今晩、皆既月食を見ることが出来ましたか?
月が火星色になっている様子・・・
事務局のところでは、部分月食までは見ることが出来ましたが、その後は雲にさえぎられてしまいました。
残念です。
さて、火星では、Comet C/2013 A1 Siding Springが10月19日11:27 PDT(日本時間10月20日03:27)に最接近します。
最接近距離は、約139,500kmです。(地球と月との平均距離は、384,400kmなので、その約半分となります。)
そのときの彗星と火星との相対速度は、201,600km/時(56km/秒)です。
NASAでは、現在火星で活動中のCuriosityやOpportunityも含む多数のNASA資産の総力を挙げて彗星の観測を計画しています。
この観測は、彗星の観測はもちろん火星大気への影響も含まれています。
その説明会が10月9日11時 PDT(日本時間10月10日 3時)に行われます。
パネリストは、以下の通りです。
・Jim Green, director, Planetary Science Division (PSD), NASA Headquarters, Washington
・Kelly Fast, program scientist, PSD
・Carey Lisse, senior astrophysicist, Johns Hopkins University Applied Physics Laboratory, Laurel, Maryland
・Padma Yanamandra-Fisher, senior research scientist, Space Science Institute, Rancho Cucamonga Branch, California
説明会は、NASA本部で行われ、NASA_TVやwebで生中継されます。
Comet C/2013 A1 Siding Springについては、以下のサイトで詳しくご覧になれます。
http://mars.nasa.gov/comets/sidingspring