火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

第6週の報告です。少し遅れて発表されたのが気がかりです。

2009-05-17 22:20:49 | 520MARS


今回は、Cyrille Fournierの番ですね。上の写真は、Oliverに対抗して花の絵をCyrille が自分のガールフレンドのために描いたそうです。
5/12の日付ですが、私が見つけたのは金曜日でした。毎日チェックしていたのですが、見落としでしょうかね。
いつものペースだと日本時間で火曜日頃に発表があったので心配してました。
内容的にも後半でシャワーがないことについて長く述べてますので、少しストレスが溜まってきたかと・・・。

詳細は、下記にて
http://www.esa.int/SPECIALS/Mars500/SEMBWLZVNUF_0.html

かなりいろいろストレスを掛けて生理的状況を測定してますね。
その中の一つは、ベルギーの医師と科学者のグループによって提案されたESA承認の実験で、監禁と隔離の効果を生理的な側面から評価するものとのことです。
天候や外的原因そして生活環境が原因で心的状態がいかに影響を受けるか、また、これらの要素が生理的状況に影響を及ぼす可能性があります。
心臓の鼓動、血圧、静脈、動脈またはいくつかの器官の状態が影響を受けるかもしれません。脳と身体がどう非常に密接にリンクされ、それをどう反映しているか評価することになります。
この実験のために、自分達で全身に超音波走査を実行しているようです。
この超音波調査は、自分たちの臓器を'読ん'で、専用スクリーンに実況で画像を表示するとのこと。臓器のライブが見れるといってますね。面白い!
心臓、腎臓、門脈そして3つの動脈(首とひざの後ろそして鼠蹊部にある)をスキャンしているそうです。これらの測定の全ては、記録され、その実験の担当医師へ送られている。彼らは、生理的データの変化と被験者の心的状態と生理的状態の変化を関連付けることで、身体がどのように環境ストレス、または、異常な状況に反応するのかを理解する情報を得られることでしょう。

これは、宇宙旅行者の利益になるだけではなく、地球でも役に立つと言ってます。
閉鎖環境で働いている人々、例えば抗夫、船員など。また、事故によってビルやトンネルのような閉鎖空間に閉じ込められた人々などを救助する際に、救助隊は、救助する対象の人々がどんな心理的及び生理的状態に置かれているか予測できることで正しい対応が取れることが期待されると言ってますね。

それにしても、シャワーは何とかしてやりたいものですね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする