先住民族関連ニュース

先住民族関連のニュース

みんなのふるさと 食べてもおいしい! 春の訪れ知らせるバッケ

2016-04-05 | アイヌ民族関連
fnn-news.com04/04 18:42
https://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=kPBobSvTOz4
全国各地の「伝えたい」、「遺(のこ)したい」、「広めたい」ものを紹介する「みんなのふるさと」。
小雨が降って、まだ雪も残る寒い岩手ですが、よく見ると「春」が顔を出しています。
雪解けを待って一気に成長する北国の「フキノトウ」。
しかし、岩手では、フキノトウとは言わず、「バッケ」と呼んでいます。
その昔、東北に住んでいたアイヌ民族も食べていて、「フキノトウパッカイ」と呼んでいました。
次第に、「パッカイ」だけが残り、「バッケ」と変化しました。
岩手・西和賀町から、岩手めんこいテレビの飛田紗里アナウンサーがお伝えします。 (岩手めんこいテレビ)
http://www.fnn-news.com/news/headlines/articles/CONN00320665.html


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伝統食のペネイモ作り 白老アイヌ民族博物館

2016-04-05 | アイヌ民族関連
苫小牧民報(2016年 4/4)

アイヌ民族の伝統食「ペネイモ」作りを行う職員や担い手研修生
 白老町のアイヌ民族博物館で1日、ジャガイモを加工して作るペネイモ作りが行われた。若手職員や担い手研修生らがアイヌ民族の伝統的な臼ときねを使って生地を練り込み、1年分の材料を仕込んだ。
 かつては冬期間の食材として重宝され、団子状にしたものを焼いたり、おかゆの中に入れて食べたという伝統食。材料のジャガイモを屋外で保管しながら凍結と氷解を繰り返し、水分を徐々に抜きながら熟成。その後、流水に浸けてあく抜きをし、再び水分を抜いた生地をすりつぶして滑らかにする。
 同館の村木美幸専務によると、ペネイモは地域によってポッチェイモやイモシトなど呼び名が異なるといい、白老地方ではペネコショイモとも呼ばれるという。「砂糖などで甘みを加え、おやつ代わりに食べることもあった。各家庭で味や作り方が少しずつ異なり、さまざまな味の好みがあった」と語る。
 この日の作業は若手職員を中心に10人ほどが参加。職員の家族も体験に加わり、きねの歌を意味する「イウタニウポポ」を奏でながらリズム良くきねを突いた。作業を担当した担い手研修生は「結構大変ですね」と息を切らしながら笑顔で話した。
http://www.tomamin.co.jp/20160437078

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マンガ大賞作「ゴールデンカムイ」 忠実描写、アイヌ民族も注目

2016-04-05 | アイヌ民族関連
北海道新聞 04/04 07:00

日高管内平取町の二風谷工芸館書籍コーナーで販売されているゴールデンカムイの単行本
 アイヌ民族の少女がヒロインとして登場する漫画「ゴールデンカムイ」(集英社)が、アイヌ文化を丁寧に描いているとして、道内のアイヌ民族の心をつかみ、話題になっている。3月末に発表された「 マンガ大賞 2016」(実行委主催)の受賞で全国の漫画ファンの注目を集める中、「幅広い人がアイヌ民族や文化を知る良いきっかけになれば」と期待の声も高まっている。
 ゴールデンカムイは明治時代の北海道を舞台に、日露戦争の帰還兵の杉元佐一と、アイヌ民族の少女アシリパが金塊を探す冒険物語。週刊ヤングジャンプで2014年夏から連載中で、単行本は現在、6巻が発売されている。
 日高管内平取町アイヌ文化情報センター内の二風谷工芸館では昨年2月から、書籍販売コーナーで「ゴールデンカムイ」の単行本を並べている。最近、毎月10冊前後が売れる1番の人気本となった。
 自らもアイヌ民族で、文化振興に携わる同工芸館の関根真紀さん(48)も愛読者の一人。作品では、狩ってきた小動物で作るオハウ(汁)などの伝統料理が丹念に描かれ、「食べたことがない当時の食事がイメージできるようになった。知らなかった内容も紹介され、勉強になる」。
 胆振管内白老町の アイヌ民族博物館 職員、山道ヒビキさん(27)は、衣装のデザインなどアイヌ文化の描写の忠実さを高く評価する。アイヌ民族の少女が身に着けるマタンプシ(はちまき)は、昭和初期に町内のアイヌ民族の女性が、身に着けていたマタンプシの文様をもとに描かれた可能性があると指摘。「文献や資料をよく調べている。文様も細かく描写されており、見応えがある」といい、労作とたたえる。
 アイヌ文化復興の拠点となる「 民族共生の象徴となる空間 」(象徴空間)が2020年に白老町に開設される。これに向けて、アイヌ文化の復興や復権のあり方が注目される中、北海道アイヌ協会は「これまでアイヌ民族を知らなかった人が、漫画をきっかけにアイヌ文化に関心を持つのではないか」と期待している。(苫小牧報道部 田鍋里奈)
■作者・野田サトルさんからメッセージ「面白さ伝わるよう描く」
 「ゴールデンカムイ」の作者、野田サトルさん=北広島市出身=は作品づくりなどへの思いを北海道新聞に文書で寄せた。
 「アイヌ民族の方と話す中で、民族の面白い風習や文化は、民族の方々も同じように面白がっていると感じたので、そのまま面白さが伝わるように描いています。彼らが本当に大切にしているものは、描く側も特に慎重になります。週刊連載で時間がなく、知識不足からミスをすることもありますが、その時は専門家の方々からご指摘頂いて、単行本で修正しています。個性的なキャラクターばかりが出てくる作品ですが、人間の大切な部分はしっかり描いているつもりです。ぜひ、お子さんにも読んでいただきたいです」http://dd.hokkaido-np.co.jp/entertainment/culture/culture/1-0255180.html

