11月29日のESAから送られてきた素晴らしい画像は、TGO(Trace Gas Orbiter)のこれからの活躍を期待させるものでした。
現時点では、火星軌道を下図のとおり楕円軌道で周回しています。
最終的には、来年1年間をかけて400kmの円軌道を周回することになります。
現在は、楕円軌道の特徴で最接近時235kmとかなり低空を飛行しています。
今回の最接近時は、マリネリス峡谷のHebes Chasma地域の上空だったそうです。
Credit: ESA/Roscosmos/ExoMars/CaSSIS/UniBE
また、CuriosityのWhat'sNewによりますと、TGOに搭載しているNASA radioと火星上のローバー(Curiosity、Opportunity)2機との通信に成功したとのことです。
これで、火星-地球間の通信ネットワークが補強されたことになりますね。