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アイヌ文様?この棒知りませんか 小樽の仲川さん呼びかけ

2015-08-30 | アイヌ民族関連
北海道新聞 08/29 07:45

竜の文様が彫られた木製の棒を手に「古い物だと思う」と語る仲川文教さん
 【小樽】小樽で釣具店を営む仲川文教さん(60)が今春、竜の文様が描かれた古い木製の棒を市内にある実家の物置で見つけた。「アイヌ民族の祭具か、つえかもしれない」と小樽市総合博物館を通じて調べたが、確かなことが分からず「同様のものを知っている人は連絡してほしい」と情報提供を呼びかけている。
 棒は長さ約90センチ、直径約2~2・5センチで、縦長に竜が彫られている。うろこが一枚一枚細かく刻まれる一方、尻尾やひげは滑らかな曲線を描いている。今年3月、園芸用の支柱などと一緒に物置の隅に置かれているのを見つけた。自らもアクセサリーなどを製作する仲川さんは「曲面は彫るのが難しいのに手慣れた調子で彫ってあり、かなり上手」とみる。
 実家の母(87)は棒に関する記憶がなく「余市出身の祖母が生前よくアイヌ民族の話をしていた。祖母が入手したものかもしれない」と仲川さん。4月に同博物館に相談し、学芸員が道内の研究者などに照会したが「類似の物を見たことがなく、珍しいのは確かだが、アイヌ民族のものかどうか判断が付かない」などとして詳細は分からなかった。
 仲川さんは「不思議なものだが、大切にしたい。見覚えのある人は情報を教えてほしい」と話している。連絡は仲川さんが経営するカメヤフィッシングタックル(電)0134・22・0200へ。(市村信子)
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/area/doo/1-0173418.html

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