火星への道

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シリカがなぜ多量に存在するのか?_①

2015-12-26 00:04:48 | MSL

12月17日のWhat'sNewでMarias Pass、Bridger BasinからBagnold Duneに至る場所でシリカが豊富に存在することの謎に迫っています。
Sol1196(12月18日)のCuriosityの位置は、下図のとおりです。

下図は、特にシリカが豊富だったBuckskinとBig Sky、Greenhornの場所です。

下図は、Sol992(2015年5月22日)にMastCamでMarias Passの砂岩と泥岩の接触している箇所を撮影したものです。

下図は、Sol992にNavCamでシリカに富んだ調査対象「Elk」を撮影したものです。
「Elk」には、ChemCamの分析結果で約80%のシリカが検出されました。

下図は、画像の差渡しが約7cmで、「Elk」のChemCamでの分析痕を示しています。 

下図は、Sol1083(8月23日)にMarias Pass と Bridger Basinの間でNavCamによって撮影されました。
Stimson formation 砂岩での変色破砕帯の画像です。


下図は、Sol992にNavCamで作成したMarias Passのパノラマ画像です。

下図は、Sol1092(9月2日)にMastCam_右で撮影されたものです。
暗いトーンの岩盤に対してハッキリとした水平の境界が確認できます。

 
以上が、 Marias Pass と Bridger Basinの間のシリカの豊富な場所を示したものです。

次回は、分析結果について報告します。

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