍事施設の役割も果たした。一方、その由来や歴史については文献資料が少なく、謎が多いとされる。町床丹のチャシ跡については本格的な発掘調査が6月から8年ぶりに実施され、発見された火山灰から遺跡の建設時期が解明されようとしている。
http://www.news-kushiro.jp/news/20140713/201407134.html

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アイヌ文化見て触れて 手芸、舞踊写真など多彩 阿寒湖で28人の作品展

2014-07-14 | アイヌ民族関連
北海道新聞 (07/12 16:00)
 【阿寒湖温泉】阿寒湖アイヌコタンにあるアイヌ文化伝承館と阿寒湖アイヌシアター「イコロ」で、アイヌ・アート作品展が開かれている。阿寒湖畔で暮らすアイヌ民族を中心に28人が出品。現在のアイヌ文化の姿を多様な視点で表現した。
 阿寒湖温泉アイヌ文化推進実行委員会(大西雅之会長)が初めて企画した。木彫りや刺しゅうに加え、ユーカラを題材にした歌のCDジャケットや古式舞踊の写真なども展示。アイヌ文様を施したスマートフォンのケースなど、現代の生活にアイヌ文化を取り込んだ作品も並んでいる。
 同実行委副会長で阿寒アイヌ工芸協同組合の西田正男代表理事(68)は「コタンの人にとっては互いに見比べて勉強になる。これまでアイヌの工芸品を知らなかった人にも見てもらいたい」と話している。入場無料。10月31日まで。午前9時~午後9時。(鈴木誠)
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/chiiki3/550810.html

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アイヌ伝統食「おいしい」、白老・白翔中が総合学習

2014-07-14 | アイヌ民族関連
室蘭民報 【2014年7月12日(土)朝刊】
 白老町白翔中学校(盛本智之校長)の1年生46人が11日、総合学習の一環として白老・アイヌ民族博物館を訪問、食文化や自然との共生などについて理解を深めた。
 八幡巴絵学芸員から「自然と食について」の講話を受け、昼食にチェップオハウ(サケと野菜の汁物)、チマチェプ(サケのくし焼き)、シト(3色団子)、イナキビご飯を試食した。横山空さんは「アイヌの伝統食を食べたのは初めてです。おいしいです」、大西一摩君は「油で体が温まる食材を昔、当たり前のように使っていたことを初めて知りました」と話した。
 古式舞踊体験では実際に踊りに挑戦した。同校では「白老の食文化を通して白老のことを伝えられるようにしよう」と今年6月、町内の白老牛や卵、毛ガニ、タラコなどを扱う事業所を訪問、今月上旬その成果を班ごとに発表した。
(富士雄志)
http://www.muromin.mnw.jp/murominn-web/back/2014/07/12/20140712m_08.html

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JCJ講座「南米コロンビア取材報告--紛争地で生きる先住民族と、新たな問題

2014-07-14 | 先住民族関連
レイバーネット日本-2014/07/12
南米のコロンビアは日本との関係は薄いように思える。しかし長期にわたる内戦で人々は疲弊し、戦争はもうこりごりだという意識が広がっているという。戦争がもたらす無意味な荒廃。それは日本にも無縁なことではない。住民の生活を見つめたジャーナリストの思いに耳を傾けたい。
●7月15日(火)午後6時半から
「南米コロンビア取材報告--紛争地で生きる先住民族と、新たな問題」
講師:フォトジャーナリスト・柴田大輔氏 
 1年半にわたり南米コロンビアを中心に取材してきた柴田さん。このほど帰国したのを機に、南米先住民族の村での暮らし、取材した様子などをお聞きします。取材した写真をどう世の中に発表していくか、フリーランスの活動の幅を広げていくにはどうしたらよいか、など、今後の課題も皆さんと話し合っていこうと考えています。
会場:日比谷図書文化館セミナールーム(東京都千代田区日比谷公園1-4)=東京メトロ・霞ヶ関駅近く  
参加費:1000円
定員:20人
参加希望の方は日本ジャーナリスト会議事務局に、氏名、メールアドレス(または電話番号)、参加希望日を明記してメールでお申し込みください。
後ほど、確認のメールをお送りします。
日本ジャーナリスト会議:jcj@tky.3web.ne.jp
http://www.labornetjp.org/EventItem/1404990830477staff01

