7月21日のWhat'sNewによりますと、Curiosityが自分で調査対象を選んで調査を行ったとのことです。
Curiosity自身の初めての判断で選ばれた調査目標は、下図左の黄色のポイントです。
ここをChemCamのレーザーで調査した痕が右図です。
今までは、Curiosityが送ってくるNavCam画像を地球で見てから、どこを調査するか指示してました。
これからは、自動でNavCamの画像からAEGIS softwareを使用して調査対象を選んで、実行できます。
これで、ルーティーンな調査をCuriosityに任せられることになるので、時間を有効活用できるようになりますね。
Curiosityが自動で調査した結果を見て、必要なら戻っても良い訳です。
*AEGIS(for Autonomous Exploration for Gathering Increased Science)は、NASAのJPLで開発されたものです。すでにOpportunityでも使用されていますが、さほど頻繁には使われていないとのことです。
Curiosityは、火星に来てからもうすぐ丸4年になります。
その間にChemCamのレーザーで調査した対象は、1,400以上で、その目標に向かって浴びせたレーザーショットは、35万ショット以上だそうです。
(凄い!)