火星への道

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TEGAへの第2回目のサンプリング準備

2008-07-21 13:21:26 | Phoenix
日本時間21日13時08分/火星時間SOL56.04.15でした。少し誤差あるでしょうが。
そして今日の早朝に以下のテストが行われるとの事です。日本で見ていると、今日の早朝とか言われても実際は何時なんだかピンと来ませんね。SOL56とは、Phoenixが着陸してから経過した火星日です。だからあと1-2時間で始まると考えるといいんでしょうね。そう思うと結構、臨場感でますよ。

アリゾナ大の発表

http://phoenix.lpl.arizona.edu/news.php

NASAのフェニックス火星ランダーを運用しているチームは、今日第2回目のより大きなテストを実施するよう指示する計画である。それは、凍った地面を削ってサンプルを集めるために自動やすりを使用する今までより大規模なテスト。

予定のテストは、後日に同様のサンプルをフェニックスのTEGAのオーブンのうちの1つに入れるための準備です。オーブンを持った装置(Thermal and Evolved-Gas Analyzer(TEGA))は、浅い溝に露出した固い層が科学者が予想した通り、本当に水の氷が豊富かどうか調べて、そして極寒の土地でいくつかの他の成分を特定するのに用いられます。

今日計画されるテストは、7月15日に火星で最初にやすりを使用した初テストとはいくつかの点で異なります。

「最初に、我々はやすりで削る前にその場所をこすります。そして、サンプリングのために新しい表面を露出させます」と、NASAのジェット推進研究所、パサデナ、カリフォルニア、フェニックスロボットアームチームのためのエンジニアのリチャードボルピー(Richard Volpe)が言いました。「次に、我々は続けて4回やすりをかけます。以前の2倍です。第3に、スコップは、できるだけ多くのものを拾うために、やすり穴の前後を掬います。」

テスト地域は深さ約5センチメートル(2インチ)の溝の底にあります。そして、非公式に「白雪姫」と呼ばれてます。そして、そこはTEGA器具のために氷のサンプルを得るため計画された場所でもあります。チームは素速くサンプルを集めて、供給することが出来るよう確実を期してます。そして、物質がオーブンの中に封じ込められるまでの間に蒸発によって失われる氷の量を最小にするために火星の早朝に、行われます。今日の計画は、スコップに残ったサンプルが7時間の間でどんな変化をするかについて調べるためRobotic Arm Cameraを使うことを含みます。

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