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W杯フォト=ブラジル先住民、「ドイツ色」に衣替え

2014-07-14 | 先住民族関連
ロイター-2014年 07月 12日 12:54 JST
[サントアンドレ(ブラジル) 11日 ロイター] - サッカーのワールドカップ(W杯)ブラジル大会は13日、リオデジャネイロのマラカナンスタジアムで決勝のドイツ対アルゼンチン戦を迎える。
ドイツ代表が11日行った記者会見場の前では、ドイツ国旗をあしらったフェーススペイントのブラジル先住民族の姿が見られた。
http://jp.reuters.com/article/sportsNews/idJPKBN0FH03G20140712

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W杯の客は白人の富裕層 ブラジルの人口構成反映せず

2014-07-14 | 先住民族関連
ニッケイ新聞  2014.07.12(土)
ワールドカップの観客は「白人の富裕層」が圧倒的に多かった。
 この結論は、ブラジルの調査団体ダッタフォーリャが6月28日にミナス・ジェライス州ベロ・オリゾンテのミネイロン・スタジアムで行なわれた「ブラジル対チリ戦」を観に訪れた693人に対して行なったアンケート調査から導かれたものだ。
 ブラジルの人口で最も多いのは褐色系の41%で、白人は2番目の39%、黒人が15%と続いている。
 だが、今回の調査の回答者でもっとも多かったのは白人で、実に3分の2にあたる67%と圧倒的だった。続いては褐色系が24%。黒人はわずか6%に過ぎず、アジア系に至ってはわずか1%。さらに先住民は誰もいなかった。
 また、アンケートに答えた人の最終学歴では、「大学(相当)」が86%にのぼり、「高校」の13%に大きく水をあけた。「中学」と答えた人は1%だった。
 所得別で見てみると、最も多かったのは「月給が国の定める最低賃金の10~20倍」の層の30人で、「5~10倍」が23人で続き、「20~50倍」が21人となっている。ブラジルの場合、「最低給与の2倍」以内の月給の人が国民の42%にあたる。
 ワールドカップのチケットに関しては、高い価格設定を求めてくるFIFA(国際サッカー連盟)に対し、中流以下の人が行けるよう、政府が極力価格設定を抑えようとしたため、座席によってはかなり安価で買える部分もあったが、今回のアンケートで見る限り、スタジアムに姿を見せたのは高学歴の富裕層が圧倒的に多く、政府にとってはあまり嬉しくない結果になった。
 ジウマ大統領による労働者党(PT)政権は、前任のルーラ大統領以来、低所得者層に高い人気を誇っているが、高所得者層からの支持がそれに比べて劣ることでも知られている。それはここ数年の経済低成長とインフレ上昇でさらに顕著になりつつあるが、それはこのスタジアムの観客も同様で、55%の人が現政権の政治を「悪い」と答えている。
 一方、政権評価の低さは公的場面での為政者への野次肯定とは別の問題で、アンケートに答えた人の61%は、6月12日にサンパウロのイタケロン・スタジアムで行なわれた開幕試合でのジウマ大統領に対する野次は「あるべき行為ではなかった」と答えている。
(6月29日付フォーリャ紙、アゴーラ紙より)
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41187

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ふるさと学習テーマはアイヌ文化 白老中1年生が博物館訪問

