アメリカの突然の離脱によって危ぶまれていたExoMarsは、ロシアの参加を得て生きながらえた模様です。
詳しくは、SpaceNewsとMarsDailyにて
SpaceNewsは、space-libraryさんから教えていただきました。
しかしながら、ミッションは2016年と2018年を一体として実施することで成果が得られるものです。
2016年のミッションは、実施に向けて動き出しましたが、資金面での課題が引き続き残された形でEU19カ国内で調整をしつつ、資金獲得に知恵を絞る必要があることに変わりは無いようです。
ESAは、ExoMarsの予算を10億ユーロ獲得していますが、EU各国から8億5千万ユーロの確約しか得ていないのが実情です。
更にNASAの撤退によって予算総額は、12億ユーロとなることが予想されています。
全世界の経済状態が悪い中で厳しい状態が続くことに変わりはありません。
でも、とりあえず2016年のミッションは、青信号が点灯した訳で、ESA本部は、スケジュールの点検に入っています。
このミッションは、Thales Alenia Space(フランスとイタリア)が主導しています。
また、ExoMarsはESAによる有人火星探査を目指すAurora計画の一環で計画されたものです。Wikipediaは、こちら
2016年には、周回機と着陸機。
2018年には、着陸機2機の構成となってます。
生命の探査のほか2020年代にサンプルリターン計画があり、更に有人探査を視野に入れた調査となる模様です。
当面のミッションのタイムラインは、以下の通り。
2012年
March - April : Mission concept review concluding on the joint Rover architecture
March : Preliminary Design Review of the DREAMS payload - kick off
January : Study completion on the possible cooperation with the Russian Space Agency
2016年、2018年の打上を目指して粘り腰を発揮して欲しいものです。
日本の参加も考えてみましたが、当面日本は、MELOS計画をしっかりやって技術者の育成に繋げるのが良いと思います。
それにしてもロシアの参加は、PHOBOS-GRUNTの失敗と関連あるのではないでしょうか?
ミッション中止によって予算も人員も余裕が出た訳でしょう。
今度は、プロトンロケットを使用するということですので火星までしっかり届けてくれることを期待しましょう。
詳しくは、SpaceNewsとMarsDailyにて
SpaceNewsは、space-libraryさんから教えていただきました。
しかしながら、ミッションは2016年と2018年を一体として実施することで成果が得られるものです。
2016年のミッションは、実施に向けて動き出しましたが、資金面での課題が引き続き残された形でEU19カ国内で調整をしつつ、資金獲得に知恵を絞る必要があることに変わりは無いようです。
ESAは、ExoMarsの予算を10億ユーロ獲得していますが、EU各国から8億5千万ユーロの確約しか得ていないのが実情です。
更にNASAの撤退によって予算総額は、12億ユーロとなることが予想されています。
全世界の経済状態が悪い中で厳しい状態が続くことに変わりはありません。
でも、とりあえず2016年のミッションは、青信号が点灯した訳で、ESA本部は、スケジュールの点検に入っています。
このミッションは、Thales Alenia Space(フランスとイタリア)が主導しています。
また、ExoMarsはESAによる有人火星探査を目指すAurora計画の一環で計画されたものです。Wikipediaは、こちら
2016年には、周回機と着陸機。
2018年には、着陸機2機の構成となってます。
生命の探査のほか2020年代にサンプルリターン計画があり、更に有人探査を視野に入れた調査となる模様です。
当面のミッションのタイムラインは、以下の通り。
2012年
March - April : Mission concept review concluding on the joint Rover architecture
March : Preliminary Design Review of the DREAMS payload - kick off
January : Study completion on the possible cooperation with the Russian Space Agency
2016年、2018年の打上を目指して粘り腰を発揮して欲しいものです。
日本の参加も考えてみましたが、当面日本は、MELOS計画をしっかりやって技術者の育成に繋げるのが良いと思います。
それにしてもロシアの参加は、PHOBOS-GRUNTの失敗と関連あるのではないでしょうか?
ミッション中止によって予算も人員も余裕が出た訳でしょう。
今度は、プロトンロケットを使用するということですので火星までしっかり届けてくれることを期待しましょう。