先日の夕食のときのことだった。
冷蔵庫を開けてから「あれっ、焼酎に入れるレモンを置いていたはずなんだけどなあ・・」
すると「アッ、ごめん、もう料理に使っちゃった」
「・・・・」
片や、しがない「年金暮らし」、片や「バリバリの現役」とでは立場と発言権に微妙な差があるのは否めない。つまり最初から劣勢に立たされているというわけで、ま、いっか~(笑)。
この頃ようやく我が家の猫の額ほどの庭に植えている「カボス」の球が膨らみつつあるのでレモンなどの酸っぱい柑橘系の出番が無くなるのでついうれしくなる。
周知のとおり、カボスは大分県の顔ともいえる特産品である。
9月から本格的な収穫の時期になるが遠方の知人に送るとみんな喜んでくれるし、とりわけ奥様方に人気があるようだ。
昨日のこと、待ち遠しい思いとともにどれどれとカボスを1個採ってみた。
まだ小粒だけど、輪切りにして絞ってグラスに垂らし込んだところ少量だったけど酸っぱい香りがふわっと漂ってきて美味しく呑めたのでこれからはこのスタイルでもいけそう。
そういえば裏側の家からもカボスが付いた枝が我が家の庭に侵入してきている。独り暮らしのご老人は現在入院中で「いつでも好きなだけ取ってください」とお許しを得ているので、今年は「あらわざ」(芋焼酎)の出番が増えそう(笑)。
飲食の話題になったので、ついでに関係する本の紹介を~。
何しろ「がん、認知症、生活習慣病は食事で防げる」という見出しが図書館の新刊書コーナーで踊っていたのが目に入った。とても分厚い本である。
この種の本はこれまで「見出し」の割には内容がサッパリというのが多いのであまり期待せずに目を通したが、まあ可もなく不可もなしという感じだった。
かいつまむと、人間には健康を守るために備わった仕組みが5つあるという。
1 血管新生(血管の正常な生まれ変わりが病気を防ぐ)
2 再生(体をつくりなおす「幹細胞」を働かせる)
3 微生物叢(そう)(あなたの体を守る細菌を養う)
4 DNA保護(「設計図」を守る三つのシステム)
5 免疫(私たちの体を守る兵士たち)
これら5つの観点から、それぞれ有益な食べ物を紹介してあったが、膨大な食べ物が羅列してあって挙げるとキリがないので省略。
結局、何ら偏ることなくいろんな食べ物をまんべんなく採ればいいというのが結論で、「学問に王道なし」に倣って「健康づくりに王道なし」というわけです。
まあ強いて挙げるとすれば5つの項目に亘って登場していた目ぼしい食べ物といえば「赤ワイン」「大豆食品」「魚介類」「トマト」「ココア」「野菜類」「柑橘類」といったところですかね。
おっと、ウォーキング後の冷たい「ビール」もいいと思うんだけどなあ・・、今や「生き甲斐」になりつつありますぞ(笑)。
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