2014-07-14 | アイヌ民族関連
苫小牧民報 (2014年 7/11)
 白老中学校(勝洋一校長)の1年生78人が9日、アイヌ民族博物館を訪れ、アイヌ文化を学んだ。生徒たちは食や日常生活、狩猟などの文化を事前に学習してきた。博物館では、伝統舞踊を見学、体験もした。学習の成果は18日の参観日で発表される。
 ふるさと学習のひとこま。総合学習の時間を利用し、博物館の学芸員を招くなどして3こま分の授業時間を使って事前学習を行った。
 博物館見学では、かやぶき屋根の「チセ」で伝統舞踊を見学。熊送りの儀式「イヨマンテリムセ」の踊りに参加するなど、実際に文化を体験した。自由時間では博物館内の展示品を見るなど、各自がテーマに沿って勉強。体験学習では木彫りやトンコリ演奏、アイヌ文様の刺しゅうなどを教わった。
 アイヌ民族の狩りについて調べている那須広昭君(12)は、熱心に狩猟道具などを調査。「インターネットなど事前勉強で分からなかったことを知ることができた。博物館独自の展示も豊富で分かりやすく、しっかり発表もできそう」と満足そう。食文化をテーマにした南川あすかさん(12)は「体験することで改めて感じたり、分かることがあると思う」と話した。
 館内ではアイヌ関連の資料書籍などを使って調べる生徒も多く、ふるさとに伝わるアイヌ文化についてしっかり学んでいた。
http://www.tomamin.co.jp/20140714727

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国際農機展 最先端この目で 初日4万人、2日目も続々

2014-07-14 | アイヌ民族関連
十勝毎日新聞社 2014年7月11日 14時19分
【帯広】10日に開幕した「第33回国際農業機械展in帯広」は2日目を迎えた11日、心配されていた雨も上がり、午前中から多くの来場者が訪れた。農業関係者は将来の経営の参考にしようと大型化する農業機械やICT(情報通信技術)などの新技術を見比べ、一般来場者も農業の最先端に触れて楽しんだ。
 実行委員会の発表によると、初日の来場者は約4万人。実行委は「予想以上に来場が多かった。小雨だったことで地元の農家も仕事を休んで見に来やすかったのでは」とみる。
 海外からの直接出展が韓国のみだった前回に比べ、今回は韓国、中国、イタリア、ドイツ、フランスの5カ国となり、国際色も豊か。初めて出展したイタリア農業機械工業会のファビオ・リッチ国際市場マネジャー(49)は「世界170カ国に輸出しており、日本にもイタリアの機械を売り込みたい」と意気込む。
 十勝の食材を使った飲食メニューを提供する「フードバレーとかち食彩祭2014」も引き続き開催され、「帯広カムイトウウポポ保存会」によるアイヌ舞踊など、伝統芸能のステージが会場を盛り上げた。12日も農業ファッションショーや帯広出身の演歌歌手さくらまやさんのステージが開かれる。

 国際農機展はホクレン、北海道農業機械工業会、十勝農業機械協議会の主催。4年に1度の開催で、今回は前回(2010年)が口蹄(こうてい)疫などの影響で中止となったため、8年ぶりの開催。
■十勝活況 飲食・宿泊・タクシー
 「国際農業機械展in帯広」の出展者や来場者で、帯広市内の飲食店や宿泊施設が初日からにぎわった。今回は会場に駐車場がないため前回よりタクシーの利用が増えるなど、各所は8年ぶりの“特需”に沸いている。
 10日夜は雨にもかかわらず、飲食店の来店客が多かった。北の屋台(西1南11)は同展の関係者が夕方の早い時間から来店。屋台を運営する北の起業広場協同組合は「農機展の資料を手にした人も多い」と集客に手応え。市内飲食店でつくる帯広観光社交組合の佐藤和年組合長によると、9日は九州など普段はない客層が目立った。「10日は予想より下回ったが、週末の入りに期待したい」としている。
 市内のタクシー会社は、北愛国交流広場の農機展会場から臨時駐車場の札内川河川敷(幕別町)や、会場近くのイトーヨーカドー帯広店の間の利用が多かった。臨時駐車場からはシャトルバスも出たが、本数が少なく混雑したことも要因。通常の2倍の稼働のところもある。まりもハイヤーは「雨で心配したが、頻繁に(配車の)電話が鳴っている」とし、小型の全55台をフル動員させた。イトーヨーカドー帯広店では「10日は駐車場の駐車台数が普段より1割ほど多かった。農機展への来場者もいると思う」と話す。この日は売り上げも伸び、普段は少ない外国人客の姿も目立ったという。
 市内の宿泊施設はほぼ満室だ。ホテルニューオビヒロは「宿泊の9割が農機展関係者」と小村健一社長。音更町十勝川温泉でも宿泊予約が多く、観月苑は「団体客の宴会も目立ち、経済効果を体感できる。売り上げアップに期待したい」(束原成営業部長)。帯広ホテル旅館組合の後藤健二組合長は「キャンセルなど台風による影響は多少あるが、心配したほどでない」と話す。
 市内のホテルや旅館が満室のため、特需はラブホテル業界の一部にも。市内の1館は、「9、10日の宿泊者が週末並みに増えた。男性の1人客も目立つ」と話す。別のホテルでは「室蘭や札幌ナンバーの車で男性1人の休憩客が増えた」と週末にも期待する。
 国内外の来場者で、土産も好調な売れ行きだ。柳月のスイートピアガーデン(音更)は10日、農機展関係の大型バスが20台入った。
 開催期間中の来場者が20万人とも予想される農機展。帯広商工会議所の高橋勝担会頭は「十勝・帯広を知ってもらい、リピーターを獲得するいい機会」と期待している。
http://www.tokachi.co.jp/news/201407/20140711-0018783.php

