ESAのExoMarsが6月13日に火星を撮影しました。
約5億kmの旅程のほぼ半分の位置から火星を撮影しました。
火星とExoMarsとの距離は、約4,100万kmでした。
6月13日の火星と地球との距離は、77,519,155kmでしたが、ExoMars搭載のカメラの性能から下図のような画像でした。
ハッブル望遠鏡はもちろん地球上の天体望遠鏡が撮影した画像にも劣ることを認めています。
でも、ミッションにとって大切なマイルストーンですし、10月にはもっと素晴らしい火星の画像を送ってくることでしょう。
TGO's first image of Mars. Credit: ESA/Roscosmos/ExoMars/CaSSIS/UniBE
火星撮影の他、各機器のチェックを実施していますし、7月28日には、軌道修正が予定されています。
下図は、上図の画像を惑星協会のEmillyさんが画像処理したものです。
これなら各天文台などが撮影している画像と比較しやすいですね。
Credit: ESA / Roscosmos / ExoMars / CaSSIS / UniBE / Emily Lakdawalla