大きいサイズは、ここ
1月4日のMarsTodayによりますとMROのHiRISEがSanta Mariaクレーターの南西の縁にいるOpportunityを捉えていました。
昨年の12月31日に撮られたものです。
クレーターの底に砂丘が模様を作っているのが見えますね。深さはどのくらいなんでしょうか?
Santa Mariaクレーターの南西部には、MROのCRISMのデーターから硫酸塩水和物があることが示されているそうです。
そして、フィロケイ酸塩やミネラルを含んだ粘土の存在が予想されています。
そのことから、後の硫酸塩の強酸性の環境よりも生命が存在しやすい湿った環境の時代があったと信じられています。
どうも合の時期をSanta Mariaクレーターの調査に使うようです。真面目にやりますね。
その後は、Endeavourクレーターの南西部を目指して移動するとのこと。
頑張れ!Opportunity!
①Santa Mariaクレーター
直径90m
比較的新しいが内部に砂丘が積もる程度には古いとのこと。
Meridiani平原に位置し、Endeavourクレーターから約6km離れている。
GoogleMARSにも載ってませんでしたので正確な位置情報は、ありません。
②ケイ酸塩には下記の種類があります。Wikipedia
・ネソケイ酸塩鉱物(四面体単体) — [SiO4]4−、カンラン石類、柘榴石類など。
・ソロケイ酸塩鉱物(四面体2量体) — [Si2O7]6−、ベスブ石、緑簾石類など。
・サイクロケイ酸塩鉱物(環状) — [SinO3n]2n−、緑柱石、電気石類など。
・イノケイ酸塩鉱物(単鎖状) — [SinO3n]2n−、輝石類など。
・イノケイ酸塩鉱物(2本鎖状) — [Si4nO11n]6n−、角閃石類など。
・フィロケイ酸塩鉱物(層状) — [Si2nO5n]2n−、雲母類や粘土鉱物など。
・テクトケイ酸塩鉱物(3次元網目状) — [AlxSiyO2(x+y)]x−、石英、長石類、沸石類など。
③フィロケイ酸塩については、こんなサイトもありました。
ロマンですね。