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地面を這い、死んでいく子供たちの謎-印ウラン鉱山の村

2014-07-14 | 先住民族関連
経済総合(Bloomberg) 更新日時: 2014/07/11 07:31 JST
 7月10日(ブルームバーグ):焼け付くような日差しがまぶしいある日の午後、サンジェイ・ゴープ君は天井の低い泥壁の家の中で、ほこりっぽい中庭を這いずり回っていた。この家で家族10人と共に暮らしている。猛暑で乾燥した牛ふんが積み上げられ、鶏たちが日陰で休んでいる。
祖父のデブナンダン・ゴープさんはサンジェイ君がもがくのを見やりながら暗い表情を浮かべている。サンジェイ君の顔を汗が伝う。細い腕を交互に前に出しながら両足を引きずって進む。地面には曲がりくねった跡が残っている。
インドの村々では住民の年齢ははっきりしない。サンジェイ君は10歳前後。手足が不自由になる前は、正常によちよち歩きができる幼児だった。今は、家族が手助けできない時は「ヘビのように地面を這い回っている」と、祖父は語る。
前兆はあった。姉のスニータさんも同じような症状に苦しんだ。手足がひどく変形したため、自分で食事をしたり入浴したりすることができなくなり、2年前に13歳で死亡した。
サンジェイ君の家から道を一つ隔てた所で、同じ部族のラケシュ・ゴープ君が、祖父が眠っている屋外のトタン屋根の土間で座っている。薄茶色の目をしたきゃしゃなこの少年は両手を振ろうとするが、その手はけいれんし宙を泳いでいる。10歳のこの少年も一人で歩くことができない。
周辺の村々にこのような子供たちが何人いるのか、正確に知る者は誰もいない。ただ、あちこちで見掛けるということだけは事実だ。
衝撃
サンジェイ君とラケシュ君はニューデリーから約1370キロメートル離れたインド東部ジャルカンド州にある人口約1万9500人の町ジャドゥゴダの近くに住んでいる。田園風景が広がるこの地域は、空前の原子力発電ブームを支える燃料、ウランのインドの採掘拠点。この場所が現代インドが抱える深刻な問題を浮き彫りにしている。
ここでは、インド・ウラン公社が政府から鉱業権を付与され、毎年、数十万トンのウラン鉱石を採掘している。すぐそばの丘の向こうにある総面積193エーカーの複数の池には、低レベル放射性廃棄物が放置されている。村から歩いてすぐの場所にあり、立ち入り禁止の標識もほとんど設置されていない。
鉱山近辺に点在する村々に住む貧しい人々は何年もの間、ある謎に苦しめられてきた。それはこれほど多くの子供たちに奇形や死を引き起こす病気の原因は何なのかという謎だ。
サンジェイ君の祖父のデブナンダンさん(70)はここに住む多くの人々が目にした事実を話した。それは、鉱山の操業が始まる前は、子供たちが地面を這い回り、死亡するようなことはなかったという事実だ。以前ならこのような証言は、少年が抱える障害や少女の死を嘆き悲しむ無教養な親類の言葉として、取り合ってもらえなかったかもしれない。ジャルカンド州高裁や環境保護団体など外部の人々がデブナンダンさんの見方が正しいかもしれないと示唆するまでは。
州都ランチーにある州高裁は2月に、インド・ウラン公社が1967年から操業している鉱山が原因であることを示唆した文書を提出。高裁は、この地域の病気を患ったり体が変形したりした子供たちの写真を国内メディアの報道で目にして衝撃を受け、同社と関連政府機関に対し、鉱山周辺の村々の人々の健康を守るためにどのような対策を講じているか説明するよう命じた。  
責任を否定
高裁の文書は「ウラン採掘に関連する健康問題は、ウラン採掘現場とその周辺の先住民族に偏って見られ、大きな影響を及ぼしている」と指摘。最大5万人が「リスクにさらされている」としている。
さらに、鉱山近辺に住んでいる子供たちについて「頭部肥大や血液疾患、骨奇形を伴って生まれている。ウラン採掘現場周辺の村々ではがんが死因となるケースが多い」と指摘している。
懸念を表明しているのは高裁だけではない。2007年にはインドの医師団体が発表した調査結果で、鉱山近くの村民の先天奇形とそれによって死亡する比率が20マイル(約32.2キロメートル)離れた場所の住民と比較してかなり高いことが示された。
08年には、地元団体のジャルカンド放射線反対機構がジャドゥゴダ地区の井戸や小川10地点から水のサンプルを採取。7地点でウラン採掘の副産物である鉛のほか、水銀などの危険水準の重金属が検出された。
裁判所の命令に対し、インド・ウラン公社と政府機関は3月と4月に337ページに及ぶ供述書と関連書類を提出した。ブルームバーグ・ニュースは未公表のこれらの書類を入手。それによると、同社は結論としてジャドゥゴダ地区の健康問題に対する責任を明確に否定している。
原題:Dying Kids, a Poor Indian Village, Uranium Mines and aMystery(抜粋)
記事に関する記者への問い合わせ先:ニューデリー Rakteem Katakey rkatakey@bloomberg.net;ニューデリー Rajesh Kumar Singh rsingh133@bloomberg.net;ニューデリー Tom Lasseter tlasseter@bloomberg.net
記事についてのエディターへの問い合わせ先:Ken Wells kwells8@bloomberg.net;Jason Rogers jrogers73@bloomberg.net;Robert Blau rblau1@bloomberg.net;John Voskuhl jvoskuhl@bloomberg.netWill Wade
http://www.bloomberg.co.jp/news/123-N8FMFJ6K50Y201.html

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スリランカ僧侶がローマ法王にキリスト教徒の植民地支配について謝罪要求

2014-07-14 | 先住民族関連
なぜキリスト教から植民地支配の思想が出てきたのか?
ザ・リバティweb-2014.07.11
スリランカの過激派仏教徒が、来年スリランカを訪問予定のローマ法王に、過去のキリスト教徒による植民地支配について謝罪を要求した。
今回の要求は、ヨハネ・パウロ二世(在位:1978~2005)が、2000年にキリスト教会による過去の異端審問や先住民への侮辱、魔女裁判などに関する懺悔のミサを行い、イスラエルを訪問してこれまでの反ユダヤ主義について、ギリシャ訪問の際に十字軍遠征について謝罪したことを踏まえたものとみられる。この団体はコロンボでの記者会見で、「我々も同様に、仏教寺院を破壊され、仏教僧が殺された。謝罪を求めたい」と話している。
(以下、有料)
http://the-liberty.com/article.php?item_id=8120

