1月16日、ESAのMars ExpressのページでBeagle-2が発見されたことが発表されました!
発見したのは、NASAのMROでした。
凄い!無事に着陸していたようです。
下図は、NASAのMROによる画像です。
下図は、拡大図です。
下図のとおり、本体以外にパラシュートと後部カバーも発見されていますね。
Beagle-2は、2003年12月19日に母船から離されて火星大気圏に突入しました。
その後、NASAも協力してBeagle-2を探しましたが、見つからなかったのです。
ところが、着陸予定地のIsidis平原で、しかも着陸予定範囲の中心から5km離れたところで ソーラーパネルを一部展開した状態で見つかったのです。
軟着陸に成功していたと思われます。
では、なぜ通信が繋がらなかったのでしょうか?
実は、Beagle-2では、ソーラーパネルが展開することで通信アンテナが露出する仕組みになっていたのです。
ソーラーパネルの展開が不十分に終わったことが通信不能の原因となったようです。
しかしながら、Beagle-2が無事に軟着陸を果たしたということが分かり、2016年と2018年に計画されているExoMars計画の弾みになると、ESAでは喜んでいますね。