12月23日にハイビジョンBSジャパンで「古都の十二色」(21時~22時55分)の放映があった。京都、奈良、鎌倉の古都ならではのゆかしい色彩表現、美意識をテーマにした番組で実に画像が綺麗だったので十二色を画像にしてみた。
感心したのは、色の材料に想像外の植物、鉱物が用いられていることで、例えば胡粉にはイタギガキの貝殻が使用されている。
また、十二色のうち瑠璃色は格別で世界で3点といわれるうちの1点、国宝「曜変天目茶碗」の瑠璃色は、窯の中で自然に変化して出来るそうで未だに再現できないそうだ。
墨 (すみ) 紅(べに) 深紫(こきむらさき)
梔子(くちなし) 瑠璃(るり) 胡粉(ごふん)
刈安(かりやす) 緑青(ろくしょう) 朱(しゅ)
柿渋(かきしぶ) 臙脂(えんじ) 藍(あい)