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福島いわき:ハワイのダンサー7人が鎮魂のうた

2014-07-14 | 先住民族関連
毎日新聞 2014年07月11日 19時26分(最終更新 07月11日 19時48分)
 「フラ」の本場、米ハワイ州のトップダンサー7人が来日し、11日、福島県いわき市の津波被災地の海岸で犠牲者に祈りをささげ、鎮魂のうたを歌った。
 フラは、19世紀末にハワイ王国が米国に併合される前から、先住民社会に受け継がれている宗教的性格を持つ伝統芸能で、踊り(ダンス)はその一部。7人はハワイ島やマウイ島を拠点に活動するフラ各流派のクムフラ(家元)で、心理学者や教師などの職業を持つ。9日に東京であった「フラガール」50周年記念公演に招かれて来日し、常磐音楽舞踊学院最高顧問のカレイナニ早川さんの呼びかけで、震災後初めて福島を訪れた。
 この日の鎮魂の祈りは、津波で約120人が犠牲となった薄磯地区で行う予定だったが、護岸工事のため近くの塩屋埼灯台のふもとに変更。チンキー・マホエさんが太鼓をたたく中、ケアラ・チンさんらが海に向かい、鎮魂のうたを歌った。波に足をひたし、沖に手を合わせたケアラさんは「水のぬくもりを感じ、天国にいる人々の声に耳をすました。ここに来られたことを心から感謝した」と話した。
 7人はその後、被災者らが住む同市中央台の仮設住宅を訪問。集会所に集まった住民約30人を前に、伝統楽器ウクレレやギターに合わせた楽しい踊りを披露した。
 一緒に踊った小学3年の斎藤元気君(8)は「(台風8号の接近で)今日は学校が休みになったので参加できた」。「大人になったらフラガールになる」と髪を伸ばし続ける妹の小学1年、芽生ちゃん(6)も「難しいけど楽しかった」と汗を拭った。フラの師範で警察官のデレク・フーヒバさんは「きょう出会った多くの笑顔に勇気づけられた」と語った。【栗田慎一】
http://mainichi.jp/select/news/20140712k0000m040035000c.html

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中古品店に届いた謎の頭蓋骨

2014-07-14 | 先住民族関連
MSN産経ニュース-2014.7.11 15:07 [米国]
 米西部シアトル郊外の中古品店が3人分の人の頭蓋骨を何者からか受け取った。米メディアが伝えた。
 二つは成人のもので、医療施設で説明用に使われていたものとみられ、一つは少なくとも100年以上前の先住民の子どものものらしい。
 頭蓋骨の元の持ち主が誰なのかは不明。当局は、処罰はしないので名乗り出てほしいと呼び掛けている。(共同)
http://sankei.jp.msn.com/world/news/140711/amr14071115070007-n1.htm


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OKINAWAカラー 15  幸せ招く青い卵 上原養鶏場・上原肇さん

