あたかも7月31日の大接近に合わせる様に、5月30日に発生が確認され、急速に全球規模となった今回の砂嵐が収束に向かう!
NASAがOppoutunityの更新情報で「砂嵐の終わりの始まりだ!」と報告しています。
JPLのニュース:https://www.jpl.nasa.gov/news/news.php?feature=7155
まだ、Opportunityからの連絡は入ってませんが、ローバーチームは、2007年の砂嵐から復活したOpportunityに期待しています。
砂嵐収束の情報は、7月23日この砂嵐を研究している科学者からの報告「巻き上がるダスト量より舞い落ちるダスト量のほうが多い」と言うものでした。
このことは、火星周回機やCuriosityからのデーターと合致することから今回の砂嵐が収束に向かい始めたことが確認されました。
・NASAの周回機から「火星の中層大気の温度上昇が止まった」という報告。
・地上のGaleクレーターで活動中のCuriosityから「上空のダスト量が減少している」という報告。
Space.comの記事:https://www.space.com/41302-mars-dust-storm-dying-down.html?utm_source=notification
下図は、2016年と2018年の火星接近画像です。
https://www.nasa.gov/image-feature/goddard/2018/mars-oppositions-2016-and-2018
*いよいよ来週の火曜日、7月31日が火星大接近です。
31日の天気予報は、台風一過となる見込みですが、今週末の台風12号の動向が気になる状況です。
地球の嵐の情報にも注目しなくてはならない事態です。