映画「オデッセイ」が10月2日からアメリカで公開されています。
最初の遭難の設定が火星ではありえないとか言われていますが、総じて評価は、高いです。
身内の発言が多いのかもしれませんが、日本での公開が待ち遠しいですね。
*日本では、2016年2月5日から全国ロードショーです。オフィッシャルサイト
主人公のマーク・ワトニーが取り残されることになったAres3の着陸地点がMRO(マーズリコネッサンスオービター)のHiRISEの画像で公開されています。
小説での位置は、北緯31.2°、西経28.5°ですが、微妙にずれています。
HiRISEのサイトでは、Ares3のハブが見えないのは、到着前だからと洒落ています。
下図が2015年4月8日に撮影されたもので、火星時間で14:10です。ESP_040776_2115
位置は、北緯31.380°、西経28.629°です。
下図は、2015年5月17日に撮影されたもので、火星時間で14:01です。ESP_041277_2115
赤と青のめがねを使うと立体に見ることが出来るそうです。
位置は、北緯31.384°、西経28.633°です。
10月5日のMarsTodayでも記事になっています。
ちなみに「オデッセイ」は、2014年3月、ヨルダンのワディ・ラムで撮影が行われたとの事です。
下図は、ワディ・ラムの地形です。
マリネリス峡谷に迷い込んだような気分になりますね。