12月20日のWhat'sNewによりますとCuriosityのsoftwareの3回目のアップグレードが無事完了しました。
11月7日に一度試みましたが、その時はリセットに見舞われました。
当ブログ「原因は・・・解明中」でお伝えしています。
アップグレードに約1週間掛かったそうですが、ver.10からver.11に変更されたことでCuriosityの継続的な能力を向上させました。
・Curiosityが傾斜面でロボットアームを使用する為の機能を拡張します。
・夜間の自律走行のための一晩中の情報を記憶する為の柔軟性を向上させました。
今後は、ホイールの損傷を詳細に調査するのに時間を使うとのことです。
ホイールの損傷は、Curiosityが走行してきた荒れた地形に相関していると考えています。
Curiosityは、車輪に大幅な損傷を受けても走行能力には、問題ないように作られていますが、出来るだけ損傷を減らすような走行計画を検討したいとのことです。
当ブログ「足元に不安?それとも、1マイル走破の勲章?」でお伝えしています。
下図は、Sol477(日本時間 12月9日)に5.3m移動後にNavCamで撮影されました。総移動距離は、4.61kmとなりました。
10月以来、Curiosityが走行してきたのは、岩が点在するかなり荒れた地域でした。