What'sNewに彗星 C/2013 A1 Siding Springの情報がアップされていました。
いよいよ彗星が10月19日11:27 PDT(日本時間10月20日03:27)に火星に最接近します。
この彗星は、オールトの雲からやって来る遠来のお客様です。
それも、今までになく近距離で、多くの科学機器(Opportunity、Curiosity他)によって観測することが出来るオールトの雲からの贈り物となります。
彗星C/2013 A1 Siding Springは、太陽系内部に入ってくるのが初めてなので、初期の太陽系への手がかりの新鮮な情報源を供給してくれるでしょう。
その説明会が10月9日11時 PDT(日本時間10月10日 3時)に行われましたが、ご覧になりましたか?
事務局は、風邪を引いてしまいダウンしており見れなかったので、本日Ustreamで見ました。
彗星の火星接近の様子は、地球から南半球で、双眼鏡などでも観測できるようです。
NASAでは、あらゆる機器を総動員してこの彗星を観測する科学艦隊を準備しています。
下図は、利用される科学艦隊のリストです。
OpportunityやCuriosityがどのような画像を見せてくれるか?
ワクワクします。
Comet C/2013 A1 Siding Springについては、以下のサイトで詳しくご覧になれます。
http://mars.nasa.gov/comets/sidingspring