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『日本文学源流史』 藤井貞和著

2016-04-05 | アイヌ民族関連
読売新聞 2016年04月04日 05時23分

評・月本昭男(旧約聖書学者・上智大特任教授)
歴史の動態 見極める
 本書に日本文学史の知識を求めても、得るものは少ない。だが、各時代の作品を読み解くためのヒントは豊富にちりばめられている。本書は、ほぼ半世紀にわたって、この国の詩歌や物語の起源と発生を論じ、個別作品の意味を問い直してきた著者による日本文学通観である。時代ごとに選んだ作品(群)の背後に隠れる歴史の動態を見きわめ、作品の意味を浮かび上がらせてゆく。
 著者がこの国の文学の発生を琉球諸島に伝わる口承文学と重ね、アイヌの神謡やユーカラ(叙事詩)とも対比させたこと、「正統的な語り」であるフルコト(古事や旧辞を示す)に「非正統的で自由な語りの世界」であるモノガタリ(物語)を対峙たいじさせたことなどは広く知られていよう。そこには日本の古典をヤマトの文学へと限定させまいとする著者の明確な意思がみてとれる。
 総じて日本の古典に沈潜する研究者たちは、そこに日本独自の美学を見出みいだし、日本人特有の心性を読み取ってきたが、著者の眼差まなざしはどこまでも複眼的であり、「日本的なるもの」に回収されることを拒んでいるかにみえる。
 著者によれば、源氏物語の面白さは人々の内面を彩る宗教的価値観の多様性によって支えられていた。『愚管抄』や『神皇正統記』といった中世の史書は天皇王権と武士政権という中世国家の二元構造の隠蔽に主眼をおく。
 江戸時代は鎖国を掲げてはいても、引き続き欧州の知識と文物が導入される「新しい時代」であった。それを知りながら、鎖国を「のほほんと受け止め」、かたくなに偏狭な国粋主義を守ろうとした本居宣長は作家として凡庸であった、と著者の眼には映る。明治以後、小説も詩歌もまずは翻訳を介して展開する。
 丸山真男の著名な論文「歴史意識の『古層』」を批判し、古代の人身供犠を現代の死刑やいじめに関連づける最後の二つの章には、人文学の意味を鋭角的に問い返してきた誠実な著者の姿勢がにじみ出る。
 ◇ふじい・さだかず=詩人、国文学者。著書に『源氏物語論』、詩集『ことばのつえ、ことばのつえ』など。
 青土社 4200円
http://www.yomiuri.co.jp/life/book/review/20160328-OYT8T50086.html

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書店員がすすめるマンガ大賞が発表―大賞は「ゴールデンカムイ」

2016-04-05 | アイヌ民族関連
​日刊アメーバニュース-2016年04月03日 11時42分
3月29日、東京都・千代田区でマンガ大賞2016の授賞式が行われた。これまでのマンガ大賞では、テルマエ・ロマエ、海街diary、ちはやふるなどが大賞を受賞している。8作品の受賞作中で、5作品が実写映画化されている注目の賞だ。今回のノミネート作品は、「町田くんの世界」「僕だけがいない街」「BLUE GIANT」「波よ聞いてくれ」「百万畳ラビリンス」などの作品が挙げられた。大賞は野田サトル「ゴールデンカムイ」となった。実行委員の河本さんに、ゴールデンカムイの魅力について聞いたところ、北海道の日露戦争時の軍人事情や、アイヌ文化をよく調べていると話してくれた。
ゴールデンカムイはかつて日露戦争で活躍した不死身の杉元が、ある目的のために北海道を訪れる。アイヌが隠した埋蔵金の手がかりを求めて、アイヌの少女らと冒険を繰り広げるストーリー。黄金を求める冒険に加えて、アイヌの文化や歴史、食事の描写に至るまで、細部まで取材結果が練りこまれており、「このマンガがすごい!2016 オトコ編」でも第2位に選ばれているほどだ。
マンガ大賞は、マンガに精通する書店員などがその年の一番の面白いマンガを選ぶもの。マンガに詳しい業界人が集まって、2008年に創設された賞だ。過去の大賞作は除いて、1月1日から12月31日までにコミックスが発売された通算で8巻以内のマンガが対象となっている。96人の選考委員が推薦した226作品から上位11作品をノミネートする。さらに91人がノミネート作品を選考にかける。1位を3ポイント、2位を2ポイント、3位を1ポイントで採点して結果を出す公正な審査制度だ。獲得ポイントも発表される。
大賞を受賞すると、売れ行きが大幅に増える。過去の受賞作は、08年が「岳」で、09年が「ちはやふる」、10年が「テルマエ・ロマエ」で11年が「3月のライオン」、12年が「銀の匙」、13年が「海街diary」、14年が「乙嫁語り」、15年が「かくかくしかじか」となっていた。
http://news.ameba.jp/20160403-247/