2014-07-14 | 先住民族関連
【週刊レキオ】 2014年07月10日[No.1526]号
 青い鳥、花嫁が身に付ける「サムシングブルー」など、幸福な色とされる青。南米チリ原産のニワトリ・アローカナが産む卵は、淡いコバルトブルーで「幸せの青い卵」と呼ばれている。産卵率は一般的なニワトリの約半分で、栄養価が高いという。糸満市北波平の上原養鶏場では約10年前からアローカナを飼い始め、現在約200羽を飼育している。「ニワトリはやった分だけ応えてくれるんですよ」と代表の上原肇さん(49)。養鶏に熱い思いを寄せ、人工孵(ふ)化にも挑戦している。
心通わせ日々真剣に
 コッコッコッコー。上原養鶏場は、那覇市出身の上原肇さんの父・清二さんが50年以上前に創業した。上原さんが10歳の時に清二さんが亡くなった後は、母・好枝さん(79)が切り盛りしていた。上原さんは琉球大学の畜産学科で学んだ後、24歳で好枝さんから引き継いだ。
 アローカナの他、烏骨鶏(ウコッケイ)、地鶏、ニワトリなど5種、1万羽余りを飼育している。餌にこだわり、低脂肪・低カロリーで食物繊維が豊富な発酵飼料を開発。「安全でおいしい『はっこう卵』」として販売している。
珍しい種類探して
 アローカナは、南米チリの先住民「アローカナ族」が古来から飼育していたニワトリ。上原さんは約20年前に出合った。「烏骨鶏を飼っていたんですが、他にも珍しい種類がいないか探したら、趣味でアローカナを飼っている人がいたんです」。有精卵を分けてもらい、人工孵(ふ)化させた。しかし鳥インフルエンザが流行し、飼育を中断した。
 10年ほど前、県外の業者からアローカナのひなを取り寄せ、再び飼い始めた。アローカナは白と茶色の羽の2種類。生後半年で親と同じ大きさになる。頬にヒゲのような毛が生えているのが特徴だ。
 ニワトリは生後約4カ月で卵を産み始め、半年以降は産卵率がアップ。その後約1年は良い状態で卵を産む。一般的なニワトリの産卵率は約8割だが、アローカナはわずか4割ほどという。希少価値だけでなく、肌に良いとされているレシチンが一般的な卵の約2倍含まれるなど栄養価も注目されている。県外では1個150〜200円で販売。上原さんは「来てくれた人への特典」と、直売所で1個60円で提供している。
 また同養鶏場では、産卵率が低下したニワトリを鶏肉にする。食鳥処理の資格を持つ上原さんは週に1回、ニワトリを解剖し、おなかの中を見たり、臓器の状態をチェックしたりして、全体の体調管理に生かしている。今では羽のツヤなどから体調の微妙な違いが分かるそうだ。
人工孵化にも挑戦
 全国的に人気が高まっているアローカナは、専門業者にひなを注文すると半年待ち。そこで上原さんは人工孵化に挑戦している。アローカナと一緒に烏骨鶏、地鶏の3種の有精卵を孵卵(ふらん)器に入れ、孵化を待つ。湿度と温度、角度に気を配る。5、6日後にうっすらと卵の中に血管が見え始め、約3週間後に孵化するそうだ。6月にアローカナが3羽生まれた。
 上原さんは「アローカナは栄養価が高いので、卵だけでなく、肉も活用したいと考えています。つぶしたら肉質が違います」と話す。鶏汁にするとかみ応えがあり、味はさっぱりしているという。「烏骨鶏の肉は中国で薬膳に用いられています。アローカナとブレンドしたら良いものができると思います」と期待を込める。
 養鶏の魅力を尋ねたら、「ニワトリの意に沿うことをきちんとやったら応えてくれます。えさの管理で手をぬくと、すねるんですよ。1週間食欲が落ち、卵を産まなくなります。もとに戻るのに2週間かかります」と苦笑いする上原さん。日々、真剣にニワトリたちと向き合っている様子がうかがえる。
 直売所で購入した青い卵を自宅で食べてみた。上原さんのオススメは卵かけご飯。殻は少し硬い。割ってみると普通の卵のように見えるが、こだわりの餌を食べているだけあって、ふんわり盛り上がった黄身と臭みのないこくのある濃厚な味わい。ご飯が進み、食べる人を幸せな気分にしてくれる卵だった。
豊浜由紀子/写真・喜瀬守昭(サザンウェイブ)
http://www.lequio.co.jp/pc/show2.php?c1=01cov&c2=2014&vol=1526

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