12月22日InSightのニュースで、NASAは、打上げ延期を発表しました。
http://insight.jpl.nasa.gov/newsdisplay.cfm?Subsite_News_ID=38476
理由は、SEIS(地震計)の真空シールの不良です。
今年の初めには、解決されていた真空化の問題が再発したようです。
月曜日に極低温(マイナス45℃)でのテスト中に真空を保持できなくなりました。
詳細は、不明ですが、来年3月の打上げまでには、解決できないと判断し、打上げ延期を決断したとの事です。
次の打上げチャンスは、2018年5月頃となる見込みです。
12月16に、カリフォルニア州バンデンバーグ空軍基地に運ばれた宇宙船は、デンバーのロッキードの施設に返されます。
残念!
SEISです。
ただ、NASAの担当者は、このようなことは過去にもあり、その結果、確実な成果を得て来ている。今後とも火星探査を推進していく方針に変更はないと言ってます。
Curiosityも打上げ延期がありましたが、その結果、Galeクレーターで大活躍してますね。
当ブログの2008年12月7日 「え!え!延期~」をご覧ください。
がっかりしましたが、確実な成果に繋がることを期待して、次のチャンスを待つことにしましょう!