6月30日のMrasTodayによると火星の赤道付近のAthabasca Vallesで数百万年前に液体の水が存在した形跡が有ることが分かったそうです。MRO搭載のHiRISEによる画像(08年7月19日)からの成果です。
"Earth and Planetary Science Letters."で発表されました。
発表者は、Matthew Balmeさんです。
(Planetary Science Instituteの研究者でイギリスのオープン大学の研究員)
火山で形成された地形が水の凍結と溶解により膨張と収縮のサイクルを繰り返すことで出来る典型的な地形だそうです。地球上でも良く見られる地形とのこと。
詳細は、下記にて
http://www.marstoday.com/news/viewpr.html?pid=28614
詳細は、下記にて
http://hirise.lpl.arizona.edu/PSP_009280_1905
この画像によると、尖がった形をしている崖(狭くて、拍車のような岬がある)から水の流れたチャンネルがみられます。崖の下で瓦礫が流され、小山土石流扇状地で終わってます。
6月20日のブログでお伝えしたのは、初期の火星での水の存在時期が3億年ほど伸びたということでしたが、場所によってはかなり長い期間水が存在したことが期待できるかもしれないですね。