MarsOneの応募者は、2万人を超えるまでになっているようです。
日本からは、今のところ二人ですね。
クルーの選抜は、以下の通りです。
1.候補者の中から、MarsOneが適性がないと判断した人々を省きます。
2.次に、それぞれの地域にいる選考委員3人による面接が行われ、そこでさらに選考が行われます。
3.各国での選考になります。ここではそれぞれの国民にも参加してもらい人選します。
この段階で、自国の大使として火星に送りたいかどうかを、決めてもらう。
国民で1人選び、MarsOneでも1人選びます。
そして各国から2人が、今度は国際選考に進みます。
4.国際選考では、2015年から2018年までの間に4人のグループを6から12組選び、彼らを訓練するという方法をとります。
できるだけ多様な国の参加者から成るグループを目指し、互いにうまくやっていけるチームであるかどうかも判断する。
5.2022年に、第1回のミッションに参加する飛行士チームを選ぶ。
詳しい内容は、Bas Lansdorpさんのインタビュー記事に書かれています。
事務局は、Mars Oneについてどう評価してよいか迷っていますが、惑星協会のEmily Lakdawallaさんがブログで下記のように言ってますので、参考にしたいと思ってます。
大変冷静で公平な態度だと思います。見習いたいものです。
彼女は、4月22日のMars Oneの記者会見で司会を務めました。以下、Emilyさんのブログの引用です。
*わたしは、彼らが誰か、また、何を遂行しようとしているかMars One自身に説明させたいと思っています:
「Mars Oneは、私たちが繁栄し学習し、成長する永久の居留地の基礎を設立するために2023年に火星に人を送り込む非営利事業体です。
Mars Oneは、最初の乗組員を送り込んむ前に、その後2年毎に宇宙飛行士を送り込むことが出来る居住可能な居留地を確立するつもりです。
これを遂行するために、Mars Oneは、完全に既存の技術に基づいた正確で現実的な計画を立てました。
それは、宇宙探査での既存のサプライヤーおよびエキスパートの統合による活動で、経済的に論理的に実現可能です。」
*22日の記者会見は、宇宙飛行士選択プログラムの発表を含むでしょう。
Mars Oneのホームページ上にこの関係のヒントがあります:
「私たちは、このミッションに多くの人が参加することを期待してます。
あなた達と私たちのビジョンの共有によって、私たちの支援によって、恐らく、あなた自身が火星の宇宙飛行士となることでしょう。」
*私はウェブ放送された動画をブログに載せています。出席者は、以下の通りです:
Bas Lansdorp, Co-Founder and CEO, Mars One
Gerard 't Hooft, Nobel laureate and Ambassador of Mars One
Norbert Kraft, Chief Medical Officer, Mars One
Grant Anderson, Sr. VP Operations, Chief Engineer and Co-Founder, Paragon Space Development Corporation
Bryan Versteeg, Mission Concept Artist, Mars One
*惑星協会は、Mars Oneのスポンサーではありません。
しかし、私たちは、このような活動を評価します。
私たちは、非常に多くの私的に資金提供された組織が宇宙に人間を行かせることに目標を定めるのを見て大いに喜びます。
また、私たちは、彼らが成功することを望みます。