火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

ロシアが動いていた!!

2019-10-05 11:14:14 | 火星への入植

ロシアがいよいよ動き出しているようです。
Anastasiaさんの「月日記」を読むと、現在、モスクワのIBMP (the Institute of Biomedical Problems)で月着陸を想定した閉鎖実験が行われています。
ミッション名は、‘SIRIUS’ (Scientific International Research In Unique terrestrial Station)となっています。
約4ケ月の閉鎖実験のようです。
参加メンバー:IBMPとNASAヒューマンリサーチプログラムの共同プロジェクトで、ドイツ、フランス、イタリアのパートナーが参加しています。
なんと!!!!ロシアとアメリカの協力関係が宇宙分野で・・・
目的:隔離に関連し、限られたスペースに制限される問題を研究するために、長期的な人間の宇宙飛行をモデル化することを目的として行われます。 

月面への船外活動も行われていますね!
二人の宇宙飛行士がアポロ11号のニール・アームストロングとバズ・アルドリンの役割を引き受けてシュミレーションしたそうです。
RUSSIA BEYONDの9月11日の記事
https://www.rbth.com/science-and-tech/330952-lunar-orbit-moscow

Anastasiaさんの記事は、分かりやすいですね。
IBMPの様子もリニューアルされていてMARS500の時より写真が多くて楽しいです。

MARS500後の計画で男女混合のチームで行うことが下記の通り発表されていましたが、ロシア情報が掴みにくく気が付きませんでした。
下記の記事にある閉鎖実験スケジュールからすると、当初の「2017年 4ケ月閉鎖実験」に当たるのでしょうか?

当ブログ「男女混合で閉鎖実験とな!」2015.8.16でお伝えしてます。
この時の発表では、日本人も候補になっていたようでしたが・・・
https://blog.goo.ne.jp/japanmarssociety/e/a7b5488b677661f67ec69ba0b9071ae0


「月や火星そして他の惑星への有人探査のシュミレーションのための閉鎖実験を2016年から2020年の4年間を掛けて、男女混合のチームで行う予定。」
スケジュールは、以下のとおり。
2016年から2017年 : 14日間の実験を2回
2017年          : 4ケ月の実験 
2018年          : 8ケ月の実験
2019年から2020年 : 12ケ月の実験 

MARS500が懐かしいです!!
MARS500は、Anastasiaさんいる同じ場所、モスクワのIBMPで2010年6月3日から2011年11月4日までの520日間、男性6人で実施された閉鎖実験のことです。
当ブログのカテゴリー「MARS500」である程度お伝えしています。
https://blog.goo.ne.jp/japanmarssociety/c/c37b017b484311cad6219b6bcb0e23de

コメント
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