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前代未聞の民博ボヤ「あわや大惨事」 光量調節用の和紙に引火、スプリンクラー作動せずバケツリレーで消火

2016-04-05 | アイヌ民族関連
BIGLOBEニュース-4月3日(日)8時58分産経新聞
 日本を代表する民族学研究の拠点、大阪府吹田市の国立民族学博物館(民博)で3月に起きた火災は、写真撮影用の照明の光量を調整するため、電球を覆っていた和紙に引火したことが原因だったことが2日、関係者への取材でわかった。スプリンクラーは作動せず、職員らはバケツリレーや消火器で火を消し止めた。「展示物は燃えやすいものばかり。あわや大惨事だった」。昭和52年の開館以来、初めての事態に、民博は第三者による検証委員会と内部調査委を立ち上げ、防災マニュアルなども見直す方針だ。(井上浩平)
 「火事だ」−。入場を制限して展示を入れ替えていた民博本館の2階に職員らの声が響いたのは、3月3日午前10時半ごろだった。アイヌの文化コーナーにあったかやぶき家屋「チセ」から白い煙が立ち上り、焦げた臭いとともに瞬く間にフロアに充満した。
■バケツリレーで消火
 民博によると、炎がほとんど上がらなかったため、熱を感知しなかったのか、スプリンクラーは作動せず、職員らが消火器とバケツリレーで約30分後に火を消し止めた。負傷者はなかったものの、小学生の団体を含む来館者や職員ら約310人が屋外に避難する騒ぎになった。
 民博は、開館以来初めてとなる展示の全面リニューアルを平成20年から進めていた。その最終段階として昨年11月から同コーナーを改修し、3月17日から公開する予定だった。
 改修作業の完了を目前に控え、3日は午前9時ごろから外部の専門業者のスタッフ2人がチセ内部で資料用の撮影を行っていた。
 火災後の検証の結果、スタンド式の照明器具の光量を調整するため、電球の一部を覆っていた和紙が熱で発火。ちぎれて燃えながら宙を舞い、チセの屋根のかやに引火したとみられることがわかったという。
 スプリンクラーや感知器に異常はなく、消火活動にあたった吹田市消防本部も「防火管理体制に問題はなかった」としている。
 ただ民博では、世界各地から集めた資料をできるだけ間近に見てもらおうと、ケース内ではなく「露出展示」にこだわり、燃えやすい木製品や布製品などがその多くを占める。学術的に評価の高い豊富な展示は、防火面では弱点になり、消火が一歩遅れれば大惨事になる可能性があった。同館関係者は「大勢が来館する行楽シーズンだったらと考えるとぞっとする」と振り返る。
■一部閉鎖続く
 消火活動の影響で、アイヌの文化のほか中央・北アジア、日本の文化コーナーなど本館2階の展示場の一部は閉鎖され、リニューアルした展示の公開も6月中旬までずれ込むことになった。チセ以外に焼けた展示品はなかったが、消火器の薬剤が露出展示されていた多くの資料のすき間に入り込み、除去に時間がかかっている。
 チセ自体もアイヌ初の国会議員、故萱野茂さんが制作を監修した貴重な資料だったが、今後、萱野さんの親族らの協力を得てふき替え直すことになった。
 民博の別棟では2月から5月10日までの予定で、アイヌの首長を描いた貴重な絵画など蝦夷地をめぐる資料を集めた特別展「夷酋列像(いしゅうれつぞう)」を開催している。特別展は開催中だが、改修したアイヌの文化コーナーの同時公開はできなくなった。
 最寄り駅から初めて無料バスを運行するなど、集客に力を入れていただけに、展示担当者は「本館の常設展と合わせてアイヌ文化への理解を深めてもらいたかった」と残念そうに語る。
 検証作業を進める民博は、燃えやすい展示物のそばに消火栓を設置することや、異変をすぐに発見できるよう館内の監視カメラを増設することを検討している。
 民博の吉田憲司副館長は「館内には燃えやすいものが多く、潜在的な火災の危険性があることを改めて認識したい」と話した。
 ◆国立民族学博物館 昭和49年に設立された日本初の民族学・文化人類学研究のための博物館。施設は大阪府吹田市の日本万国博覧会跡地に建てられ、昭和52年に開館した。世界各地の民族の生活と文化についての標本や情報を収集し展示公開している。映像資料なども含め、所蔵品は100万点以上。初代館長は比較文明論で知られる梅棹(うめさお)忠夫氏。学界をリードする研究者たちが国内外から集まり、日本の民族学研究の中心的な役割を担っている。
http://news.biglobe.ne.jp/domestic/0403/san_160403_4603015992.html

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