NASAの3月28日の発表によりますと、Galeクレーターの中の約5kmの高さの山(堆積層)にミッションの国際プロジェクト科学グループ(the mission's international Project Science Group)が Mount Sharpと名付けたとのことです。
由来は、地質学者のRobert P. Sharp (1911-2004)さんに因んだとのこと。
Robert P. Sharpさんは、惑星科学の創始者で教育家でかつNASAの初期の火星探査チームのメンバーであった人です。
この人です。
どっしりとした冷静沈着な人柄に見えますね。
Mount Sharpは、Galeクレーターの底部から約5kmの高さがあり、多様性に富んだ厚い層序断面が観測可能です。
層序とは、地層の重なる順序と言うことです。
その断面を調査することで、そこがどのような変化をしてきたかという歴史を知ることが出来るわけです。
Galeクレーターは、1970年代に火星軌道上から発見されていましたが、いよいよCuriosityが直接調査することとなります。
Mount Sharpがどのように形成されたのかは、分かっていません。
水が関与していることが推察されています。
地下水が見つかるかもしれません。
生命が存在していたかどうか・・・期待が高まります。
下図は、Curiosityの着陸予定地点(黒い楕円)及び探査ルート(青線)を示したものです。
着陸地点は、20km×25kmです。約1tのCuriosityを軟着陸させるのには、かなり狭いターゲットですが、スカイクレーン方式と言う新しい方式を採用したことによって可能となったのです。
このスカイクレーン方式は是非成功して欲しいと思っています。
スカイクレーン方式を使いこなせれば、もっと色々なところへ探査機を送り込めるようになります。
上記の画像は、ESAのMars Express搭載のthe High Resolution Stereo Cameraの合成高さデーターとNASAのMars Reconnaissance Orbiterのthe Context Cameraの画像そしてViking Orbiterからの色情報を使って造られているそうです。
歴史を感じますね~
早く、Curiosityからの生画像を見たいものです。
下記は、地球上の山とMount Sharpを比較したものです。
詳しくは分かりませんが、地球上の山より緩やかな傾斜です。
風化や浸食が地球と比べて弱い為でしょうか?
由来は、地質学者のRobert P. Sharp (1911-2004)さんに因んだとのこと。
Robert P. Sharpさんは、惑星科学の創始者で教育家でかつNASAの初期の火星探査チームのメンバーであった人です。
この人です。
どっしりとした冷静沈着な人柄に見えますね。
Mount Sharpは、Galeクレーターの底部から約5kmの高さがあり、多様性に富んだ厚い層序断面が観測可能です。
層序とは、地層の重なる順序と言うことです。
その断面を調査することで、そこがどのような変化をしてきたかという歴史を知ることが出来るわけです。
Galeクレーターは、1970年代に火星軌道上から発見されていましたが、いよいよCuriosityが直接調査することとなります。
Mount Sharpがどのように形成されたのかは、分かっていません。
水が関与していることが推察されています。
地下水が見つかるかもしれません。
生命が存在していたかどうか・・・期待が高まります。
下図は、Curiosityの着陸予定地点(黒い楕円)及び探査ルート(青線)を示したものです。
着陸地点は、20km×25kmです。約1tのCuriosityを軟着陸させるのには、かなり狭いターゲットですが、スカイクレーン方式と言う新しい方式を採用したことによって可能となったのです。
このスカイクレーン方式は是非成功して欲しいと思っています。
スカイクレーン方式を使いこなせれば、もっと色々なところへ探査機を送り込めるようになります。
上記の画像は、ESAのMars Express搭載のthe High Resolution Stereo Cameraの合成高さデーターとNASAのMars Reconnaissance Orbiterのthe Context Cameraの画像そしてViking Orbiterからの色情報を使って造られているそうです。
歴史を感じますね~
早く、Curiosityからの生画像を見たいものです。
下記は、地球上の山とMount Sharpを比較したものです。
詳しくは分かりませんが、地球上の山より緩やかな傾斜です。
風化や浸食が地球と比べて弱い為でしょうか?